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大学院(とりわけ文系)の博士課程まで進む人は減少していると聞いたのですが、本当だと思いますか?学歴難民になるのを避けるためだそうです。

A 回答 (3件)

今時、理系でも博士後期課程は留学生が主体です。


日本人で博士後期課程に進むのは、就職できなくても何年でも任期付き研究員という身分に耐えられる人です。
ごく一部の人が良い研究結果を得て人気なしのポジションを得ることができ、多くの人は大変な目に遭った上で、
身の振り方を考えなければならなくなります。

就職を考えると理系なら修士がベスト、文系なら学部卒がベストです。

文系の博士後期課程学生が少ないのは当然でしょう。
会社にとって学部卒と変わらない能力でも5歳歳を取ることになるのですから。
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当然だと思います。


私の配偶者は理系博士号取得者で研究費用研究室を確保という条件で30年前に就職しましたが、
1年後には研究費は自己努力でということになり、毎年研究費集めに奔走してきました。

どんな私企業でも採用時と実際とでは条件は変わりますが、公的なところでも同等です。男性は
まだいろんなやり方を模索できるとしても、女性はうがった見方をされたりして大変だと感じます。

どんな扱いを受けても、ぐっと我慢でそれなりに学会を4つかけ持ちし、論文を書き、指導教官と
パイプを繋いで研究費をかき集め、なんとか生活の資として最高年収で900万超えをキープするの
が精いっぱい。
それでも65歳からは人並みの年金も見えてきて、まだましな方かと思います。

これからの人は70歳まで考えないといけませんから、どう道筋をつけていいのやら、途方に暮れる
というのが実際ではないですか。
失礼ながら、文系は何がどう評価されるのか理解しがたい部分も。知人で指導教官の勧め通り、
自費で海外留学を2~3年しても博士課程は修了できたが、博士号は取得できなかった人いくらでも
存在します。何千万円とつぎ込んで、結果がこうではやりきれません。
あげくに年が行き過ぎて就職できず、数万円の講師の口を2つ掛け持ちでパート程度の収入です。
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文系よりも理系の方が学歴難民は多いことをご存知無い様ですが、状況は半世紀前の欧米と同じになりました。

理系の場合、以前は学位を得ればかなりの比率で定職に就けました。定職に就けば現在でも日本ではなんとか頂上まで登れます。頂上とは地位では無く収入で、手取り一千万を言います。この額は国立大学の教授の年収で、現在も変わっていないでしょう。ところが、一見幸運に見えるのですが博士研究員・ポスドクを雇用する予算を供給する機構が爆発的に増えました。多分四十年前の五倍を超えるでしょう。すると研究所の類いも企業も博士研究員の期間の実績を厳しく見るようになります。良い結果を出せなければ、博士研究員のポストを渡り歩く、昔欧米で博士ジプシー(現在は差別語だとされていますが、彼らは居るので言葉が変わったに過ぎない)と呼ばれ妻子を抱えて三十年も流浪していた連中と同じです。実際に人種差別を受けた人より、あるいは差別された人と同じ数以上無能だったと思います。ですから、日本の将来もそれが正しいのだと思います。文科省は大学を整理しようとしている様ですが、博士研究員を三年やれば母校の准教授になっている例を見ていると、こいつらを迎え入れる様な大学は整理されてしかるべきだと思います。彼らの分野で大きな功績を挙げているわけでも無く「その人何やっているの?学会で会ったこと無いよ」という類いの教授・准教授がいるのは困ります。あえて文系には触れません、昔から文系博士は食べるのが困難でしたから、覚悟があるのだとしか思えません。
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