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私は某高齢者ディサービスセンターのパートの介護福祉士です。
86歳女性で寝たきり、左半身に拘縮がある方のことについて相談兼、愚痴を聞いて下さい。
この方の拘縮はかなりきついものがありますが、家族は拘縮箇所にクッションを入れるとか、リハビリをするとか全くされてきませんでした。
その意図は測りかねますが、主に主の介護者(お嫁さん)との意思疎通は最悪だということも原因だと思われますし、拘縮予防の知識が無かったのも原因だと思われます。
特に問題なのが左手で、指が手のひらに食い込んでいる状況です。中はじゅくついているときもあります。(゜ロ゜;) もちろん家族はリハビリどころか、手浴をすることもありません。
ちなみにたまに別の施設でショートスティを利用されますが、そこでも手は何もされていない状態です。
けと当施設では看護師が爪切りもしますし、この利用者が痛いといわれても、じゅくつくのを予防するためドライヤーで乾燥し、手にガーゼをはさんでいただきます。
でもそのときの痛がりようはすごいものなので、骨折されたり何かあってもらっては困るので、この間ガーゼを入れるのは看護師さんにお願いしようとしたら、パートの私に「看護師でなくても出来ます。自分でやって下さい」と言われてしまいました。
この利用者はスタッフの構成をよくご存知で、看護師さんのことよくご存知です。だから私がやろう思うなら「看護婦さんはいないの?」って言われます。
もし痛がられるのを無視してガーゼを入れ、骨折でもされたら「看護婦さんに頼んでくれれば良かったのに」とか言われたら嫌だし、とても怖いのです。
拘縮予防のために、これらのことをしなければならないのはよく分かりますが、慣れない私がこんなことやっていいものなのでしょうか? やらなければならないのでしょうか? それか上手くガーゼを入れるコツはありますか?
どなたかアドバイスお願いします。

A 回答 (5件)

こんばんわ!はじめまして!


ナースとの一体感が感じられない職場のようで大変ですね。

ところで、看護師または介護福祉士である貴方が介助で他動的に指を動かすことだけを考えておいでのようですが、この利用者さんは反対側の手で左手指を動かすことは出来ないのでしょうか?
もし可能であれば、少しづつでも動かして戴けると、いずれはかならず、或る程度両手を組んだ形を作れるようになります。(強度の伸展制限があるものの、完全な強直ではないと思いますので…。)

介助で広げていかれるのでしたら、#2さんがおっしゃる方法で指関節の柔軟性を引き出し(靭帯伸長・隙間の潤滑)た後、指を出来るだけ伸ばした状態のまま手首を背屈させていきます。一本一本おこなうとやりやすいです。慣れは必要ですが。

ただ、ガーゼを挟むにしても、強い痛みが続くような状態でいることは、かえって屈曲方向の筋緊張を増強させてしまい、結果として逆効果となるので気をつけてください。

関節可動域・筋力の改善を目指すだけではなく、筋緊張をよい状態にコントロール出来なくては意味がありません。
動かして差し上げる際の、利用者さんの姿勢等は 可能な限り緊張が抜けやすい格好にしてあげてください。ポジショニング等については先日他で回答しましたので参考URLで載せておきますね。

ちなみに本件の場合、靭帯や筋肉を傷める可能性はありますが、骨折する事はまず無いと思います。
また、白く?侵軟している部分は、ドライヤーで強制乾燥させると、皮膚が割れて疼痛が現れ、余計伸ばすのを嫌がってしまうかも知れません。
また、真菌感染している場合、白血球やマクロファージといった免疫機構が遊走するためには表面がカラカラでないほうが良いです。
低刺激石鹸や、ヒビテン等消毒薬を用いての手浴を頻回に行い、タオルドライ程度で済ませるほうがよいのではないでしょうか?

ナースの言葉は、自分がおこなうのを嫌がっているのか、貴方たち介護職の方々に経験を積ませようとしているのか、正直どちらか分かりません。

事故が起こるのを恐れる気持ちは理解できますが、貴方は「介護の専門家」ですから「利用者さんのことだったら、看護師にも絶対負けない!」と言える位になれるといいなーと思います。介護職の方は、本人や家族の代理としてなら何でもおこなう事が許される というのが私の考えです。

「怖い」原因は多分、解剖・生理・病理学的知識の不足だと思いますので、「看護師にやって欲しい」ではなく、ナースにしっかり教えて貰ってみてはいかがでしょう?それが相互交流ひいては仲間意識の確立に繋がるかも知れませんし…一石二鳥って(笑)。

自信持てるようなれるよう応援しますね。ガンバレー!
何年もしっかりした経験を積めば、手のケアに関して、Dr.やNs.やOT・PTといった医療職よりも専門家になることは可能です。

以上、長々と失礼しました。少し辛口ですがご参考になれば幸いです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1077221
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この回答へのお礼

お礼が遅れて、申し訳ありませんでした。
すんごく専門的な回答を頂けて、なんだか得した気分です。
ただ…、私も利用者様に右手で左手を動かすよう言ってみたことあるんですが、実践して頂けてないようなんです。その重要性を認識して頂けないようで(*_*;
だから紆余曲折がありますが、もっと専門性を高めて頑張りたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/30 21:41

やはり施設内での処遇方針を話し合い意見の統一をはかった方が良いようです。


急いで結論を出す事でも無い(すみません)ですし、活発な意見交換に重点を置いて色々な立場での発言をきいてみて下さい。どのような処遇方針が決定されてもこれが無いと結局、決定事項は実行されにくいですから。 
私も、2回目からは~なんていう看護士の意見には疑問を感じます。これは「看護・介護どちらの職種の仕事か??」という意味ではなく、自信の無い者や不安を覚える者に単独でケアさせないで欲しいという事です。 
これは基本的な事だと思います。 
でも、経験が無い・不安だといって避けていても何の解決にもなりません。お話しの利用者さんはあなたの施設の介護職員にとって良い教師(自己主張ありますので)になってくれると思います。 
今後もこのような状態の方は多数経験されるはずですし、避けては通れませんよ、真面目なあなたには。 
キツイ拘縮が緩みやすいのは入浴中が多いのではないでしょうか。ふやけて固まっている皮質もきちんと落としたいですしね(^o^)自信の無いうちは看護士と一緒にチャレンジして下さい。「経験をつみたい・自信をつけたい」と直訴されて、嫌な顔をする看護士はいないでしょう。介護職員一丸となって取り組んで下さいね。 
利用者さんも今は冬ですからイイですけど、夏には介護力の無い家庭ではすごい状態になるでしょう・・・。主治医があなたの施設の系列にいるならケアマネから主治医へ指導をお願いしてみるのも一案です。
私は、福祉法人と医療法人の入所施設での介護職の経験があるのですが・・・福祉系の施設は介護職の発言がかなり活発でした。でも結局はチームワークが大切なんですよね。主役は利用者ですから。 
なんだか、アドバイスにも回答にもなっていないのですが「あなたが良い経験をつめて施設内の職種の摩擦?が少なくなればいいなぁ」と思っています。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって、大変申し訳ありませんでした。
あのですねぇ、あのですねぇウチの職場では建前上「職員もパートも関係なく意見を」と言われますが、いざ言うと職員さんの表情は変わります。けど私は言います(ーー;) そんでもって主治医は見てみぬふり、利用者様も近いから往診に来てくれるというだけで、そのドクターに仕方なく往診を以来しているのです。(私の住む場所は田舎で、選べるほど医師はいません)
けれど唯一出来るのは、私が経験を積むことです。がんばってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/30 21:49

はじめまして。

現場でのご苦労、お察しします。正しいことは分かっているのに、ご自身の立場や医務との連携を考えるといえなくなってしまうなど多々ありますよね。意見を言うと変に「生意気だ」なんて思われたりしないか?など…。私個人の意見としては、やはり先の回答者の方たちのように現場の意見として看護師に理解してもらうようにするのが良いと思います。あなたの現場の上司はどのように思っているのでしょう?看護には意見できないようですか? 1回は見本を見せるが、2回目からは自分達でやってくれなんていうのが看護の方針として通ってしまうのはおかしな話です。あなたの職場の看護師は医療行為をその様に教わってきたのでしょうか?
また、耳掃除も爪切りも医療行為として介護職員はやらないという施設もありますが、私はそのことも疑問に思っています。「何かあってからでは困る」のは分かりますが、介護という仕事には100%安全な作業はないと思います。ただ、どうしても国家資格をもつ立場上、ミスには責任をとらなければなりません。そこで患者さんとあなた、同僚達の身を守る為にやはり、患者本人・家族の意向を確認した上で、施設の方針(処置は看護師以外やらない等)を決めるのが良いと思います。理想は必ず決定事項について記録があることがベターです。そこが中途半端なままガーゼなどはさんだ時に心配されている骨折など起きたら最悪責任をとらなければならなくなるかもしれません。爪きりや耳掃除も含めきちんと方向性を明確にしてから取り組むことをお勧めします。長文になってしまいましたが済みません。1つの考え方として聞いて頂けたらと思います。
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この回答へのお礼

私の気持ちを手に取るように察していただいて、涙が出るくらい嬉しいアドバイスでした(/_;)
現場の上司は以前は現場に関わることも多かったのですが、今は現場へ来るのはたまにのことで事務所に詰めたきりなので、現場の切羽詰まった状態は分かってもらうのは難しいですね(;∧_∧)
それにもうすでに「生意気だ」と思われてるので、それは構わないんですが、『職務の怠慢』と勘違いされるのが嫌で、いったん看護師さんの意見をのんでしまいました。
kamerenga様のお陰で自分の意見がおおよそ整理出来たので、看護師さんと話し合ってみたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/12/20 08:20

最後のコツについて、ひとこと。



手の指は手首の動きと密接に関わり合っています。

ご自分の手で確かめていただきたいのですが、まず力を
抜いて手首を手のひら側にお辞儀させると(掌屈と言いま
す)、曲がった指は伸びていきます。

逆に手の甲側に手首を反らせると(背屈と言います)、指
は曲がっていきます。

これを上手く使って、手のひらと指にゆとりを作っていき
ます。

具体的には・・・
(1)指に触る前に手首のお辞儀と反らしをゆっくり痛みがで
ない範囲で繰り返す。

(2)手首が柔らかくなったら、お辞儀させた位置で指を伸ば
していく。この際、親指と第2指、親指と第3指・・・と
いった感じで2~4指を全て親指との関係で拡げていくよ
うに援助してください。

ゆっくりが基本です。
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この回答へのお礼

専門的なアドバイスが頂けて、得した気分です(*^o^*)
この利用者様だけでなく、これからの介護に生かさせて頂きます。この利用者様にこれからも深く関わることが多くなれば、利用させて頂く事も多いかもしれませんが…(;∧_∧)
ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/20 08:07

 看護婦さんとの共通認識を持たれることが重要な感じがします。


 まずは、その利用者さんを介助されているのは質問者さん一人ではないですよね?他の職員さん方の対応・考えはどうなのでしょうか?施設内でのその方への対応の統一も重要だと思いますし、職員と看護婦の見解が一致せずに介助するのは質問者さんがおっしゃっているように、何かあった場合の対応の仕方が混乱してしまうのではないでしょうか?利用者に何か言われてしまうから・・というより実際に骨折などを起こしてしまった場合責任の転嫁のしあいになってしまうような・・・。
 職員・看護婦で話し合い、ガーゼを入れることの必要性を認識し、職員にも出来るというのであれば、正しいやり方をしっかりと学ぶことが必要でしょう。また、痛がっている利用者さんに無理にやる必要があるか、ということも職員間で話合う必要がまず先決だと思います。
 家庭やショート先の施設でガーゼをして予防をしていないのであれば普段からしていないのですから利用者が痛がったり嫌がるのも当たり前ではないかと思います。利用者さんへの説明もし、利用者への最善の方法を考えることも必要でしょう。
 以上生意気な意見ですが、一人のアドバイスとしてうけとっていただければと思います。
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この回答へのお礼

こないだの木曜日、私が看護師さんにお願いしたら質問時のような返事が返ってきました(×_×) そして昨日、職場での全体ミーティングだったのですが、看護師さんから「最初だけ指導するので、2回目から自分でやるように」と言われました(×_×) そこで異論を唱えるスタッフはいませんでした。私も納得したわけではありませんが、その時は仕方ないのかなぁという雰囲気にのまれていました。
けどよくよく考えてみると、ちなみに当施設は耳掃除はあぶないから看護師がするという決まりがあるのです。決まりを作る前はスタッフの誰もがしていたのですが、1度失敗し多少ですが出血するという事故があったからです。けれど事故が起きなかったら、今でも全てのスタッフが耳掃除をやってるはずです。
耳掃除でさえ看護師がするのに、骨折のリスクがある拘縮の手にガーゼを入れることが果たして、私たちの出来ることかと疑問に思いまして…(/_;)
もう1度看護師さんに話してみたいと思います。
アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/19 09:02

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