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ちょっとした切り傷は元通りになるのに、指を失ったりすると生えてくることはありませんよね?その違いは何ですか。

DNAに生物の情報が入っているなら指が生えてきてもおかしくないと思います。DNAはそこまで詳しくないってことですか?

具体的に、どのような傷は元に戻らないというようなラインがあったら教えてください。

A 回答 (5件)

ちょっとした切り傷は、その近くの幹細胞(大人になっても分裂できる細胞)が不足した細胞を造って補って、元通りになると分裂を止めます。

指を失ったりすると、残っている指の幹細胞に失った指先の情報は無いので、指先を再生できません。
>具体的に、どのような傷は元に戻らないというようなラインがあったら教えてください。
ピアスの穴は放っておくと閉じることやそのままのことがあるので、その辺がラインのように思います。
iSP細胞はどんな細胞にも分化できると言われていますが、ある部位の担当幹細胞の核を他の細胞の核と入れ替えるので、当然のことです。正常な幹細胞は死んだ細胞の数だけを細胞分裂で補足していますが、iSP細胞はただただ増え続けるので、ガン細胞に似ています。ここが、10年以上経っても実用化されていない理由です。iSP細胞も幹細胞のように、必要な細胞を生産して止める機能があれば画期的な細胞と言えるでしょう。
移植したiSP細胞が体中に転移して、体中がiSP細胞になってしまうと困りますからね。
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基本的には動物は受精卵から分化していきます。


そのときいったん分化してしまえば、もう後戻りはできません。
DNAの中で不要なものは、発現しないようになってしまうんですね。
ですから指先を損傷すれば、傷口はふさぎますが、指の細胞がまた指先の細胞に分化することはないのです。

不便なようですが、いったん分化した細胞が別の細胞に分化してしまえば生体がめちゃくちゃになります。
だって、脳細胞のニューロンが皮膚細胞にかわったりしり、骨細胞が腸壁細胞になったら生きていけないですね。

これができるのが、iSP細胞です。どんな細胞にも分化できる受精卵のような細胞なんです。
これを使用すれば将来的に指が欠損しても補うことが可能になるでしょう。
iSP細胞の発見がいかに画期的なことかわかっていただけたでしょうか。
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そのとおりです。


切り取った指から本人の複製ができてもおかしくないです。
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骨折程度でしたらくっ付けることは可能ですが、指一本とか手足一本とか失くしますと無理ですね。

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>DNAに生物の情報が入っているなら指が生えてきてもおかしくないと思います



生えるというか伸び続けるというか成長しつづけるという情報があれば元にもどります。
人間なら爪とか髪の毛。
他にも軟体類は足とか無くなっても伸び続けるらしいので失っても生えてきます。
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