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渡り鳥は休憩はしないの

A 回答 (6件)

他の人の回答にもありますが、種類によります。



が、多くの種類が長距離をひとっ飛びで飛んで、長く休憩をとって、また長距離を飛ぶという形を取ります。

カモの仲間はほとんどが日本海を超えて大陸までひとっ飛びです。
時速80㎞ほどで一晩飛ぶので800〜1000㎞1日でわたります。
もともと海にいるカモ出ない限り、外洋で下りると言うことは死を意味します。
の休憩は、一息つくというよりエネルギー補給です。外洋でエネルギー補給できない鳥は降りてもなんの意味もなく死を待つだけです。

長距離飛んだあとは休憩を2〜3週間とり、体の筋肉と脂肪を戻します。

鳥は重くなると飛べないので、そう多く脂肪をつけられません。
脂肪を使い切ったら筋肉を消費しながら飛びます。
それを戻すのにはある程度の時間がかかるのです。

他にもオオジシギは少し前に日本野鳥の会のちょうさで北海道で発信機をつけた個体がニュージーランドまで直接ノンストップで飛んだという事が発表されていました。

もともと地上に降りることが非常に少ないアマツバメの仲間なんかは何が休憩なのか定義するのがまず難しいでしょう(抱卵育雛以外地上に降りない。睡眠、交尾、巣材の確保すら空中で行う)。


小鳥なんかは昔、枝を持って飛んでいき、海に浮かべて止まって休むなんて言われていましたが、自分が水に受けるような小枝って相当でかいんですよね(^_^;)
持っていくほうがコストかかるという…

実はエネルギー消費量からカロリー計算もされていて、体重の40%脂肪をつけられる小鳥類でおよそ100時間で2500㎞ほど飛べることがわかっています。
体重3gのハチドリさえ計算上、26時間無着陸で1000㎞飛べることがわかっています。


もちろん、渡りには多くのリスクもあります。
野鳥の会のオオジシギの調査は4羽につけて1羽しかニュージーランドまでついたことを確認できなかったそうです。
その1羽も本来オーストラリアまで行くはずがニュージーランドですぐに電波が途絶えたと言うことでした。

渡り終えた鳥はエネルギーを消費しきっているので、逃げるのが遅くなります。ハヤブサなんかがその時期に合わせて育雛をし、大事な餌にしているのです。


それでも渡りには大きなメリットがあるので行うのです。
高緯度地方は夏季に日照時間が長く、種数は少なくなりますが生物量は増える傾向があります。少ない種類が大量にいるということです。明るい中で多くのエサを食べて子育てをできます。
そして高緯度に行けば行くほど天敵も少なくなります。
極寒の冬を越せるものか自分たちと同じように渡りをするものしか高緯度には暮らせません。
高緯度地方は子育てには最適なのです。

ただ、どうしても冬は越せなくなるので渡りと言うリスクも負わなければいけないのです。

すべて好条件なんていう甘い話はないんですね。
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渡り鳥は海を渡るとき何らかの方法で休憩をしています。

 休憩方法については鳥の種類によって異なります。 カモやカモメ、ハクチョウやアホウドリのような泳ぐことができる鳥は海の上で休憩します。 ツバメやカッコウのように泳ぐことができない鳥はなるべく海の上を通らないルートを辿り陸で休憩します。
基本的には海の上や陸で休憩をするのですが、中には海を航海している船の上で休む鳥もいます。 人をあまり恐れない鳥や泳ぐことのできない渡り鳥は人間がいる場所でも羽を休めることがあります。 渡り鳥はマグロのように一生止まらないというわけではありません。
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休息しながらの渡りをする鳥が多いですね。


私の住んでいる街には郊外に有名な渡り鳥の休息地があり、そこを中心に何日か休養をしてから次の休息地へと渡りを行い、最終目的地の越冬地や繁殖地に向かう鳥が多いですね。

ただ、私の地域には飛んでこないのですが、鶴などでは非常に高空(10000m以上らしいです)を飛びヒマラヤ山脈のような大きな山脈を越えることがあります。
時間をかけて1日以上飛行するため、休息を取らずに一気に山脈を超え、そのために半分眠りながら自動運転の様に飛ぶ鳥がいるとのことです。
飛行中身体がどういうメカニズムで動いているのかは、まだ十分に解明され尽くしていないようです。
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マグロなんか、脳の半分づつ眠るそうですが、おそらくそれと同じかと。


太平洋や大西洋を縦断する長距離の渡りをするのもいるそうですから。
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