三菱信託銀行UFJのエクセレントクラブという雑誌を読んでいて気になったのですが、
投資が出来ない人は損失回避バイアスがあるためだという話が荒和英さんの記事でありました。
儲かるのに理性的な行動が出来ないという、損失回避バイアスの例が挙げられているのですが、
そもそも投資というものは長期的に必ず儲かるという補償がありませんよね?
本当に投資が出来ない理由は、損失回避バイアスなのでしょうか?
ただ、年金機構やノーベル財団など絶対にお金を増やさないと行けない団体も
投資には積極的ですし投資というのは実際には必ず儲かるのでしょうか?
いまいち、投資というものがよく分かりません。
例えば国債の金利が0.1%であるとき、債券の利回りが5%の場合、
4.9ポイント分のリスクが潜んでおり、長期的に見れば
どちらを買っても利回りは同程度に収束するのではないかと思うのです。
実際には債券(場合によっては株)を買った方が利回りは高くなるのでしょうか?
A 回答 (8件)
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No.7
- 回答日時:
そもそも投資というものは長期的に必ず儲かるという補償がありませんよね?
↑
保障などありませんが、長期投資なら
かなりの確率で儲かることは、過去の実績が
示しています。
本当に投資が出来ない理由は、損失回避バイアスなのでしょうか?
↑
勉強不足、あるいは勇気が無い。
ただ、年金機構やノーベル財団など絶対にお金を増やさないと行けない団体も
投資には積極的ですし投資というのは実際には必ず儲かるのでしょうか?
↑
投資に、必ずなんてのはありません。
いまいち、投資というものがよく分かりません。
↑
株でもやってみたらどうでしょう。
数十万から始めることができます。
株をやれば、政治経済に関心を持つように
なります。
例えば国債の金利が0.1%であるとき、債券の利回りが5%の場合、
4.9ポイント分のリスクが潜んでおり、長期的に見れば
どちらを買っても利回りは同程度に収束するのではないかと思うのです。
実際には債券(場合によっては株)を買った方が利回りは高くなるのでしょうか?
↑
ワタシはそう思って、専ら株式投資を
しています。
回答いただきありがとうございます。
かなりの確率とのことですが、例えば日経にある銘柄全てをバブルのタイミングで買って今まで持ち続けていても損したままですよね?
また、長期投資なら儲かるという話ですが、以前はお金や情報というリソースが不足していましたのでそこにプレミアムな利益があったことが分かるのですが、現在これらは極めて広く公開してあり、お金にしても余っているような状況です。このように世界が大きく動いた中でも過去の実績が役に立つのでしょうか?私自身投資は15年ほど800万程度ですがETF・債券を中心にやっています。ただ、近年状況は大幅に変わってきているのではないかと思ったりもするのです。最近は含み益が乗っかっていますがその理由は肌感覚ですと政治的茶番としか思えず分からない感じです。
No.6
- 回答日時:
私自身が投資を開始したのは1996年ですから、バブル後です。
当時の日経平均は2万ちょっとでした。ようやくその頃の平均株価は超えてきたというところですが、多くの「まぐれ」に恵まれ、安いところ
を買っていたこともあり、たまたま利益にはつながっています。
「どうなるかわからない」という点では投資は当然リスクはあります。
そういう意味では、儲かるかどうかは、世界であれ、米国であれ、日本であれ、わかりません。
では、何で判断するかというと、過去データしかないわけです。今までこうでした、だから、こうなる可能性が
高いでしょうということを、様々な条件等も勘案しながら判断の基準にするということです。
株価は将来の価値を織り込みにいきますが、それはコンセンサスの予想、多くの人の期待の集合を反映したもの
になります。ただ、実際、そのとおりになるかといえば、騰落どちらの場合でも、程度はいろいろですが、
そのとおりにはなりません。となると、ここは投資判断をする余地があり、それがうまくいけば利益につながります。
結論的には、誰でも必ず儲かるようなことはないし、あらかじめそのようなことが保証されているわけでは
ないけれど、逆に儲かる可能性も当然あるし、相応のリスクはあっても、それを低減するような投資方法は
ある(投資のアセットアロケーションや、時間分散、資金投入時期の分散等)もあるということでしょうか。
で、それを実施することが、合理的とは言いかねる「損失回避バイアス」にこだわることなく、インフレリスクを
相応に回避することにつながりやすいというところかと思います。
No.5
- 回答日時:
失敗した時のリスクが許容できないから投資ができないと考える人がほとんどでしょう。
日本の場合、一度会社に就職してしまうと転職は下に行くしかないと言う認識が一般的ですから、自分の今の地位で大体の生涯収入が確定します。そうすると、あとはいかにそれを踏まえて人生設計するか、と言う話にしかならんので、不確定要素に対してリスクを取って将来を考えることはたとえ合理的であっても個人ではやりません。
ただ、一般的にいって個人と会社や機関の資産運用の考え方は全然違います。例えば、普通会社が倒産する場合は経営利益が赤字になったからではなくて、金の支払い期日までに必要な金を用意できなくなったら潰れます。つまり、キャッシュフローがあれば赤字でも会社は成立しますが、個人でそれをやったらもはや多重ローン負債者のようなもんだと思われます。常に一定のマージンを残しておくのが個人にとって美徳とさ、その意味で投資も無くなってもいい金でやれとか好き勝手物の本はいいますが、そもそも無くなってしまっていいまとまった金など個人にないのが普通です。
実際にはいきなりゼロになる可能性のある投資も限られてますが、その辺のリスクを具体的に考えるのは非常に難しいでしょう。
ちなみに、年金や保険、財団などの運用は基本的にはインデックスや債権、国債などの世の中のインフレに相関してリターンが生じるような安定資産がほとんどですから、運用といっても眠ってる金を貯金してるようなものとほぼ同じです。ざっくり言うと
仮にデフレで一時的にマイナスになっても、待ってればこれまでの歴史の中で上がってるからそう言うやり方は大金で僅かなリターンをほぼ確実に得続けるには一番いいのです。
ただ、これは原資は他人の金だったり無くしたらまずい資産であることが多いですから、冒険はできませんか、銀行の貯金と同じで、実際に常に必要な金と言うのは全預かり金の内一部なので、こうしたやり方が一番合理的なのです。
No.4
- 回答日時:
投資はバクチという意見もよく聞きます。
ただ、これは「投資」と「バクチ」をどういうことととらえるかによります。
個人的には、短い時間で勝負が決まり、当たれば大きいが、はずれればなにも残らないというようなギャンブルと
株式や債券、不動産などへの投資はかなり意味が異なり、後者は、方法にもよりますが、バクチとは言えない面も
かなりあります。特定の個別の商品にレバレッジをかけて勝負する、例えばFXでの高レバレッジ取引とか株式の信用取引
とか、は「バクチ」的ですが、
長期で、資金や投資対象を分散して、低コストの金融商品を利用して、運用をすすめることは、むしろ現金だけじっと預貯金
においておくよりも「リスク」を低減する効果があるかもしれないと思います。
「損失回避バイアス」という場合、意識として名目上の損失を回避することを優先してしまい、合理的な判断、これまでの
実績なり確率から考えれば投資をすすめたでもよい場合ですらそうではない、というようなニュアンスを含んでいると思います。
それより、少額ずつでよいので、丁寧に投資をすすめる方が有益ではないかと思います。
少なくとも、20年ちょっとの自分自身の運用の経験からは、そうなっています。
再度、回答いただきありがとうございます。
20年と考えると丁度バブルの頃からでしょうか?今の株価を見る限り元に戻った程度にしかならず微妙ではないでしょうか?
勿論、米国株へ投資していれば凄い利益になっていそうですが・・・
日本市場で特にバブルからのスパンで考えると、アベノミクスを経ても未だに株価が元に戻ってない銘柄も多いですし、長期であれば儲かるという話もいまいち納得がいかなかったりします。
世界市場なら・・・という話が良く出るのですが、世界市場が過去の日本のようにならないという補償もありませんし・・・
また、誰しもが世界市場に注目しているのであれば、それは将来の株価に織り込み済みであり、やはり余分な利益は得られないのではないかと思ったりもするのです。
私自身は15年ほどやっており幸運にも儲かってはいますが、歴史を振り返ってみると本当に儲かるのか、かなり懐疑的に思っているところがあります。
No.3
- 回答日時:
とりあえず「損したくない」という意識を多くの人が持ち、それがリスク、損する可能性がある投資に踏み出すことを躊躇させている
ということはあるでしょう。
ただ、インフレになれば、名目上金額での損失はなくても、実質的な貨幣の価値そのものが下がりますから、
そういうリスクを単に現金なり預貯金の保有で回避することはできません。
また、世界全体で見た場合、長期であれば、株式はリスクがある分リターンが高く、有効な投資対象にはなっていると思います。
>例えば国債の金利が0.1%であるとき、債券の利回りが5%の場合、
社債とすれば、この条件の社債は、いわゆるジャンクボンドと言われるリスクの高い投資ということになるでしょう。
返せない人の割合が高そうな住宅ローンの債権をとりまとめてパッケージにした商品が、サブプライムローン証券化というやつで、
これらの問題が顕在化し、かのリーマン・ショックにつながったりしています。
それでも、現在の世界の経済のシステムそのものの根幹が揺らいだりすることなくアップダウンはあっても継続して発展していく
という前提を受け入れるのであれば、株式は有用な投資対象でありつづけるだろうとは思います。
回答いただきありがとうございます。
株式が国債(ベンチとして)よりも有利になる理由は何でしょうか?
リスクが定量出来る場合、同じようなリスク金融商品を大量に買うことでリスクは平準化され結局はどれを買っても同じ利回りになるのではないかと思ったりもするわけです。リスクプレミアムが利益になるという話だと思いますが、投資信託のようなものが存在すると果たしてそこにリスクプレミアムという利益は残っているのでしょうかね?
No.2
- 回答日時:
あなたの言ってる事が、正しいと思いますよ。
実際、三菱 UFJ 信託銀行の扱っている投資信託の運用利回りを見てみて下さい。
過去3年間で損を出している商品ゴロゴロしてますから。
儲かっている商品もあります。
投資の原則は、損するリスクを引き受けて、儲けるチャンスに賭けるかどうか、です。
国債については、満期まで持っていれば(額面では)儲かるものなので、別ですね。
回答いただきありがとうございます。
ただ、リスクが定量出来る場合、同じような種類のものを大量に買うことでリスクは平準化され結局はどれを買っても同じ利回りになるのではないかと思ったりもするわけです。リスクプレミアムが利益になるという話だと思いますが、投資信託のようなものが存在すると果たしてそこにリスクプレミアムという利益は残っているのでしょうかね?
また、国債もデフォルトリスクなどがありますので本質的には株と同じだと思いますが、ベンチマークとして良いかと思い例に挙げさせて頂きました。
No.1
- 回答日時:
ウォール街が、人をスカウトする相手は、カード(ポーカー)のチャンピオンだそうです。
あれは、バクチです。
専門誌は、悪口は書きません。
遣らない人を、逆にバカ扱いします。
当然ですよね。
金を出させたいのだから。
陰謀論ですが、絶対に儲かるのは、インサイダー取引を遣っているから。
世界のトップクラスだけが、参加できる投資が有るようです。
投資を遣るなら、バクチだと自覚しましょう。
そして、自己責任で遣って下さい。
回答いただきありがとうございます。
ただ、ある程度の資産を持つ人は例外なく運用をしていますので専門誌が必ずしも嘘とも思えなかったりするのです。実際、企業を見ていましても現金が非常に多いところもありますがそういうところは株主から投資をしていないのだから企業として意味がないなど烙印を押されたりしますし・・・
また、そういうところですら、何らかの形で投資をしていたりしますしね・・・
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