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こんばんは、文の成分と連文節についての質問を二点させて下さい。
文の成分において、連体修飾語または連体修飾部は存在しないということが言われていますが、
その理由には「連体修飾語または連体修飾部は単独で文の成分にはならず、他の語と必ずついて文の成分になるからだ」とネットでそのような意見を、多くの方が言われていました。
そこで質問をさせて頂きたいのは、
1.「あの場所にずっと屯なんてしている暇はなかった。」という文がある場合に意味で考えれば「あの場所に」は「屯」を修飾しさらに「屯なんて」までで修飾部になると思います。しかし、連文節として考えた場合に「ずっと」という副詞があるので「あの場所に」と「屯なんて」は一つの連文節として連結しないと考えています。この場合、「あの場所に」は連体修飾部になるのではないのでしょうか?
2.「俺は恋をした。」という文がある場合に、「恋を」は修飾語とされ述部の成分にはなれないと恐らくはされていますが、それはなぜなのでしょうか?。連用修飾語は単独でも文の成分になれるからという説明は読みました。「あの人はハードボイルドな人だ」の「ハードボイルドな人だ」は「連体修飾語」+「人だ」述部になるという理由も納得出来ません。
ご回答頂けると幸いです。
A 回答 (12件中11~12件)
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No.2
- 回答日時:
まず「たむろする」という動詞があります。
これを軽動詞構文にして、「たむろをする」にします。
つまり、「たむろを」が目的語となり、[ [ たむろを ] する ] で述部になります。
(私は目的語を連用修飾語とは考えませんが、目的語と動詞で述部を形成するというなら、それでも構いません)
次に、目的語「たむろを」に副助詞・係助詞の「なんて」をつけます。
「なんて」をつけると格助詞は消えるので、「を」も消えます。
・おまえが嫌いだ。→ おまえなんて嫌いだ。
・テレビを見ない。→ テレビなんて見ない。
こうして、「たむろをしている」が「たむろなんてしている」ができあがります。
つまり、目的語「たむろなんて」+述部「している」=大きな述部「たむろなんてしている」
これにさらに、「あの場所に」と「ずっと」が加わり、さらに大きな述部が形成されます。
[ あの場所に [ ずっと [ たむろなんて [ している ] ] ] ]
あるいは、
「「あの場所に」+「ずっと」+「たむろなんて」+「している」」
とにかくこのように、どんどん述部が大きくなっているだけのことです。
なぜ「連文節ではなくなる」と思われたのか、私にはちょっと分かりません。
「あの場所に」が連体修飾になることはありません。
名詞「たむろ」を修飾したければ、「あの場所でのたむろ」のようにしなければなりません。
格助詞「の」が必要なのです。
>「恋を」は目的語であり、連用修飾語でもありますが、連用修飾語は何故述部の成分にならないのでしょうか?
文は主部と述部に分かれます。
で、述部の中身についてはいくつかの考え方があります。
英文法のように、「S V O」を基本にするならば、
・車を慎重に運転する=目的語「車を」+連用修飾語「慎重に」+動詞「運転する」
となり、「「車を」+「慎重に」+「運転する」」全体が大きな述部となります。
もう一つの考え方は、動詞以外の要素はすべて動詞を修飾するものとしてしまうことです。
実のところ、小中学校で教えることを思うと、こちらの方が簡単です。
目的語と連用修飾語の違いを考えなくてすむからです。
「車を」が目的語なら、「空を飛ぶ」の「空を」も目的語でしょうか?
英語のように「太郎にプレゼントを渡す」の「友達に」が間接目的語とするなら、「太郎に母親がいないこと」の「太郎に」も間接目的語でしょうか?
こんなことを小中学生に教えて、どういう意味があるんでしょうか?
それくらいなら、主部以外の要素はすべて、述語の修飾部で、連用修飾語とするほうがよほど簡単です。
それに、実質的に、全体で大きな述部を形成するという点ではうえの英文法風の考え方と同じです。
>連体修飾語(部)を文の成分として認めないとすると、
連体修飾語はもともと文の成分ではない。
連体修飾語は名詞を修飾し、「連体修飾部+名詞」が主語なり目的語なり、文の成分となる。
>連用修飾語を述部として認めないとすると、
誰がそんなことを言っているのですか?
まあ、述部の一部です。
https://www.kokugobunpou.com/文の組み立て/文の成分
にも、「文の成分としての修飾語(修飾部)は、つねに用言を修飾します。 」と書いてあります。
>「屯なんて」の文の説明が出来なくなると思うのです。
「たむろなんて」は目的語です。
述部の一部です。
No.1
- 回答日時:
「あの場所に」も「ずっと」も、述部(述語)「屯なんてしている」を修飾しています。
したがって、「あの場所に」も「ずっと」も、連用修飾部(語)です。
「俺は恋をした。」では、一般に「恋を」は目的語とされます。
「俺は彼女に恋したかも」なら、「恋する」が動詞です。
「車の運転をする」なら、「車の運転」が目的語で、「する」が動詞です。
「車を運転する」なら、「車を」が目的語で、「運転する」が動詞です。
このように、「する」には実質的な意味が薄いので、「軽動詞 light verb」と呼ばれます。
「あの人はハードボイルドな人だ」では、「ハードボイルドな」が名詞「人」を修飾する連体修飾部(語)で、「だ」をつけて「ハードボイルドな人だ」が述部(述語)となります。
つまり、[ [ [ ハードボイルドな ] 人 ] だ ]という入れ子構造になっています。
ご回答有難うございます。少し補足をさせて下さい。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2697961.html
https://www.kokugobunpou.com/%E6%96%87%E3%81%AE% …
私は今回主にこちらのサイトを見て疑問が湧いてきたので質問をさせて頂きました。
それを前提に質問をさせて下さい
「屯なんて」と「している」は連用修飾語+述語であると思いますが、連用修飾語+述語は述部になるのでしょうか?。そしてならない場合、「ずっと」は、「している」を修飾しているということになり、「あの場所に」と「屯なんて」は「ずっと」が間に入っているので連文節では無くなってしまいます。
そして「あの場所に」という連文節が残り連体修飾部の機能を持つ、文の成分の存在があるということを意味するのではないかと考えています。
「恋を」は目的語であり、連用修飾語でもありますが、連用修飾語は何故述部の成分にならないのでしょうか?
最後の「ハードボイルドな」+「人」に「だ(断定の助動詞)」をつけることで述部となり、その場合には、最終的な文の成分に連体修飾語がならないというのは確かにそうだと思います。
しかし、連体修飾語(部)を文の成分として認めないとすると、もしくは、連用修飾語を述部として認めないとすると、前述した、「屯なんて」の文の説明が出来なくなると思うのです。
もしお時間がある時に考えて頂けたら幸いです。
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