日本野球界のメジャーリーグ参入発言について。

テリー伊藤氏が日本のプロ野球をMLBに参入してアメリカを倒したいと発言しました。
確かに難しいかもしれませんが、もしかしたら有力選手の海外流出が防げるかもしれないというメリットがあり、最終手段だと思いますがどう思いますか?

No.1 回答者： QAQAQAQA 回答日時： 2004/10/12 15:52

もし参入したら、日本人もメジャーのドラフトの対象になりますよね。

そしたら、今以上に流出するのでは？

No.2 回答者： tomichan 回答日時： 2004/10/12 16:39

　まるきり無理です。

さすがテリー伊藤恐るべし！
単純にどうやって試合をするの？アメリカから来るチームの事考えてますか？飛行機できて時差ぼけ睡眠不足で試合が出来ますか！！
今年のＭＬＢの開幕戦は東京ドーム（ＮＹＹーＴＢ戦）でした。ほかのチームより早く開幕（3・30）しましたが次のゲーム（4・6）（途中でOpen戦有り）日程が組みようが有りません。ＭＬＢでは休養日なしの２０連戦は当たり前で年間１６２試合行っているのにそれこそ１日で３試合もしくは２日で４試合のペースで行わないと無理。大量流出（百人位）で新チームの方が可能性がはるかに高い！！

参考URL：http://www.major.jp/

No.3 ベストアンサー 回答者： like_sports 回答日時： 2004/11/18 16:56

それはつまり、たとえば巨人や阪神といった日本の球団がそのままＭＬＢの中でやっていくということですよね？現実的に起きるいろいろな弊害はこの際は考えないものとして答えます。

プロ野球とＭＬＢは統合しないものとして。

つまりテリー氏が言ってる構想というのは、日本の選手はＭＬＢのすごい選手たちと戦ってみたいと思ってＭＬＢに行くわけだから、プロ野球ｖｓＭＬＢということが実現すればＭＬＢに行かなくても選手はＭＬＢの選手と戦える、だからわざわざＭＬＢに行く必要はないし、プロ野球の球団としてＭＬＢの球団を倒すほうがおもしろいじゃないか、ということですよね。

たしかに有力選手の海外流出を幾分かは防げると思いますが、こういうのはすでにサッカーではやっています。つまり、ヨーロッパのチャンピオンズリーグとかありますよね。ヨーロッパ各国のクラブチームがトーナメント形式で対戦して、ヨーロッパNo.１を決めるというものです。しかしどうでしょうか、かたくなに自国や愛着のあるチームを出て行こうとしないスター選手はいますか？おそらくほとんどいませんよね。選手は皆、向上心の固まりですからどんどんレベルアップしたいのです。レベルアップするにはずっと同じチーム・同じ環境でプレーしていてはならないのです。だから、サッカーで言えば違うチーム・国に行って違うサッカーを知りたいと思うのです。

これは野球選手に関しても同じことです。プロ野球がＭＬＢに参戦して両者の距離が縮めば、日本の選手はもっとＭＬＢを知ってしまって、プロ野球の環境に慣れてしまえば、よし、ＭＬＢに入って日本の球団ではできない新しいアメリカの野球を知りたい、もっといろんな野球を知ってレベルアップしたい！と思うはずです。海外に移籍するもう一つの大きな理由は違う環境で違う野球なりサッカーを知ってレベルアップをしたいということなのです。プロ野球とＭＬＢの距離が縮まってしまえばそういう選手の本能をよけいに刺激してもっと流出を促進するだけかもしれませんね。現に日米野球をやった後は選手は一様に「ＭＬＢでやりたくなった。やりたい気持ちが強くなった」と言います。

最終的には、プロ野球の球団からスター選手は出て行き、また、ＭＬＢから日本の球団でやってみたくなったという選手も出てくるかもしれません。結果としてプロ野球とＭＬＢの境は事実上なくなり、プロ野球はＭＬＢそのものになってしまうのではないでしょうか。テリー氏は最終的にどうなると思っていたのかは分かりませんが、プロ野球がなくならないにしても、今の選手で例えると、プロ野球の巨人のメンバーは１番仁志、２番クロフォード、３番高橋由伸、４番ボンズ、５番ブーホルスとか普通にプロとＭＬＢの境目は事実上ないことになり、テリー氏が言う、純粋に日本人のプロ野球選手だけの球団というのはなくなり、残そうとしているプロ野球というものはなくなってしまうのではないでしょうか？でもＭＬＢから日本の球団にボンズのようなスター選手が入ることになればそれはそれでおもしろいかもしれませんけどね（笑）。しかしこの場合でも、事実上はプロ野球はなくなりますよね？プロ野球選手とＭＬＢ選手が相互に自由に行き来しているわけですから。