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三寸ばかりなる人“いと”うつくしうてゐたり(竹取物語)
“いと”やむごとなき際にはあらぬが,すぐれて時めき給ふありけり(源氏物語)
かの張騫も“いと”ただ者にはあらざりけるにや(今昔物語)

上の文中の“いと”を漢字で書くならどの漢字を充てるのか教えてください。

A 回答 (4件)

「日本国語大辞典」には、「甚」「最」を「いと」の項目の見出しに挙げてあります。


宛字としては、「今昔物語集」などでは ほぼ決まって「糸」が用いられています。
挙げられている箇所は
「彼ノ張騫モ糸只者ニハ非ケルニヤ(彼の張騫も、糸只者には非ざりけるにや)」
と記されています。
https://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/konjaku/ …
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この回答へのお礼

》 「日本国語大辞典」には、「甚」「最」を…見出しに挙げてあります
情報、ありがとうございました!

お礼日時:2018/06/04 00:18

平安時代、女性文字は、ひらがなです。


「いと」は「意図」「大変」と意味があるようですが、漢字は男子の使用のみで、女性の使用は禁止されていました。
高校の時の「古典」で習った気がします。
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古語で「たいへん、非常に」の意ですが、調べてみると漢字表記が見受けられるものはなさそうですね。

ただ、万葉集以前に遡れば、現代ではひらがなでも当時は何かしら漢字が当てられていたと考えてもおかしくはないと思います。
その後、調べているうちに
「甚」と言う漢字が当てられているものがいくつか散見されました。
「甚」は「はなは-だしい」で(程度が)非常に、たいそう、です。
ただし、こちらに載っているのは主に南方熊楠の著作ですから、古文ではなく明治からの当て字に等しいと思われます。
https://furigana.info/w/%E7%94%9A
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この回答へのお礼

コメント、ありがとうございました。
手元の漢語辞典(小学館版現代漢語例解辞典第二版)を紐解くと、糸偏以外の漢字では「最」の訓読みとして「いと」があるのでコレかな?と思って質問した次第です。

お礼日時:2018/06/01 01:16

「いと」うつくしうてゐたり


の「いと」は副詞で「大層、とても」「それほど」とか訳します。基本的には漢字はありません
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この回答へのお礼

コメント、ありがとうございます。
副詞とか訳は承知の上で、敢えて質問した次第です。

お礼日時:2018/06/01 01:16

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