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No.11ベストアンサー
- 回答日時:
追加補足です。
#7さんの回答に
>(3)「だ」を入れないほうが自然だと感じる例(入れないほうが普通だろう):
・おそらく病気も快方に向かっていることと思います。
・きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいのことと思います。
・あしたのちょうど今ごろ、列車は鉄橋にさしかかっているものと思います。
の3例があり、#8さんも、これらにだけは違和感を感じないと書いていらっしゃいます。
私の考察ですが、この3例について、「だ」を入れると違和感がある(入れないほうがいい)理由は、
これらは「事実」の「予測」文になっているので、「だ」と断定できない、からではないでしょうか。
つまり「こと」とか「もの」までが「事実」で、その後の「と思います」で、その「事実」全体を予測していると考えられます。
#7さんのその他6例を読んでみてください。
・これも原因の一つと思います。
・大切なのは虫歯を直すことよりも予防することと思います。
・それを言ってはおしまいと思います。
・きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいと思います。
・これも年貢の納め時と思います。
・あすは我が身と思います。
これらは「自分はそう思うのだ」という感じで、ほぼ自分の主観が書かれた文章ではないでしょうか。
だから、「だ」と断定するほうがふさわしく感じられるのでしょう。
「きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいと思います。」
が重複しているのは、
書き手が、「きっと育児の大変さとうれしさでいっぱいだろう」、と予測している気持ちなら、上記の文章になり、
書き手が、「育児は大変でうれしいものだ」、ということを「一般的事実」としてとらえているなら、
「育児の大変さとうれしさでいっぱい”だ”と思います」 と書くのではないでしょうか。
今回の考察を元に考えると、#10さんの、○×の「感覚」も、説明できるように思います。
(#7さんへ。例文の前に「・」を追加させていただきました。ご了承いただけると幸いです。)
No.10
- 回答日時:
> 「こと」、「もの」、「べき」などの言葉が続いていくと、「だ」のない方が自然かもしれないと勝手に推測しました。
■「べき」の後には、「だ」が必要であるような気がします。あくまでも私の感覚ですが、いちおう私の友人にも聞いてみたところ、同じ意見でした。
(1)早くするべきだと思います。=○
(2)早くするべきと思います。=×
■「こと」「もの」については、あなたがおっしゃるとおり、「こと+と思います」「もの+と思います」という言い方が自然である気がします。ただし、これには、もう少し説明すべきことがあります。
■「こと+と思います」について
(3)あなたもご存じのことだと思います。=○
(4)あなたもご存じのことと思います。=○
(5)「鉄人」というのは、彼のことだと思います。=○
(6)「鉄人」というのは、彼のことと思います。=×
■理由はうまく説明できないのですが、(4)は変ではないのに、(6)は変に感じるのです。私の友人たちも同じように感じるらしいのですが、やはり理由は説明できませんでした。
■(3)と(4)は、ともに、日本語としてはおかしくないと感じるし、意味もほとんど同じであるような気がするのですが、微妙に使い分けがあるようにも思えるのです。でも、その使い分けをうまく説明することができません。
■「もの+と思います」について
(7)あの人は死んだものだと思っております。=○
(8)あの人は死んだものと思っております。=○
(9)この荷物は、あの人のものだと思います。=○
(10)この荷物は、あの人のものと思います。=×
■(8)は問題ないのですが、(10)は変な日本語だと感じます。でも、その理由はうまく説明できません。
■ますます混乱させてしまうような回答で、申し訳ありません。でも、私がそのように感じるのは事実で、同じように感じる友人が何人もいるのも事実です。ですから、それをありのままに述べさせていただきました。
再びありがとうございました。
「べき」はやはりあったほうがいいですね。
わざわざyumehirakuさんのお友達までのご意見もいただきありがたく存じます。
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No.9
- 回答日時:
#5です。
皆さんの回答と、質問者さんの補足を読んでいて、私なりの結論が出てきました。>たとえば:
「まあ、こんな感じと思います。」(感じ=名詞)
「このような使い方は変と思います。」(変=形容動詞)
もし私が書くなら、かならず全部「だと思います」と書きます。
そのお考えでいいのです。ご自分で書く場合、そのようにして間違いになることは絶対にありません。
>ネイティブな方の文章の中で、よく「だ」がない文が出てきます。これが困っております。
なるほど。私の推察ですが、論文やビジネス文書などの堅い文章や正式文書でない、日常的文章や会話の場合に限り、
筆者や話者の心理的に、「だ」のもつ断定的意味合いを避けたい時・薄めたい時や、
ちょっとカジュアルであいまいな雰囲気を出したい時に「だ」を抜くのではないでしょうか。
(a)「今日の服装は、ちょっと変だと思いますよ」
(b)「今日の服装は、ちょっと変と思いますよ」
(a)と(b)を比べた場合、文章のポイントが違っているように感じるのです。
つまり、(a)では「変だ」という部分に文章の核があるのに対し、(b)では「ちょっと変」という部分に核があるように思います。
ですから、相手に「変だ」という、ちょっと伝えにくい事を伝える場合に、
(b)の方が、間接的な感じで伝わるし、伝えるほうも言いやすいと感じるのだと思います。
でもやはり基本としては「だ」抜きは、日本語ネイティブなら「正確な言い方ではない」という無意識があることを前提にして、
よりソフトに伝えたいために使っているものだと思うので、その感覚がまだつかめない学習者なら、自ら使う必要はなさそうです。
ただ、そういう書き方を見た時は、筆者の気持ちが何となくわかるようになるといいですね。
蛇足になりますが、文章に関してアドバイスを…。
・「だ」がない文はどうしても書きません。
→「どうしても」を使った場合は「書けません」が続かないと変な感じがします。直すなら「決して書きません」かな。
・ネイティブな方の文章の中で、
→「ネイティブ”の”方の」の方がいいでしょう。
再びありがとうございました。日常的文章や会話の場合、こんな断定的意味合いを避けたい文もありますね。貴重なご意見本当にありがとうございました。
文章のご指摘も心より感謝致します。これから気をつけます。
No.8
- 回答日時:
■これは、回答というより、生まれてから日本語を何十年も 聞いて 話して 読んで 書いてきた私の「感覚」です。
ご容赦ください。■No.#6、#7の qcn11e さんが挙げられている「名詞+と思います」例文のなかで、私が違和感を感じないのは、#7で(3)に分類されている次の3つだけです。
・おそらく病気も快方に向かっていることと思います。
・きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいのことと思います。
・あしたのちょうど今ごろ、列車は鉄橋にさしかかっているものと思います。
■あとの例文は、qcn11e さんが#7で(2)に分類されているものも含めて、全部、日本語としては変に聞こえます。
■念のために何人かの私の知人に聞いてみましたが、私の知人のほとんどが、私と同じ感覚を持っていることがわかりました。
■「名詞+と思います」が「正しいかどうか」「許されるかどうか」は別として、私と同じ感覚を持っている日本人が少なくないということは、1つの事実として受けとめてください。
ご意見ありがとうございました。いい参考になりました。
「こと」、「もの」、「べき」などの言葉が続いていくと、「だ」のない方が自然かもしれないと勝手に推測しました。
言葉というのは文法で説明できないところもいっぱいありますね。時々慣れるしかないかもしれません。
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No.7
- 回答日時:
多くの場合「だ」は入れるほうが常用ですが、文によっては必ずしもそう言い切れないような気がしてきました。
なんとなく私の感覚として、入れるのがしっくりくる場合と逆の場合とどちらでもいい場合があると思います。
以下に具体例を書いておきますが、正直に言って、下の(1)と(2)の差はほとんどないです。
文をくちずさんでいるうちに、何が自然で何が自然でないかよく分からなくなってきます。
人によっては、違った意見があるでしょう。
(1)どちらかと言うと、「だ」を入れるほうが自然で常用だと思う例:
これも原因の一つと思います。
大切なのは虫歯を直すことよりも予防することと思います。
それを言ってはおしまいと思います。
(2)「だ」を入れなくてもまったく不自然ではない例(どちらが常用なのかと問われても判断に困る):
きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいと思います。
これも年貢の納め時と思います。
あすは我が身と思います。
(3)「だ」を入れないほうが自然だと感じる例(入れないほうが普通だろう):
おそらく病気も快方に向かっていることと思います。
きっと、毎日が育児の大変さとうれしさでいっぱいのことと思います。
あしたのちょうど今ごろ、列車は鉄橋にさしかかっているものと思います。
==================================================
なお、例文は、「だ」を入れるのが自然かどうかの判断のために作ったものです。
文の意味など、それ以外のことで分からないことがあった場合、無視していただいたほうがいいと思います。
再びありがとうございました。
いい参考になりました。「こと」、「もの」、「べき」などの言葉が続いていくと、「だ」のない方が自然かもしれないと勝手に推測しました。
本当にありがとうございました。変な質問を出して、ご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
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No.6
- 回答日時:
ほかの方もおっしゃるとおり、このような質問の場合は、具体的な例をあげていただくと回答しやすいと思います。
具体例を考えてみました。
【重要】ただし、「名詞+と思います」でないものも含まれています。
あしたは晴れと思います。
○○さんはきょうは休みと思います。
これはいい辞書と思います。
私は、東京が日本で一番大きな都市と思います。
犯人たちが逃げたのはあっちのほうと思います。
かなり難しい試験の中の1つと思います。
あなたのおっしゃるとおりと思います。
我々しろうとにとっては至難の技と思います。
まあ、こんな感じと思います。
それとこれは別と思います。
この言葉の意味も同義と思います。
このような使い方は変と思います。
こう表現するのが適当と思います。
このような表現が自然と思います。
彼のとしは私と同じと思います。
これはとてもきれいと思います。
======具体例は以上=======
私の感覚では、いずれの文でも、「だ」を入れたほうが自然だと思います。
しかし、「だ」を入れなくても、日本語として、それほど不自然な印象を受けません。
>そこでお伺いしたいのは日常で「名詞+だ+と思います」と「名詞+と思います」のどちらが常用なんでしょうか。
どちらが常用か、という質問に対する回答としては、「名詞+だ+と思います」のほうです。
早速のお返事ありがとうございました。
ご明察のとおり、ご指摘してくださった例文がまさに私の理解できない構文です。「名詞+と思います」に限らず、形容動詞なども含まれています。
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No.5
- 回答日時:
きちんとした文章として書く場合に、正しいと言えるのは「だ+と思います」だけのような気がします。
おっしゃっている「改まった文章」とはどのようなものでしょうか?手紙のようなものですか?
会話や、手紙やEメールなどで身近な人向けの、わりあいカジュアルな文章では、
「だ」の断定的性質を避けるために省略する事もあると思います。
awayuki_chさんが読んだり聞いたりしたことのある、
「名詞+だ+と思います」
「名詞+と思います」
それぞれの用例を挙げていただけると、もう少し具体的なお答えができるかもしれません。
この回答への補足
早速のお返事ありがとうございました。理解しにくくて、申し訳ありませんでした。補足させていただきます。
>「改まった文章」とはどのようなものでしょうか?手紙のようなものですか?
理解しにくくて、申し訳ありませんでした。「改まった文章」とはただ「ます、です」が含まれた丁寧体の文を指すだけです。
実は、名詞だけではなく、形容動詞で文を終える時にも同じような疑問を持っております。NO6とNO7の方がご指摘してくださった例文がまさに理解できない構文です。
たとえば:
「まあ、こんな感じと思います。」(感じ=名詞)
「このような使い方は変と思います。」(変=形容動詞)
もし私が書くなら、かならず全部「だと思います」と書きます。「だ」がない文はどうしても書きません。でも、ネイティブな方の文章の中で、よく「だ」がない文が出てきます。これが困っております。
No.4
- 回答日時:
ちょっと本題と反れていますが、「~と思います」という記述の例として以下があります。
「それは 難しい と思います。」(形容詞)
「それはまず ありえない と思います。」(連語)
※「ありえない」はもともとは「あるはずがない」です。
などがありますね。
「形容詞+と思います」が多いようです。
「名詞+と思います」は本来の日本語の使い方としてありえるのかもしれないですが、常用かといえば、そうではないと言ってほぼ間違いないのでは?と思います。
(恥ずかしながら私は正しい日本語を理解してるとはいえないので断言はできませんが)
参考URLも一度参照してみてはいかがでしょうか?
直接の回答とはならないのが申し訳ないですが。
私は専門家ではないので回答ではなくアドバイスとさせていただきますが、少しの参考となれば嬉しいです。
あと、私はawayuki_chさんの日本語、とてもきれいだと思います。
日本人の好むと言われる礼儀、敬語などの要素が上手に使われていると思います、これからもお勉強がんばってください!
No.2
- 回答日時:
「名詞+だ。
(1)」の鋭い断定の語気を和らげる言い方としては「名詞+です。(2)」を常用するのがよいでしょう。しかし、それでもまだ強い感じを受ける人もいるようです。(なにしろ、日本語は明言を避けることを美徳としますので)
そこで「名詞+だ+と思います。(3)」(あくまで個人の主観であることを表現)、さらに断定を避ける「名詞+と思います。(4)」が用いられています。
(1)~(4)は、断定の語気が強い順です。
明言することがどの程度求められているのか、その場面によって使い分けてください。
(1)については「名詞+である。」もありますが、意味合いとしては、「だ」は主観的で強引な断定、「である」は客観的で妥当な断定という違いです。
論文では後者が常用です。蛇足でした。
いつもお世話になっております。
早速のお返事ありがとうございました。(1)->(4)それぞれ断定の語気が弱くなりましたね。大変いい勉強になりました。
また、「である」と「だ」の基本的な違いもご親切に教えていただき本当にありがとうございました。
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