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地震でよくお墓が倒れてしまったニュースが流れますが、これって建築法上問題ないでしょうか?
地震で簡単に壊れてしまう構造になっているお墓が多すぎると思います。

地震の被害にあった墓地にいったことありますが、墓石と土台を接着するのに接着剤だけのものが多くありました。
これでは倒れて当たり前だと思いました。
中には鉄の棒の芯が入っているのもありましたが、これも倒れていました。
耐震性のお墓を作ると高価なのでしょうか?

A 回答 (4件)

壊れないお墓をお望みのようですが、少し地震について考えると、なぜお墓が倒れる用になっているかがわかると思います。

まず、地震の揺れ方について考えてください。震源地からの距離や地質等により大きく異なりますが基本的には横揺れなのですが、震源地から離れるほど揺れの周期が長くなります。震源地に近いとテレビ等で地震波形を見られたことがあると思いますが、一般的なサイン波(大きな波)ではなくギザギザの細かな波なのです。これは、地面が1秒間に数回左右や前後に数センチや数十センチも移動したことを示しています。その揺れが折り返す時(右に揺れたものが左に揺れる時)はほとんど時間差は無く瞬間的に揺れる方向が変わっているのです。その力は異常に大きな力となります。簡単に言うと、自動車でyoshinobuさんが走行しているときに瞬間的に同じスピードで後ろ向きに走るのと同じことなのです。次に墓石ですが地面(下部の墓)から細く突き出ています。これが、地面と平行に移動すれば壊れることはありません。しかし1回目の揺れは可能でも、逆に揺れたときには、は開始の上部は慣性力で同じ方向に進もうとしています。したがって、下部の動きとは逆になってしまし、石が折れようとします。このときにあまり固定がしっかりしていると折れる場所(墓石の下部)を支点として投げようとする力に変わり、最悪の場合には折れた墓石が遠くへ飛んでしまう恐れがあります。(石は圧縮には強いのですが引っ張り力には弱い)このときにお墓参りでもしていれば多くの死人が出るのではないのでしょうか?墓石を固定していないなら、墓石は慣性力でその場所へ留まろうとし、最悪でも横へ転倒する程度の被害です。つまり、昔の人は良く考えてお墓を造ったのだと思います。ならの法隆寺の五重塔なども各屋根を接合せずにただ重ねて乗せただけです。昔の職人のすごさですね!如いて耐震性のお墓を造るのならオール鉄の塊でしかできないと思います。
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建築基準法は、建物の中にいる人間の生命を守るためにつくられているようです。


さて 墓石と土台って接着するものなのですか?
私の知っている限りでは、そのまま乗っているだけです。死んだ人の骨つぼを入れる時は、ただ ずらして開けて入れていますけど。。
でも地震の時に倒れて、石が欠けてしまうのも困りますね。最近の横型のシンプルなデザインのお墓にすれば倒れないのではないでしょうか。
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もともとお墓は接着剤もセメントもない時代からあって、単に石を組んで積んであるだけのものでした。

ただ、それなりに重いので弱い地震では倒れません。

昔は、震度は、ゆれ具合を体感や被害状況から人が判定することになっていて、「墓石が倒れる」は震度5の目安になっていました。
したがって、昔ながらのお墓は震度5で倒れる可能性が高いです。
(今は震度計で測定してます)

建築物でなく、またふだんは付近に人があまりいないと思われるので特に耐震基準はないんでしょうし、基準を作っても既存の物には適用されません。
同様に震度5が倒壊の目安だったブロック塀は倒れた時の危険が多いからか、基準が作られてますが、古い塀には地震のとき近づかないほうがいいです。

石碑や石像なんかも基準はないと思いますが、道路に面したようなやつはそれなりに頑丈に作ってほしいですね。
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建築基準法上、お墓は建築物扱いにはなりません。


したがって、少なくとも建築基準法で規定することはできないと思います。
私も子供の頃、お墓で鬼ごっこをしていて、墓石を倒したことがあります(なんと罰当たりな・・)。
その時の墓石はただのっけてあるだけだったので、墓石とはそういうものだと私は思っていました。
確かに、鉄の棒を入れたり、強力な接着剤で接着するなどすれば、耐震性は高まると思いますが、最近は「○○家代々の墓」のようなものが多く、あとから納骨することを考えると、あまり頑丈につくるわけにもいかないでしょうね。
何でもそうなのですが、物をつくる際には費用対効果という考えがあって、何十年に一度の地震のために高いお金をかけるよりは、壊れたら直すという方が安上がりだと判断できるのではないでしょうか?
ただし、人の命はお金には換えられないので、人が生活する建築空間や、道路、橋などは、原則として地震で壊れないように設計することになってます(それでも壊れることはありますが・・・・)
川の堤防などは、50年確率、100年確率など、洪水の規模と発生確率を計算して、例えば200年に1度しか発生しないような大規模な洪水では堤防が決壊しても仕方がない、と考えます。
未だかつてないような規模の洪水を想定して、日本中の川の堤防が恐ろしく高く盛り上がっていたら、日常の景観的にも美しくないし、橋を架けるのもたいへんだし、自然環境への影響も大きいですよね。

というわけで、お墓も、基本的にいつも人がいる場所ではないし、一瞬にして墓石が倒れてくるわけではないので逃げる余地もあるだろう、というような考えでつくってあるのではないでしょうか?(想像ですが、大きく違ってないと思います)
墓石は重量があるので、ちょっとした地震では簡単に倒れませんしね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お墓は建築物ではなかったのですね。
お墓は倒れると傷がついてしまい、交換しなければならない場合が多いようです。
墓を建てるときは気をつけたいと思います。

お礼日時:2004/11/18 18:32

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