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大東亜戦争に於いて日本軍は真珠湾攻撃を大成功させましたが、米軍の反抗は翌年のガダルカナル戦からであり、太平洋島嶼を飛び石作戦などという呑気な作戦を立て米軍は三年以上無駄な消耗戦をしました。少数の日本軍に時間稼ぎをされた挙げ句、日本はアジアを全部解放してしまいました。そこで質問です。
大海軍力を持つ米軍は何故、南の島ではなく、日本本土や東南アジアに上陸作戦を立てて攻めてこなかったのでしょうか?やる気がなかったのでしょうかね。

A 回答 (9件)

>日本本土や東南アジアに上陸作戦を立てて攻めてこなかったのでしょうか?


 日本軍がことのほか強かった点もありますが、
 敵地を空爆しないまま上陸したら兵士が「狙い撃ちされる」のは明白ですから、
 空爆なき上陸は米軍には出来ない作戦です。
 玉砕も止む無しなどの決断をする日本軍なら強行するかも知れないが、
 保身を第一に考える米軍にはアリエナイこと。

 故に、米軍が「5日間で陥落する予定」で上陸し、
 日本軍を超える死傷者を出しつつ、37日間かけて占拠した
 硫黄島(東京まで空爆に行って、戻れる飛行場)から
 東京への空爆が始まった訳です。

 一般市民を殺害する必要など無いから、完全に戦争犯罪に該当するのだが
「生かしていたら竹やりで殺される」と考えていたのか
 東京大空襲で10万人、広島で8万人、長崎で4万人を焼き殺したようです。

米軍の兵隊に「国を守る」なんて意識は皆無に近い。
入隊させられて家族を失った遺族や軍需工場で労働させられる市民から
「戦争なんて止めろ!!」と反戦に展開するのが怖くて、
リメンバー パールハーバー、ジャップと反日を強調し続けていたようです。

アメリカも結構ギリギリのところだったと思います。
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>日本本土や東南アジアに上陸作戦を立てて攻めてこなかったのでしょうか?


そのような作戦であったからです。

そもそも「大東亜戦争に於いて日本軍は真珠湾攻撃を大成功させました」という評価は如何かと思います。
たとえばそれによってハワイを日本の領土とし、今もそれを維持できているというような結果を得ることが出来ているなら「成功」と言うのも一理ありそうですが、あれによって始まった太平洋戦争の結果は、それまで保有していた領土(簡単に領土と書いておきます)の多くを失い、それのみならず本土まで酷い空襲を受け、ついでに原爆2発を投下され、それから慌てて無条件降伏を受入れ、それまで「俺は生き神様だぜ!」という立場をとっていた天皇までが「実は俺ってただの人でした」と言うに至るという体たらくです。
結果を見れば、「どう考えても真珠湾攻撃は大失敗」と言うのが私の評価です。
勝負は、やるならば必ず勝たなければいけません。
こうしたことは、簡単にいってしまえば、勝った人は「あいつ強いなあ。すごいなあ」であり、負けた人は「あいつって掛け声だけだな。あんなに弱いとは思わなかった」です。
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1、まず、アメリカは「兵法の常道に則っていた」こと。


  つまり寡をもって衆を破るというような不合理なことは考えなかった。
  必ず勝つというところまで準備をしてから戦をした。

2、日本側も、ちょっと知っている人間なら「2年もすればアメリカに逆転される」ということは知っていた。
  一時的に勝ったところで最終的に勝てなければ戦う意味がない。
  アメリカはそのとおりに振る舞ったに過ぎない。
  日本人の情緒とやらに付き合う義理はない。

3.アメリカは別に資源に困っていなかった。
  石油も鉄鋼も自前で準備できる。
  わざわざ兵力を割いて重要度の低いところを攻める意味はない。
  日本を潰せばそれらの地域は解放できる。
  それが明白であればなおさらである。

4.戦時だからと言って戦争に全力を傾倒していては日本のようになってしまう。
  ちゃんと後方のことを考えないといけない。
  日露戦争の時は日本は逃げることができなかった。あの時とはまったくちがう。
  アメリカは欧州との二面作戦をしながらしかも昭和18年には産業体制を平時体制に切り替えている。
  日本はそんな相手に負けたのである。

5.結論。
  日本はもともと政略面、戦略面でアメリカに全く歯が立たなかった。
  その活路を戦術に見出したが、それさえもアメリカの筋書き通りミッドウェーで逆転された。
  日本に良いところなど何一つなかった。
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開戦時の日本海軍(連合艦隊)とアメリカ太平洋艦隊の兵力は下記のとおりです。

 ヨーロッパ戦線に振り向けていた艦船を含めても、太平洋戦争開戦時には、決してアメリカが大海軍力を持っていたわけではありません。 もちろんアメリカは真珠湾以降総力を挙げて軍備拡張に努めましたが、それなりの時間は必要でした。 

【連合艦隊】
戦艦:10
空母:9
重巡:18
軽巡:18
駆逐艦:93
潜水艦:57
計:205隻

【アメリカ太平洋艦隊】
戦艦:9
空母:3
重巡:12
軽巡:9
駆逐艦:54
潜水艦:25
計112隻
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理由は「日本軍が馬鹿みたいに強かったから」です。



西洋の軍隊と言うのはローマ時代からの伝統で「兵隊の消耗を極端に恐れる」軍隊です。理由はローマ時代から民主主義があり徴兵制だったからです。そのため「国民から兵隊を借りて、なるべくちゃんと返す」という伝統があったのです。

ところが日本はそれまで武士の国だったのでそういう伝統がありませんでした。日露戦争の二〇三高地の突撃でも分かるように、人員の消耗をあまり考えていない部分があり、その伝統?がのちの神風特高につながっていきます。アメリカ兵が神風を心から恐怖したのは「自分たち兵隊が、なるべく無傷で家族の元に帰る」という西洋的な価値観を真逆な攻撃をされたからです。

 捨て身の攻撃をされると防ぐのは非常に難しいのです。

となれば「日本を攻略しつつ、兵隊の消耗をなるべく避ける」なら時間と物資をかけるしかありません。アメリカが日本より確実に有利なのは「物量の豊富さ・工業力の強さ」だったからです。この二つを生かすには「時間をかければかけるほど日本が消耗する」作戦をとればよかったのです。

実際アメリカは、戦争中一度も資源不足に陥ることはなく、普通に生活し自動車に乗っていました。日本は「欲しがりません勝つまでは」と言う世界ですから「時間をかける」作戦は日本を追い込んでいったのです。

その上で太平洋上の島の拠点をつぶしていくアメリカの作戦は、非常に強力な日本海軍と、海軍によって要衝に贈られる陸軍に大打撃を与えました。当時まだ空母の規模や航空機の航続距離が短かったので、島を占領するということは「島から哨戒できる範囲が米軍の領海になる」ということだったからです。

この点については、空母を持たない中国が南沙諸島の島を埋め立てて基地化しているのも同じ戦略です。

米軍は島を占領すると24時間程度で滑走路を作り、補給設備を用意し哨戒機を飛ばすようになりました。テニアン島を取得した米軍は翌日には日本本土に偵察機を派遣しています。

このように「日本軍をじわじわと追い詰めて、日本の作戦領域をどんどん潰していけばどこかで降伏する」というのがアメリカの読みだったわけですが、日本軍の粘り強さは想像以上で、硫黄島占領時におけるアメリカの上陸作戦の予定は5日だったのですが、日本軍の抵抗にあい結局2か月かかってしまいました。

それでも逆から見れば「硫黄島しか残っていない状態まで追い込んだから2か月で硫黄島を占領できた」のです。

それぐらい時間を掛けないと、日本を敗戦まで持ち込むことはできなかった、ということです。
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用意周到なアングロサクソンは 一発勝負 決戦 好きの日本人と違ってゆっくり準備を整えてから行うんです。



ミッドウェー海戦の引き金になった、ドウリットルの日本初空襲はなぜ行ったと思いますか? 
 「真珠湾の復讐」? いいえ そうではなく 原爆を爆撃機で日本本土に落とせるか を試したのです
  やってみたら 高射砲も戦闘機も来ないことに驚いたそうです  それで やれる と確信した
(ドイツは高射砲と戦闘機がバンバン着てさすがのB17も苦戦してました)
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当時の米軍はヨーロッパで参戦していました



真珠湾が攻撃されたので、アメリカ本土の西海岸から日本に向けて進むのに1月掛かります
1月かけてやってきたら、燃料切れで帰れなくなります(^_^;

補給艦も同行させればいいのですが、補給艦にも補給が必要ですから、数珠つなぎのように船を用意しなければいけません

日本本土を攻撃するだけで終わるのならいいですが、船から陸地を攻撃しても、その射程距離より遠くの場所は攻撃できません

東京湾から攻撃しても長野県まで届きません埼玉すら届かないですから、埼玉に基地を設ければ、への河童ですね(^_^;

航空機も艦船も航続距離というものがありますから、フィリピンなどの島しょ部を順番につなげて、日本本土に近づく、という戦法をするしか無かったということです

呑気にやってたわけじゃありません
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米国は、ヨーロッパ戦線(ヒトラーとの戦い)を優先させていました。


ですので、日本との戦いの優先順位は低かったようです。

また、日本との戦いを始めたころ、米国は海軍力は日本よりも劣っていたといいます。
「精神力さえあれば、物資が不足してもなんとかなる!」という日本とは違って、米国は合理主義です。
しっかりと艦船などを製造し、準備を整えてから戦いに望むって方針もあったようです。

日本が大敗したミッドウエー海戦では、戦力的には日本のほうが優位だったことからも、米軍の準備が十分ではなかったことがわかります。
ちなみに、海外SFドラマの「宇宙船エンタープライズ」の名前に引き継がれている空母「エンタープライズ」は、日本海軍との戦いでは、大活躍して、米海軍を支え続けました。
逆に言えば、「おのれ、エンタープライズ!!」っていう恨みがあったのが旧日本海軍でしょうね。

エンタープライズは、日本軍の放った7本の魚雷を、巧みな操船ですべてかわしたりしています。
また、英国より米国に提供されたレータ技術は、対空機銃の照準装置にも応用されていたみたいです。だから、太陽を背にして攻撃を仕掛けても、自動照準で射撃できたみたいです。
さらに、近接信管も開発されてましたからね。

ちなみに、映画「永遠のゼロ」に出てきたみたいな、信じられないような、神業的な操縦技術を駆使した零戦のカミカゼ攻撃によって、空母エンタープライズの前方エレベータは破壊され、戦闘不能となったエンタープライズは、戦線から離脱し、そのまま終戦を迎えたそうです。
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人と人とが殺し合いをする戦争に 成功は無い




子孫が その酬いを受けてる事実が物語ってるのに 何故 それが分からないの?
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