プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近まで愛用していたキヤノン5Dmk3からソニーα7Ⅲに買い替えました。
一長一短はあるものの概ね満足しています。
特にAFの測距点の数がレフ機の比ではなく、AFポイントを隅々までカーソルで移動できて快適です。
そこで疑問なのですが、レフ機のAFポイントがミラーレス機のように隅々までないのはなぜでしょうか?

A 回答 (4件)

構造・方式の問題… つまり一眼レフが現状の一眼レフであろうとする限り画面の隅に測距点を配置することはできない、というのは既に回答があるとおりです。



さてそうなると「隅に測距点を配置できないような不完全なものが、なんでカメラの世界で幅を利かせているのか」という疑問が湧かないですか。

答えは至極単純で、写真撮影に於いて画面の隅っこにピントを合わせるということはほとんどないからです。
画面の隅っこにピントを合わせるということは、主役が隅っこにあるということになるわけですが、そういうところに主役を配置する構図って、むっちゃ考えづらくないですか。

仮にそういうことがあったとしても、そこから動かない被写体… 植物とかそうですけど、そういうのなら多少の時間をかけて撮影していいわけですからマニュアルフォーカスで対応できますし、もし動物みたいに動く被写体なら、隅っこに配置しようとすると測距以前に被写体の方で勝手に画面から外れてしまう可能性が高くなるので、チャンスを逸しないことを優先にするなら危険な選択と言わざるを得ません。

つまり隅の測距点って特段の必要性はないのですよ。
実際5Dmk3を使っていて、隅に測距点がないために身悶えするほど苦しんだ、なんてことはなかったでしょう。
一眼レフは必要にして十分なところをしっかり押さえているってことです。
だから測距点で強烈な不満は出ていないし・支持率にも影響していないというわけです。
あくまで私の知りうる範囲でですが。

もっとも、測距点のことだけで、レフのほうがいいとかミラーレスのほうがいいとか、そういうことにはならないですけどね。
私個人は好きなカメラで好きなように楽しむのが何よりだと思っています。
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AF機構の違いからです。



レフ機では撮像センサーとAF用の位相差検出センサーが別々に付いていて、AF用のセンサーがカバーできる範囲は撮影面に対して小さいから、そこから外にはカーソルが出て行けません。

一方のミラーレス一眼にはかつては原理的に位相差検出センサーが取り付けられなかったため(だって「ミラーレス」だもん)、AFは撮像センサーで実像を見るコントラスト方式でした。これだと実像を見てるわけだから必然的にAFポイントは撮影範囲全体になります。「でした」と言うからには今は違うものがあるわけです。

今ではそれプラス、像面位相差方式という位相差検出用のセンサーを撮像素子に集積したものが実現し、ミラーレスでも位相差AFが可能になりました。α7IIIのように、位相差検出センサーが撮像面の全体近くをカバーするくらいに広く配置されている機種なら、位相差AFでありながらAFポイントが隅々まで移動できるということになります。

でもレフ機でもライブビュー撮影なら動作としてはミラーレス機と同じ状態になっているので、コントラストAFでの撮影となり、AFポイント移動の制約は生じないはずです。ソフト制御的にわざと制限している可能性はありますが。
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位相差検出方式かコントラスト検出方式かの違い。



ミラーレス一眼のコントラスト検出は、イメージセンサーそのものを利用するのに対し、一眼レフは、イメージセンサーと物理的距離が同じになる位置に位相差検出センサーを配置している為。


◎位相差検出AF方式でのピント合わせ

目の前に「指を1本立てて」遠くを眺めると、指が「2本」に見えます。
これは、左右の目に「視差」があるから。
この原理を応用したのが、「位相差検出方式」によるAFの仕組み。
が、撮影レンズは「単眼」。このままでは、視差の原理は活用できません。

そこで、「AF二次結像レンズ」を結像面の後方に配置。
レンズのf2.8付近とf5.6付近を通る光束から、180度相対角する2組を選択、人の目に相当する「視差」を作ります。

AF二次結像レンズを通過した光束は、一対のラインセンサーで、その位相差を検出します。
位相差のズレ幅から、後ピン・前ピンの判断と合焦からどれくらい外れているかを演算。この情報をレンズに伝え、レンズに内蔵したROMで駆動量に置き換えてピントを合わせます。

http://web.canon.jp/Camera-muse/tech/report/2011 …
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>なぜでしょうか?


キャノンでもできるはず
仕組みを覚えて取説最後まで読んだら分かります
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