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数学の本を読んでいてわからない所があります。

写真の最後が3εで極限の証明が終わっているのですが、εで押さえる形にしなくてもよいのですか?

「数学の本を読んでいてわからない所がありま」の質問画像

A 回答 (3件)

最初の行


|a(n)-a(m)|<ε
の前のページに何が書かれているか不明ですが
仮に
任意の
ε>0
に対して
ある自然数
L_1
が存在して
n>L_1
m>L_1
となる任意の自然数n,mに対して
|a(n)-a(m)|<ε
が成り立つ
とすると

自然数L_1はεの関数なのでそれを明確にするためL_1を
L_1(ε)
と書くと

任意の
ε>0
に対して
ある自然数
L_1(ε)
が存在して
n>L_1(ε)
m>L_1(ε)
となる任意の自然数n,mに対して
|a(n)-a(m)|<ε
が成り立つ
L_1(ε)≦LなるあるLをとると,L≦nなる任意のnに対して
|b(n)-c|<ε
が成り立つ
L≦nなる任意のnをとる.…
n≦m_0なるあるm_0をとると
b(n)-ε≦a(m_0)≦b(n)
が成り立つ
|a(n)-c|≦|a(n)-a(m_0)|+|a(m_0)-b(n)|+|b(n)-c|<ε+ε+ε=3ε

となります
ここで
L_1(ε)

L_1(ε/3)
に変えて

任意の
ε>0
に対して
ある自然数
L_1(ε/3)
が存在して
n>L_1(ε/3)
m>L_1(ε/3)
となる任意の自然数n,mに対して
|a(n)-a(m)|<ε/3
が成り立つ
L_1(ε/3)≦LなるあるLをとると,L≦nなる任意のnに対して
|b(n)-c|<ε/3
が成り立つ
L≦nなる任意のnをとる.…
n≦m_0なるあるm_0をとると
b(n)-ε/3≦a(m_0)≦b(n)
が成り立つ
|a(n)-c|≦|a(n)-a(m_0)|+|a(m_0)-b(n)|+|b(n)-c|<ε/3+ε/3+ε/3=ε

とする事ができます
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著者によって書き方が違います。



3ε を避けるために、
(1/3)ε を途中式では使って
最後が ε となるように調整する人のいるし、

どうせ、任意の正の数より小さいことが言えればよいのだから
途中での調整を捨てて
最後を 3ε の形にしてしまう人もいます。

例えば、ある正の数 γ を任意に選んだ。
この γ に対して 3ε < γ をなる ε を取って 話を進める
のような記述が追加されれば、悩まなくてもすむのでしょうが、

あまり気にしない著者も多いです。
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写真の証明中の ε を全て E に書き換えて、


最後に ε = 3E と置いてみましょう。
ね、任意の ε で押さえれられているでしょう?

この部分は脳内変換で済ませて、写真のように
3ε とかで押さえたままにしとくのが普通です。
3ε でも、それが任意の正数だってことは判りますから。
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