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dx/dt=x^2-3x+2 x(0)=a

この微分方程式の解き方を教えてください。

A 回答 (2件)

微分方程式 dx/dt=x^2-3x+2,初期条件 x(0)=a を解け



dx/dt=x^2-3x+2 から
dx/(x^2-3x+2)=dt
∫dx/(x^2-3x+2)=∫dt
1/(x^2-3x+2)=1/{(x-1)(x-2)}=1/(x-2)ー1/(x-1)を使うと」
∫dx/{(x-1)(x-2)}=∫{1/(x-2)ー1/(x-1)}=∫dt
∫dx/(x-2)-∫dx/(x-1)=t+C Cは定数
= log|x-2|-log|x-1|=t+C
|(x-2)/(x-1)|=ce^t__①
初期条件 x(0)=aより、t=0のとき
|(a-2)/(a-1)|=c となる。
もし(a-2)/(a-1)≥0_②なら
(a-2)/(a-1)=c__③
①から (x-2)/(x-1)=ce^t 両辺に(x-1)をかけて
x-2=(x-1)ce^t
x(1-ce^t)=2-ce^t
x=(2-ce^t)/(1-ce^t)_④ となる。
②の条件式が、逆なら③で、cの符号が逆になり
x=(2+ce^t)/(1+ce^t)_⑤ となる。
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f(x)dx/dt = g(t) の形に変形できる式は


「変数分離形」といって、
∫f(x)dx = ∫g(t)dt の計算をするだけです。

dx/dt = x^2-3x+2 なら
∫{1/(x^2-3x+2)}dx = ∫dt でok.
左辺の積分は、
1/(x^2-3x+2) = 1/(x-1)(x-2) = 1/(x-2) - 1/(x-1) から
∫dx/(x^2-3x+2) = ∫dx/(x-2) + ∫dx/(x-1)
= log|x-2| + log|x-1| + (定数) です。
よって、
log|(x-2)/(x-1)| = t+C (Cは定数) より
(x-2)/(x-1) = ±e^(t+C) を変形して
x = (2 - Ae^t)/(1 - Ae^t)  ; A = ±e^C

A が e^C か -e^C かは a の値によって決まり、
連続した解の途中で切り替わることはありません。
(t,x) = (0,a) を代入して、
a = (2-A)/(1-A) より A = (a-2)/(a-1).
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