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金融市場は合理的と聞きます。
そうすると、どの金融商品を買っても理論上期待値は同じになると思うのです。
例えば、株式(個別銘柄ではなくTOPIXなど指数投資)と国債の期待値は同じですか?
なお、そうではない場合には何が根拠になり期待値が異なりますか?
教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

書かれているように、国債も信用度の変化によつて価格は変化しますね。

信用度が低くなれば、価格は下落し利回りは高くなります。
ただ、これはやはり期待値という概念ではなく、リスク・リターンの度合いが変化するととらえるのがよいのではないかと思います。
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FXは金利の関係等もありますが、基本的には売買での差益をとっていく形のものなので、コスト(スプレッド等)を含めれば全体


としてはマイナスサムに必ずなるものでしょう。

一方、株式の方は、そのもととなっている企業の成長によって価値が変化しますから、考え方としては参加者全員がプラスとなる
こともありえます。

ということで、株式については、全体でならせば必ずその数値となる(例えば宝くじのリターンのような)期待値というのは、そもそも
あてはまらないと思われます。

>この二者で投資信託を組めば確実に前者が儲かるのでしょうか?
この例だとどちらも同じというのが基本的な回答でしょう。

なので、値動きの大きい株式、市場全体であれば例えば新興国市場のインデックスファンドなど、は、単に「大きく儲かるかもしれないけれど、
大きく損をするかもしれないもの」という理解で、それを期待値という概念でとらえるのは難しいというか誤りということになるのではないか
と思います。
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この回答へのお礼

再度、回答いただきありがとうございます。

株式についてですが企業価値により変化はします。これは分かります。しかし、国債についても裏付けは国力。つまり企業の集団である国家となると思うわけです。そうすると、国債も企業の価値同様に変化すると言えないでしょうか?企業の成長が期待できない時には利回りが低く逆なら高い。期待値についても国債も何度も満期を迎えながら乗り換えればいつまで経っても期待値は算出が出来ません。
ギャンブルにはまっている人もまだ勝負はついていない。株も塩漬けになっている人も、いつかは取り戻すと言っていますので期待値が出せないと言えば出せないのですが、期待値が出せないという話どうにも釈然としないところがあります。

また、期待と言いますかどちらが有理化という指標は、新興市場とそうではない市場の指数ベンチマークを見ると思うのですが驚くほど同じ動きをします。この辺り見ると市場は合理的に動いていると心底思ったりしてしまうのです。

お礼日時:2018/11/03 19:24

金融市場が合理的という前提がまず違います。



この考え方は「効率的市場仮説」といい、多くの場合、市場は効率的であるように見えることはありますが、
実際のところは多くの行動ファイナンスの知見が示すように合理的であるとは言えません。
例えば、なぜ歴史的に何度もバブルというような状況が発生するのでしょうか。
下記は山崎元氏のコメントです。
https://plaza.rakuten.co.jp/isyamazaki/diary/200 …


指数への投資(マーケット全体)であっても、高い格付けの国債(米国や日本など)と
株式ではリスクの度合い、金融商品で「リスク」という場合、それは一般的な危険とかいう意味ではなくて、
価格の変動の可能性の大きさのことですが、が違います。大きく値上がりするかもしれないが、大きく値下がり
するかもしれない、大きく値下がりするリスクをとっても、大きなリターンの可能性がある、これが株式の方
で、単純に考えて、国債と株式の期待値が同じであれば、なにもリスクをとって株式を買う必要や意味がなく、
必然的にリスクをとるれことになる株式の方が期待値が高くなるというのが合理的です。

ただ、期待値が高いからといって、実際の個々の投資の結果がどうなるかは投資のタイミング等で大きく異なって
くることになります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

仰るように期待値が同じですと意味がありませんよね。私もそこに大きな疑問があります。そして、その根本的な理由が知りたいと思っています。
市場が合理的ではないという解釈もありますし、大きな市場で言えばFX(マイナスサムゲーム)などその例かと思います。
強いて合理的に考えれば、他のギャンブルと同じで儲かるかも知れないというワクワク感にお金を出して消費しているとも取れます。しかし、株式とFXを同列に扱って良い物かには疑問があります。


期待値の決定要因につきまして、大きく値上がり、値下がりする可能性が大きければ大きいほど、期待値は上がるという解釈でしょうか?
確かにと思ったのですが、仮にですが、世界の市場から、値動きの激しい個別銘柄上位1万銘柄、下位1万銘柄。それぞれでETFを作った場合を想像してみました。
恐らくですが1万銘柄もあれば最終的な株価はどちらも平均に近くなると思います。しかし、期待値は前者の方が大きいと言うことでしょうか?この二者で投資信託を組めば確実に前者が儲かるのでしょうか?しかし、このような等信託や投資方法は聞いたことがありませんし間違っている気もするのです。

お礼日時:2018/11/03 14:41

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