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「やらさせていただきます。」って言っている人をたまに見かけるんですが、”やら”と”さ”って重複してませんか。
もしくは誰かにやらせることを許可してもらったみたいではありませんか。

A 回答 (17件中1~10件)

5年ほど前に下記でベストアンサーをいただいた回答を一部書きかえて抜粋します。


【「告った」「さ入れ言葉」「~させて頂きます」が嫌い】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8883600.html

●さ入れ言葉
 現状では単なる誤用です。自分では使いません。
 でも、使いそうになることがあります(泣)。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1286. …
 以下は一部の抜粋(重言)。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 問題と言うよりアンケートに近いかもしれない。

【問1】下記の「~させていただく」のなかで、文法的に間違っているのではどれでしょうか。
【問2】下記の「~させていただく」のなかで、感覚的に許容できるのはどれですか。

1)相手が所有している本をコピーするため,許可を求めるときの表現
  コピーを取らせていただけますか。
2)研究発表会などにおける冒頭の表現
  それでは,発表させていただきます。
3)店の休業を張り紙などで告知するときの表現
  本日,休業させていただきます。
4)結婚式における祝辞の表現
  私は,新郎と3年間同じクラスで勉強させていただいた者です。
5)自己紹介の表現
  私は,○○高校を卒業させていただきました。
6)ビストロSMAPでの中居クンの口上
  なんでも作らさせていただきます。


 6)がいわゆる「サ入れ言葉」になっている。
■Wikipedia ※間違っていたわけではありませんが、記述が大きくかわっていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
==============引用開始
使役の助動詞は、下記のように使う者が多いことから、五段活用動詞とサ行変格活用動詞の後では「せる」が使われ、上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞の後では「させる」が使われるという規則が見出されてきた。

  やる(五段) → やら+せる
  叩く(五段) → 叩か+せる
  降りる(上一段) → 降り+させる
  受ける(下一段) → 受け+させる

しかし、一部では、下記のように五段活用動詞とサ行変格活用の動詞の後でも「させる」を使うことがある。これがいわゆる「さ入れ言葉」である。

  やる(五段) → やら+させる
  叩く(五段) → 叩か+させる

敬語(特に謙譲語)に不慣れな人が、過剰に敬意表現を並べてしまうために使われるのではないか、ということから若い世代に多いと言われる[要出典]。

「ら抜き」は以前から乱れの代表格として指摘されているものの、こちらは2000年代に入ってから取り沙汰されるようになった。特にバラエティ番組「SMAP×SMAP」のコーナー「ビストロSMAP」で中居正広が「(ゲストが注文した料理を)作らさせていただきます」と言っているのはおかしいのではないかと新聞に投書が掲載されたことがある。
==============引用終了

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 たとえば中居正広が、メンバーに料理を「作らせる」という使役の意味合いなら「作らさせて」でもおかしくない?
〈誰かにやらせることを許可してもらった〉なら「やらさせていただきます。」でもおかしくない?
 そんな言い方はしないと思います。
 やはり「サ入れ言葉」で、現段階ではまだ誤用扱いでしょうね。

 なお、〈「する」よりも俗ないい方〉の「やる」と「〜せていただく」を組み合わせるのはどうなのか……という考え方っもあると思います。ただ、ちょっと別の問題ですね。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

とてもよくわかりました。

お礼日時:2020/05/12 19:46

どうも妙な流れになっているようなので、もう一度書きます。


 詳しくは下記をご参照ください。
【やらさせていただく goo 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12597246478.html

 以下は一部の抜粋(重言)。

 まず専門家の見解を引用しておく。
【読書感想文/『敬語再入門』(菊地康人/講談社学術文庫/2010年3月10日第1刷発行)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …

===========引用開始
【引用部】
 ちなみに、五段活用の場合は本来「せていただく」ですが、「読まさせていただく」式の誤用も聞きます。これも、もはや使役の原義をとどめていないということでしょう。原義を忘れて謙譲語IIに向かうのなら、むしろ、一律に「さ」を入れるほうが簡単でいいのかもしれません。(P.195)
 うなってしまった。当然、その形が「サ入れ言葉」と呼ばれていることを踏まえている。それでいてこういう怖いことをアッサリ書けるのは、思考に柔軟性があるから。
===========引用終了

〈五段活用の場合は本来「せていただく」ですが、「読まさせていただく」式の誤用も聞きます〉とのこと。あんまり「誤用誤用」と言いたくないけど、専門家がこう書いているんだから、現段階では「誤用」でしょうね。将来的には知りませんが。
 ただ菊地先生は怖いことをサラリと書いている。
〈もはや使役の原義をとどめていないということでしょう。原義を忘れて謙譲語IIに向かうのなら、むしろ、一律に「さ」を入れるほうが簡単でいいのかもしれません〉
 たしかにそのほうがずっと簡明かもしれない。使い分けができない人が増えれば、そっちになっていく可能性はある。
 もしかすると、ラ抜き言葉と同様の泥仕合いになるのかも。

 それはそれとして、現在の常識では、「サ入れ言葉」は誤用と言うべきでしょうね。
 質問サイトでは「誤用ではない」と主張している人もいる。「サ入れ言葉」の正体を把握した上で、〈一律に「さ」を入れるほうが簡単〉と考えるなら、それはそれ。
 ところが、どうもそういうことでもないようだ。
 まず専門家の見解を引用しておく。
【読書感想文/『敬語再入門』(菊地康人/講談社学術文庫/2010年3月10日第1刷発行)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …

===========引用開始
【引用部】
 ちなみに、五段活用の場合は本来「せていただく」ですが、「読まさせていただく」式の誤用も聞きます。これも、もはや使役の原義をとどめていないということでしょう。原義を忘れて謙譲語IIに向かうのなら、むしろ、一律に「さ」を入れるほうが簡単でいいのかもしれません。(P.195)
 うなってしまった。当然、その形が「サ入れ言葉」と呼ばれていることを踏まえている。それでいてこういう怖いことをアッサリ書けるのは、思考に柔軟性があるから。
===========引用終了

〈五段活用の場合は本来「せていただく」ですが、「読まさせていただく」式の誤用も聞きます〉とのこと。あんまり「誤用誤用」と言いたくないけど、専門家がこう書いているんだから、現段階では「誤用」でしょうね。将来的には知りませんが。
 ただ菊地先生は怖いことをサラリと書いている。
〈もはや使役の原義をとどめていないということでしょう。原義を忘れて謙譲語IIに向かうのなら、むしろ、一律に「さ」を入れるほうが簡単でいいのかもしれません〉
 たしかにそのほうがずっと簡明かもしれない。使い分けができない人が増えれば、そっちになっていく可能性はある。
 もしかすると、ラ抜き言葉と同様の泥仕合いになるのかも。

 それはそれとして、現在の常識では、「サ入れ言葉」は誤用と言うべきでしょうね。
 質問サイトでは「誤用ではない」と主張している人もいる。「サ入れ言葉」の正体を把握した上で、〈一律に「さ」を入れるほうが簡単〉と考えるなら、それはそれ。
 ところが、どうもそういうことでもないようだ。

(略)

 あるかたは、「やらさせ」は「やらす」未然形の「やら」に「させ」がついたと主張する。
 こちらは一理あるのかもしれない。
 でもね……。「やらす」を辞書で引く。
https://kotobank.jp/word/%E9%81%A3%E3%82%89%E3%8 …
===========引用開始
遣らす(読み)ヤラス
▽遣らすやら・す
デジタル大辞泉の解説

[動サ五(四)]行わせる。させる。やらせる。「好きなように―・す」
[動サ下二]「やらせる」の文語形。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説
( 動サ五[四] )
「遣らせる」に同じ。 「僕に−・してちょうだい」 
===========引用終了

「やらす」は「やらせる」とほぼ同義らしい。そうだと思う。
「やらせる」は何かと言うと、「やる」の未然形の「やら」に「せる」がついてできた言葉だろう。言葉の派生の歴史だなんだとむずかしいことを書くにはない。
「やる」を使役形にしたのが「やらせる」。ほぼ同じ意味の「やらす」に使役の「させ」をつけて「やらさせる」にするのは、二重使役?じゃないか? そう考えるなら、「サ入れ言葉」と言うより、質問者の指摘どおり〈”やら”と”さ”って重複してませんか〉ってことかも。
 一般に誤用とされる「サ入れ言葉」とは少し違うかもしれないが、やはりヘンでしょうね。
「やらさせていただきます」だとアリの気もしないでもないが、「やらさせてもらう」とか「部下にやらさせる」だと異和感が強くなる。
「やらさせていただきます」だと異和感が弱く感じるのは、古いWikipediaにあった〈敬語(特に謙譲語)に不慣れな人が、過剰に敬意表現を並べてしまうために使われる〉せいで、妙なことになったのでは。
「サ」を外して「やらせてもらう」とか「部下にやらせる」とか「やらせていただきます」で十分でしょ。そこに「サ」を入れても通じる……と考えるのは、やっぱ「サ入れ言葉」じゃないのかね。
 あるかたは、「やらさせ」は「やらす」未然形の「やら」に「させ」がついたと主張する。
 こちらは一理あるのかもしれない。
 でもね……。「やらす」を辞書で引く。
https://kotobank.jp/word/%E9%81%A3%E3%82%89%E3%8 …
===========引用開始
遣らす(読み)ヤラス
▽遣らすやら・す
デジタル大辞泉の解説

[動サ五(四)]行わせる。させる。やらせる。「好きなように―・す」
[動サ下二]「やらせる」の文語形。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説
( 動サ五[四] )
「遣らせる」に同じ。 「僕に−・してちょうだい」 
===========引用終了

「やらす」は「やらせる」とほぼ同義らしい。そうだと思う。
「やらせる」は何かと言うと、「やる」の未然形の「やら」に「せる」がついてできた言葉だろう。言葉の派生の歴史だなんだとむずかしいことを書くにはない。
「やる」を使役形にしたのが「やらせる」。ほぼ同じ意味の「やらす」に使役の「させ」をつけて「やらさせる」にするのは、二重使役?じゃないか? そう考えるなら、「サ入れ言葉」と言うより、質問者の指摘どおり〈”やら”と”さ”って重複してませんか〉ってことかも。
 一般に誤用とされる「サ入れ言葉」とは少し違うかもしれないが、やはりヘンでしょうね。
「やらさせていただきます」だとアリの気もしないでもないが、「やらさせてもらう」とか「部下にやらさせる」だと異和感が強くなる。
「やらさせていただきます」だと異和感が弱く感じるのは、古いWikipediaにあった〈敬語(特に謙譲語)に不慣れな人が、過剰に敬意表現を並べてしまうために使われる〉せいで、妙なことになったのでは。
「サ」を外して「やらせてもらう」とか「部下にやらせる」とか「やらせていただきます」で十分でしょ。そこに「サ」を入れても通じる……と考えるのは、やっぱ「サ入れ言葉」じゃないのかね。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

よく理解できました。

お礼日時:2020/05/16 08:15

#13です。



「やらす」は多くのネット辞書の項目にも取り上げられていますし標準語と思いますけどね。
たしかに「する」よりは俗な言い方ですが、逆に、だからこそ謙譲語としての価値が高まるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

本当にいろいろ勉強になります。

この質問をしてよかったです。

お礼日時:2020/05/14 17:22

正しいのかもしれない。


ただ、なんか地方のなまりのようだね、もしくは口癖。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

つまり標準語としては間違っているということですね。

お礼日時:2020/05/14 08:19

「やる」というのはそもそも下品な言葉で、誰かが「おる」というのと同じで、謙譲に使ったりしません。


「私がいたします」か「私にさせていただきます」がいいと思います。これは相手を目上の人と立てて、自分はその下に位置して、「する」という行為を表現しています。
同様に「おる」を「おられます」と尊敬に使うのもおかしく、正しくは「いらっしゃる」です。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

”やる”は下品な言葉なのですね。

お礼日時:2020/05/14 08:17

個人的な解釈になりますが。



「やらさ」⇒「やらす」未然形
「せ」⇒助動詞「せる」連用形
「て」⇒接続助詞
「いただきます」

たとえば、
「荷物運びは、こちらでやらさせていただきます。」
私が誰かに言って荷物運びをやらす、という意味。

自分がやるという意味の場合は、
「荷物運びは私にやらせていただきます。」
と表現する必要があります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

よくわかりました。

お礼日時:2020/05/13 08:14

NO.8 のお礼に応えて



口語にラ変動詞はありません。

「やる」は五段活用動詞で、「やらさせ」は、動詞「やる」の未然形「やら」+助動詞「させ」です。

文法的にはサ入れの破格ですが。■
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

失礼しました。

お礼日時:2020/05/13 08:13

>ラ変にはさせてとつながりませんよね。


これは現代語の問題ですから「ラ変」はありません。「やる」は「ラ行五段活用」です。(ら/ろ・り・る・る・れ・れ)「やら-せる」 上一段「見る」は み-させる になります。
 五段・サ変には「せる」が付き、上一・下一・カ変には「させる」が付きます。普通は「五段」と「その他」に分かれますが、助動詞「れる・られる」と「せる・させる」の時だけ、「サ変」が五段のグループに入ります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

お恥ずかしい笑

詳しくご解説いただいてよくわかりました。

もっと勉強します。

お礼日時:2020/05/12 19:41

No.7です。

追加「やる」について

【日本国語大辞典】
  やる(遣る)
(19) ある動作や行為をする。「する」よりも俗ないい方。
*咄本・昨日は今日の物語〔1614~24頃〕下「とりはづしてずいとやり、何共此にほひをさるべきやうはなし」
*義血侠血〔1894〕〈泉鏡花〉一〇「あんな乱暴を行(ヤ)って」
*良人の自白〔1904~06〕〈木下尚江〉前・二四・四「大阪役者がなかなか好く演(ヤ)るってネ」
*吾輩は猫である〔1905~06〕〈夏目漱石〉一「ニャー、ニャーと試みにやって見たが誰も来ない」

江戸時代から使われ出したいいかたです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。

そもそもやるというのが俗な言い方だったんですね。

お礼日時:2020/05/12 17:05

「やる」は動詞「する」の反敬語、「させる」は使役の助動詞で重複などしてません。



自分の側の卑下、謙譲に、さらに「いただく」と謙譲、「ます」と丁寧語を加えたくどい敬語表現です。

まあ、「おやび~ん、あっしがやらさせていただきます。」という体育会的な特殊な用法です。■
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この回答へのお礼

使役の助動詞ならラ変には続かないのではありませんか。

お礼日時:2020/05/12 16:41

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