最速怪談選手権

ここ数年で国立の偏差値が下降傾向にあり、私立の偏差値が上昇傾向にありますが、なぜここまで国立は下がり続けるのですか?
理系ですが、やはり国立の方が大学院など考えたらいいと思うのですが、私立がここまで伸びているのが不思議です。
また、評価的にもやはり私立の方が高いのでしょうか?
偏差値をそこまで気にしていなかったのですが、あまりにも下がってきているので少し心配です。

質問者からの補足コメント

  • 国立と言っても上位ではなく中堅以下の地方国立です。

      補足日時:2018/08/28 02:47

A 回答 (4件)

国立大学を受験しようと思えば、まず、9月下旬にセンター試験に出願し、1月中旬にセンター試験を受験し、さらに2月下旬に前期日程、それでダメなら3月中旬に後期日程という風に長期戦になります。

しかも受験科目も多いので、受験生の負担が大きいです。
それに対して私立は、やれ指定校推薦だ、AOだなどといって早い時期から学生の確保を始め、受験生の方もそれを目指した安易なチョイスをする傾向があるんじゃないですか。
また、首都圏など大都市圏であれば、それなりのレベルの私立もあり、首都圏であれば、昔はさほど評価されなかったMARCHなどが高く評価されるようになった影響もあるでしょうね。それは首都圏居住者からすれば地方国立よりも、地元の私立の方が安上がりですし、都落ち感もないから好まれるでしょうし、はじめから受験科目を絞って対策ができるという利点もあります。もちろん、大都市圏では国立大学が難しくなりがちなので、ハナからそれを諦める受験生も多いということもあるでしょう。

また、世の中が豊かになったこともあるでしょうね。昔であれば学費の高い私立医学部なんぞは医者の息子御用達だったために、難易度は低かったのですが、最近ではその学費を払える人が増えたのでしょうか、軒並み難易度が高くなっていたりします。それと同様に、地方から首都圏の大学に子供を通わせるだけの経済的余裕のある家庭が増えたということもあるでしょうし、少子化の影響で一人の子供にかける金が多くなったこともあるでしょう。

国立大学にしても、国からの補助金の削減によってかなり疲弊しており、今後もしばらくは衰退が続くと思いますよ。

まあ、そうは言っても地方国立は常にその地域ではトップの大学ですし、全国的にも一流と評価されます。それに対して私立は早慶などを除き地方での認知度はさほど高くはありませんし、特に理系の評価はさほどのものではありません。また、受験科目が少ないことの影響なのでしょうが、公務員試験などの実績に関してもさほどのこともありません。

そんなこんなで、例えば首都圏の企業で、さほどの専門性のない職に就きたいというのであればある程度以上のレベルの圏の私立という選択肢もあるでしょうけど。理系の専門性の高い職に就きたいとか、地元(地方)で働きたいというのであれば、わざわざ首都圏の私立に進む意味は乏しいです。

まあ、評価云々と言っても、それは評価する人によって違うのでさほどの意味はないとも思いますけどね。
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この回答へのお礼

少子化によるお金の余裕や全体的に裕福になったということが私立への進学増加の要因ってことに納得しました。
詳しい説明ありがとうございました!

お礼日時:2018/08/29 01:55

少子化が原因だと思います。



将来消滅するかもしれないところにある
大学など敬遠したくなります。
それよりも、私立でも、都会の。


その他としては、受験科目が少ないから
受けやすい。
勉強しやすい、というのもあるでしょう。




評価的にもやはり私立の方が高いのでしょうか?
  ↑
ハイ。
田舎の国立よりも、都会の一流私立の方が
評価は高いです。

ワタシの体験としても、レベルが違いますね。
田舎の大学は、はっきり言って、レベルが
落ちます。
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少子化で、中堅以下と中堅以上で、学生数の集まり=人気度=偏差値に差が出てきているのでしょう。

地方の衰退が著しく、人が都会に集まり、さらに地方との格差が出来て、地方から人が離れてゆく、という悪循環です。
私立大に関して言えば、補助金カットのペナルティが付く定員超過率の管理が厳しくなってきたので、ここ数年の間に合格者数を絞り込んでいます。定員数の多いマンモス大学ほどその絞り込み人数が多くなるので、「前より受かりにくくなった」ということで、以前よりも合格偏差値が上昇しているように見えるかもしれません。
ただし、同レベルの国立大と私立大の場合、私立大は難航も併願していて実際には入学しない合格者上位層が多数いる(=辞退者率が高い)のに対し、入試が後になる国立では辞退者率は私立大よりも低いと考えられます。
あと、国立の偏差値と私立の偏差値を同等に考えてはいけません。国立はセンターも含めて5教科が必要ですが、私立は2~3教科以下の一般の他に、AOや推薦の枠が国立よりも大きいです。
受験教科数が少なければ、少ない得意科目だけで競うことになるので、偏差値は高めに出ます。しかし同じ受験生が苦手教科を含む5教科で国立大を受験した場合、偏差値は私立大受験のときよりも低く出ます。
さらに、予備校の偏差値ランキングに反映されないAOや推薦で入学する学生の割合が高ければ、その分、一般入試は「狭き門」になるので、合格偏差値は高めに出ます。しかし実際に入学している学生はAOや推薦を含めて様々ですので、一般入試の合格偏差値より低い可能性が高いです。

理系ならば、大学院のことも含めて、国立大をお薦めします。私立大学の理系は、よほど定評があって設備のしっかりしたところでないと、まともに学べません。国立大のメリットは、なんといっても、理系の設備がそれなりに整っていること、そしてそれを文系と同じ学費で使える環境にあること、です。
決して給料は良くない地方国立大学に、理系の良い教授陣がいるのは、やはり国立大学と私立大学では研究環境が違う、というところでしょう。
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田舎よりも都会へ行きたいだけなんじゃないの?

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この回答へのお礼

なぜ最近になってその思考が増えてきているんでしょうか?都会に昔とは違う何かができたのでしょうか?

お礼日時:2018/08/28 04:12

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