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⚫️経費で落とせる項目

勘定項目で「仕入」、「消耗品」、「備品」がありますが、これらは全て経費で落とせますか?

A 回答 (3件)

仕入は、販売費及び一般管理費等の経費勘定科目ではありませんが、経費と同様利益計算上売上から控除する性質のものとなります。


ただし、仕入は、売上から控除する売上原価の構成上の一部であり、前期棚卸と期末棚卸との調整の上、その事業年度における売り上げに対する売上原価部分のみが売上原価となり控除されます。

まれに簿記を知らない経営者が決算待時価に備えてあわてて仕入を行うことがありますが、そのほとんどが期末棚卸となれば意味がありません。
零細企業かつ安易な税理士事務所(会計事務所)の場合には、棚卸をごまかして利益調整を行うことがあります。しかし、税務調査などとなれば、在庫や売上との関係性も疑われます。

消耗品とありますが、勘定科目では消耗品費とされることが多いことでしょう。利用の文字があるように経費とされます。
他の科目にも言えますが、会計処理のルールは、あくまでも家一社独自の判断やルールで構わないのです。しかし、税務で考える損金は経費の大部分ではありますが、認められるものとそうではないものがあります。
消耗品費とする場合には、多くは税務上の基準である1年を超えて使われ、10万円を越えるとなれば、資産計上を行わなければならず、資産計上とされたものの経費計上は減価償却によるとされています。耐用年数は国税庁などで定められております。

備品というものは、消耗品費で処理されず資産計上となるようなものの一部でしょう。

10万円を越えても、一定の基準やルールによる処理を行うことで、購入日年度における一括損金が認められるため、実質経費となることも多いことでしょう。

経理実務はそれほど簡単に割り切れるものではないと思います。

ちなみに、私の会社は零細とはいえ、IT関係を主業務としております。
通常の消耗品費と区別するため、パソコン周辺機器や部品などについては、別な消耗品費的な勘定科目を設定しています。ソフトウェアの高にゅひもさらに別な勘定科目を設定しています。
勘定科目は、簿記検定などで利用されるものだけがすべてではありません。
以前古い会計帳簿を見た時には、備品消耗品費のような勘定科目を見たことがあります。

減価償却の制度は、任意性がある部分とそうではない部分があります。
法令等で求められているものは、減価償却とすべきものを一括経費で処理すれば、税務調査で否認されることがあります。
金額だけでなく、事業上の利用状況その他の根拠等があれば、高額備品でも短期で利用価値がなくなるほど使うのであれば、経費計上として消耗品費などで処理できる場合もあります。
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仕入れを落としたらどうなる。


売り上げはすべて利益になってしまって、
税金に持っていかれてしまうよ。
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事業を行う上での経費(出費)は、すべて必要経費です。


ただし、高価な備品については、一括計上では事業が赤字になる場合があるので、
分割計上が行えます(減価償却)。
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