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卒論で追い込まれています…分詞構文の歴史について研究していますが、ラテン語の影響からの奪格がその起源のようです。でも奪格がイマイチ分かりません。分かり易い本とかありますか?

A 回答 (2件)

英語・英文学が専門の方とお見受けします。



奪格起源、というところまで分かっていれば、そんなに大変じゃないのでは?

奪格はラテン語などでの文法用語ですが、卒論の範囲内では細かな点にあまり踏み込まなくていいでしょう。

英語史の本が奪格について細かく説明したものはないと思います。

 OED、ご存知ですよね。大学の図書館にいけばあります。【 ablative 】を引いてみてください。どういう働きをするのか定義がありますよ。卒論の引用としてOEDは最もふさわしいと思います。
 OEDの用語については難しいものがありますが、簡単に注釈しておくと、

Aryan languages = Indo-European languages
case = 格
case being understood = (the ablative case というべきところなのに) 「case を省略して」(つまり the ablative だけで奪格の意になる」
Teutonic = ゲルマン語(または語派)
instrumental = 具格
locative = 位置格、地格、処格

奪格、というのは英語では副詞に相当する働きをします。
ラテン語では格変化で表していたものを英語では前置詞+名詞などといった分析的な表現にして表します。

分詞構文も、副詞句ですよね。

ラテン語のシンタックスを英語はかなり模倣しましたから、その中で分詞構文のような表現法も定着してきたのでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございます。英語学専攻なのですが、なかなか英文に親しみがなく、今まで避けて通ってきたので最後の最後で大きなツケが回ってきています…。そうですよね?卒論範囲で細かなところまで言及するには時間的にも能力的にも限界があります。ただ、英語学の卒論だと書籍の書き写しになるような気がして…。話がズレてきましたが、OED引いてみます。教えて頂いた上に励まして頂いて…がんばります!!

お礼日時:2004/11/25 21:05

分詞構文、「奪格」だけに拘らないのなら、



渡部昇一博士著「英語の語源」、「英語の歴史」、「日本語の歴史」等が参考になるでしょう。
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