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いま、浪人生や女性、卒業者に対して合格の選別を行ったとニュースで問題になっていますが、何が行けないのですか?

公立ならば規定の点数を満たしたなら合格させなければいけませんが、私立の場合誰を合格させようと任意のはずです

A 回答 (8件)

ものごとには背景というものがあります。


この医学部「不正入試」問題は、文科省が自らの不正についてメディア(国民)の追及を逃れようとするために行われています。そもそも大問題なのは文科省官僚による収賄事件です。それこそが「真の不正入試」です。しかしながらこの収賄事件は忘れ去られ、なぜか男女差別や現浪差別の問題にすり替わっています。この質問に対してもこれだけの回答が集まっている通り、国民の興味が完全に医学部叩きに移ったわけですから、文科省としてはしてやったりです。
さて、男女差別・現浪差別の問題ですが、受験者は入試でこのような操作が行われていることを承知で受験しているはずです。「女子の比率が多い医学部」とか「多浪・再受験に寛容な医学部」などは各予備校が各々のホームページで明らかにしており、受験生はこれらを参考にして出願校を決定しています。多浪生で多浪をとらない医学部を受験するのならば、学力試験で圧倒的な点数を取らないと落ちるというのは本人もよーくわかっているはずです。それを医学部に全く関係のない人たちが「不正だ!」と騒ぎ立てているわけです。メディアも多浪の受験生からの「不安です!」というコメントを拡散するわけです。私に言わせれば今さら何言ってんだという感じです。
医者って高校までの勉強ができるからといってなれるわけではないんですよ。ですから、各医学部の入試には面接や小論文が採用されているわけです。そして医療行政(厚労省)と密接な関係があります。将来の医者の数を確保するために、現浪・男女のコントロールを行なっているわけです。文科省の出る幕ではないんですね。
文科省も悪いですが、東京医大はさらに悪いですな。収賄事件で日大生産工落ちの2浪生を無理やり合格させた上に、今度の学長は繰り上げて合格させる方針とのこと。医学部入試というのは、その受験生が6年後にキッチリ卒業して、キッチリ医師国家試験に合格できそうな人を合格させます。各医学部(特に私立)は医師国家試験の合格率を気にするんですね。国試合格率が下がると厚労省から突っ込まれるので。ですから【国試に受かりそうもないヤツは合格させません】。これが大前提で入試における操作をしています。つまり、東京医大は入試で「医者になれないから合格させられない」と判断した人を入学させるわけですから方針が一貫せずに完全に世論に流されてますね。
最後に、あなたの言う通り私立は誰を合格させようと任意です。「本学の理念に賛同するものを合格させる」みたいなことが募集要項に書かれていることもあります。しかし、医師を育てるのは国家戦略のひとつですから、何でもかんでも各大学の理念に任せるわけにはいかないと思います。税金もかかっているわけですからね。ちゃんと医師になってくれる人を合格させないといけません。そのための小論文や面接です。もちろん、小論文や面接だけでは判断できませんが、高校までの勉強ができるだけでは医師にはなれないということです。
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他の方々の回答でだいたい論点は出尽くしていると思いますが。



本質的に問題なのは大学当局が「悪いと思いながらやってた」ということでしょう。

学力以外の本人の属性を考慮することは必ずしも悪いことではありません。自校OBの子女を優先的に入学させるなんてアメリカの大学には普通にあるし、日本にも「同窓生子女推薦入試」なる制度を持つ大学はあります。私学には自らに何らかのメリットがある人を入れる裁量があります。もしこれがNGなら、スポーツ推薦だって、明らかに有名芸能人を優遇しているAO入試だって、NGでしょう。

しかし昨今話題の私立医大については、これを公にしたらやったら世間から叩かれるだろうとか国からの補助金に影響するだろうとか、すべてちゃんと理解していたから隠れてやっていたんです。それはまったくの社会に対する背信行為であり、強く批判されて仕方ありません。
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ルールが非公開なことです。


群馬大学で50歳だかの受験生を、年齢を理由に落とした「事件」がありましたが、年齢差別なり区別なり減点なりをするのであれば、最初にルールを明示しなければなりません。
受験料を払って、丸一年間はかけて、受験に臨むわけです。
減点するなり合格させないなりというルールが明示されているなら、だったら受けない、という選択肢を、受験生側に用意させなければ不公平です。
レストランで注文をしたら、金だけ取って、お前は見た目太りすぎだから食事は出さん、というより酷いのです。
お金のやりとりがある以上、商法上の問題が生じていると思います。
ここを指導是正しない文科省は、天下り先などの便宜を受けていたり、厚生省の島であるから手を出さないなど、国民に対する背任行為をしているはずです。
現状でも相当及び腰でしょう。

女性は一割減、浪人一年に対して一割減、等とルールが明示されていれば、それでも行きたいなら、それなりの準備ができるでしょう。

それと、混同してはならないポイントがあります。
医学科は、職業訓練所であって、大学では無い、ということです。
大学がぁ、学問がぁ、と大学の先生が盲目的に騒ぐのですが、よくよく考えてみれば、医学科は大学じゃありません。
騒ぐ前に、医学科をまず大学から追い出すことを考えるべきです。
学問の場であるなら、50歳でも70歳でも受け入れるべきだし、定員を医師会が決めるなどのおかしなことが起きるはずが無いのです。
第一、あの見るも無惨な大学院進学率は何なのか。
こんな所は専門学校で良いんです。
大卒の学歴なんて要らないんだし。
だったら、現状の、ただマニュアルを適用するような、科学的思考を一切欠いたような医療でも、まだ納得が得られるのです。
大学を出たのであれば、もう少し物事を科学的に考えられないと。
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医師になるためには法令で六年間の大学の授業を受け試験に合格した後、国家試験を通らねばなりません。

その前提は大学に合格することですから、そこで同点の中から優先される程度ならまだしも、一次試験から加点されないと通れない受験生を合格されるのは冗談以下です。これから場合によっては大学の責任者の刑事訴追が行なわれる可能性もあります。それは国公立も私立も関係ありません、横並びです。
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例えば、現役男子には+10の加点、一浪男子には+5の加点、それ以外には加点無し、としていたという場合


これを募集要項で公表していれば問題なし。(世間は男女差別などと言って批判するかもしれないが、生徒はそれを承知で受験することになるから必ずしもアンフェアとは言えない)
しかし、これを公表せずに行ていたとすると問題。(受験料を取っておきながら、募集要項にない方法で入学者を決定しているので、詐欺になるのかも)
もし、このような加点方式があると知っていれば、これにより不利益を被る受験生は、あらかじめこの大学を受験しないという選択もできるから、直接的にはこの点が大きな問題という事でしょう。
おっしゃるとおり、大学は自分のところに欲しい学生を自分の裁量で取ることができるので、だれを合格させるかは自由ですが、募集要項などでこういう基準で学生を取りますよと宣言している以上、募集要項にない基準で合格者を決めるのはまずいのです。かといって、うちは「現役男子には+10の加点、一浪男子には+5の加点、それ以外には加点無し」と言う条件ですよと言ってしまえば、時代にあっていないとの批判は免れないことでしょう。
いずれにせよ、上のような基準で合格者をきめることはふさわしくないという時代になったという事です
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私立でも税金から補助金が出ています。


税金をもらう以上、「任意」というわけにはいきません。
すべての国民に対して公平であることを要求されます。

大学の費用全額を在学生の授業料や寄付で賄うならば、「学長のコネがある学生だけ」とかでもいいのです。
ただし、そういう「合格基準」を事前に公表する義務はあります。
合格の見込みがないのに受験させて受験料を稼ぐのは詐欺です。

ずっと以前岩波書店だったか出版社が「コネがない人は入社させない」と宣言して非難されましたが、私企業ならそれもOKです。
嫌われて不買運動が起きるでしょうけど、自社の人材を自分基準で選ぶのは私企業の自由です。
でも公務員試験では、税金を使っていますから、そういうわけにはいきません。

医学部問題は、税金助成を断り、「浪人、女性は10%減点します」とでも公表しておけばよかったのです。
もちろん、非難され、人気はなくなり、受験者は減るでしょう。
それが怖くて隠れてコソコソし、税金タダ取りしているから非難されているのです。
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募集要項に記載されていない選考基準があることが問題です。


入試も契約ですから、私立と言えど非公開の選考基準を定めてはいけません。
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バレたから。

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