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お世話になります。FT-IRでアミノ酸の分析をした場合、L体とD体の差はでますか?異性体でもはっきり区別できると聞いたのですが・・・。

A 回答 (3件)

そうです。

L体とDL体では違いが出る可能性があります。
明確にどのように(スペクトルの波長の)違いが出るのかは、物によると記憶しています。場合によっては差がないときもある。
明確な差を求めるならIRスペクトルではなく、CDとかORDスペクトル測定になるでしょう。

これは(IRの差は)、光学活性体の優先晶析法が出来るかどうかの議論の際、述べられことです。詳しく調べるなら、このあたらを探してください。

屈折率はD体、L体でも変わりません。
旋光度はD体、L体で+か-の正反対の角度が測定されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実際にやってみた所、L体、DL体両方の標準品をライブラリに入れてみてから、サンプル(DL体かと思われるもの)を測定・サーチするとやはりDL体のほうがヒット率がたかかったです。そこでまた別の質問なのですが、たとえば、小麦粉とトウモロコシの粉では差はでますか?穀物系はみな同じようになってしまいました。そこまで大きい範囲になってしまうと差はわからないですよね。でも品質管理には使えますかね。例えば毎回輸入するトウモロコシの粉がたしかにトウモロコシの粉であるとか。

お礼日時:2004/12/03 22:00

IRでの品質管理は難しいと思います。



低分子量の有機化合物の品質管理でさえ、NMR、IR、融点、水分測定、灰分測定などを実施しています。

小麦粉の品質管理でしたら、参考までURLに一例を張っておきました。

参考URL:http://www.agri.pref.oita.jp/kakubu/suiden/suide …
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この回答へのお礼

重ね重ねありがとうございます。非常に参考になりました。検討してみます。

お礼日時:2004/12/06 20:48

光学活性体の立体異性体は、旋光性を除いて、NMRやIRの差は出ません。



旋光性の違いとは、旋光度、ORD、CDスペクトルです。

ちなみに、IRで差が出るのは、光学活性体とそのラセミ体
(ラセミ混合物、ラセミ固溶体)では。

この回答への補足

ありがとうございます。では、例えば、L体標準品(L-Alanine)とラセミ体(DL-Alanine)では差を確認できるということでしょうか? また、別の質問で申し訳ないのですが、旋光度と屈折率は違いますよね?? 何言ってんだって感じですよね。すいません。

補足日時:2004/12/01 23:12
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