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合う、合わす、合わせる、合わさせる、合わさす
ご説明をいただきたいのです

A 回答 (2件)

実は、これかなりの難問です。

「合う、合わす、合わせる、合わさせる、合わさす」これらには同じ使い方と思われるものも混じっています。
 まず、単純な物から始めましょう。「あう」という語には【合う/会う/遭う/▽遇う/×逢う】などの漢字が当てられますが、日本語としては同語源ですから、必要があるときだけ漢字を使いますが、平仮名にしましょう。また「あわす」と「あわせる」とは同じ意味に使いますが、「あわす」は古い言い方で、今も関西で使われています。関東型は「あわせる」で現代語では「共通語」になっています。ここで煩雑になるので、共通語で話を進めます。
 「あう」自動詞 「人にあう」「音があう」「声があう」「サイズがあう」のように使われます。
 「あわせる」他動詞 (「人にあわせる」)「音をあわせる」「声をあわせる」「サイズをあわせる」
 「あわせる」自動詞「あう」+「せる」(使役の助動詞)

(上の「人にあわせる」だけを、別扱いしましたが、なぜかというと、たとえば「友達が嬉しそうに騒いでいるので、私も調子を合わせてはしゃいだ」なら、このグループに入ります。ところが、「(友達を)あの人に、一度会わせようと思う」というと、ちょっと違ってきます。これは、
 「あう」+「せる」(使役の助動詞)でいわゆる「使役形」になります。
「他動詞」と「自動詞の使役形」とが同形になることは時々あります。これはどの動詞でも起きるわけではありません、たまたま起きる動詞があるわけです。この質問になかなか回答がつかなかった原因の一つでしょう。私もちょっと頭を悩ませ、すぐ回答できませんでした) 
 なお、「あわせる」という他動詞の使役形を作ると、「あわせさせる」(あわせる+させる)となりますが、この他動詞の受身形は厄介な形です。この場合は何とか通用するかも知れません。しかし、たとえば、「家に友達を泊める」(他動詞) 「家に友達を泊まらせる」(自動詞の使役形)はいいとして、「家に友達を泊めさせる」(他動詞の受身形)はどういうことを意味するのか、考えてみましょう。その厄介さがわかるはずです。

 さて、「あう」の整理をしましょう。
「あう」(自動詞)「あわせる」(他動詞)「あわせる」(自動詞の使役形)「あわせさせる」(他動詞の使役形)

 ところで、質問文にあった「あわす、合わさせる、合わさす」を無視してきましたが、ここでフォロウします。「あわす」は一度触れましたが、「あう」+「す」(古語の使役の助動詞、関西ではまだ使う)一般的には共通語でも使うことがあり、ある「自動詞・他動詞の対応表」には、次のようなものが、他動詞として載せてあります。( )の中

 合わせる(合わす) 遅らせる(遅らす) 通わせる(通わす) 咲かせる(咲かす) 死なせる(死なす)
 知らせる(知らす) 脱がせる(脱がす) 飲ませる(飲ます) 履かせる(履かす) 吐かせる(吐かす)
 待たせる(待たす) 待たせる (持たす)

「合わさせる」は「あわす」+「せる」という使役形。(他動詞の使役形)=「あわせさせる」
「合わさす」は「あわす」+「す」(古語の使役の助動詞)(他動詞の使役形)=「あわせさせる」
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使役の助動詞の「す・さす」(口語)、「せる・させる」(文語)は未然形接続ですが、それぞれ接続先に微妙な違いがあります。


https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BD%BF%E5%B …

「合う」は五段(文語では四段)ですので、これを念頭に検索先をご一読なさるとよいでしょう。
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