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【品詞】【】と同じ用法のものを選びなさい。

痩せたい【ばかり】に少ししか食べない

① 欲張った【ばかり】に全てを失った
② バスは今でた【ばかり】です。
③ 三人【ばかり】来てください
④ ちぎれん【ばかり】に引っ張る

問題の意味がわかりません。

この意味と解説をご教授いただければ幸いです。

恐縮ではありますが、お願いします。

A 回答 (6件)

No.2のかたの回答が正解でしょう。


 ただし、辞書をひく場合は出典を書き添えるべきでしょう。
 これは下記ですかね。いくつか見比べたけど、これが一番適確な気がします。
 辞書の引用は末尾に。

Q 痩せたい【ばかり】に少ししか食べない

① 欲張った【ばかり】に全てを失った
② バスは今でた【ばかり】です。
③ 三人【ばかり】来てください
④ ちぎれん【ばかり】に引っ張る

Qと① 〈㋓ただそれだけの原因で、事態が悪化するの意を表す。「忠告をした−に、かえって恨まれてしまった」〉
② 〈㋔(「…たばかり」の形で)動作が完了して、まだ間もないことを表す。「作った−の洋服」「建てた−の家」「いま出かけた−です」〉
③ 〈㋒(数量を表す語に付いて)だいたいの分量・時刻・距離などを表す。「千円−貸してくれ」「夜なか、三時−に眼がさめた」〉
④ 〈②物事の程度を表す。〉
 ④は「物事の程度を表す」でいいと思うけど、困ったことに、㋐〜㋔のどれもちょっと違う気がする。意味は「してしまいそうなほど」ぐらいかな。「ちぎれんばかり」は「ちぎれてしまいそうなほど」。「泣かんばかりに喜んだ」なら「泣いてしまいそうなほど喜んだ」。
 問題の解答を考えるために「Qと①」を同じ扱いにしたけど、厳密には少し違う気がする。
 Qの「ばかり」は「痩せるために」で目的を表わす。「痩せたい一心で」ぐらいかな。
 ①の「ばかり」は「頑張ったために」。この「ために」は(失敗の)理由・原因を表わす。「〜せいで」ぐらいかな。
 Qが「痩せたい【ばかり】に少ししか食べなくて栄養失調になった」なら、〈事態が悪化〉しているので①に近い。まあ、選択問題だから①でいいだろう。

 回答のなかに『新明解国語辞典』からひいているものがあるけど、大丈夫なんだろうか。
『新明解国語辞典』の語釈にある〈(三)それ以外の原因・理由を排除することを表わす。「油断した―に事故を起こしてしまった/学問―では成功出来ない」〉はヘンでしょ。前者は〈Qと①〉と同じ用法。後者は『大辞林』の〈㋒ただそれだけで、他になにもありえないの意を表す。〉じゃないのかね。要は「だけ」の意味。引用ミスだと思いたい。

https://kotobank.jp/word/%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%8 …
===========引用開始
ばかり
大辞林 第三版の解説

( 副助 )
〔動詞「はかる」の連用形から転成した名詞「はかり」から。話し言葉でのくだけた言い方に「ばっかり」「ばかし」「ばっかし」などの形を用いることがある〕
体言または体言的なもの、副詞、活用語の連体形などに接続する。活用語に付く場合、古くは終止形にも接続した。
①物事を限定する意を表す。活用語に付く場合、古くは連体形に接続することが多い。
㋐そのもの一つに限定する。だけ。のみ。「いつも怒って−いる」「これ−でなく、ほかのもあげないと、あの人は満足しないでしょう」「人目のかざり−は、いとよくもてなし聞え給ふ/源氏 初音」
㋑程度がそれ以上に出ないの意を表す。…にすぎない。「今はただ故人の冥福を祈る−であります」「藤の衣、麻のふすま、得るにしたがひて、肌はだえをかくし、野辺のおはぎ、峰の木の実、わづかに命をつぐ−なり/方丈記」
㋒ただそれだけで、他になにもありえないの意を表す。「毎日、雨−降っている」「まわりが静かな−で他にとりえはありません」「みかどの御子といふ−にこそあれ/源氏 紅葉賀」
㋓(「ばかりに」の形で)ただそれだけの原因で、事態が悪化するの意を表す。「忠告をした−に、かえって恨まれてしまった」「今来むといひし−に長月の有明けの月をまちいでつるかな/古今 恋四」
②物事の程度を表す。活用語に付く場合、古くは終止形に接続することが多い。
㋐おおよその程度を表す。ほど。ぐらい。「子牛−もある大きな犬」「餌袋えぶくろの内に、塵−も入れたる物なし/今昔 27」
㋑(下に打ち消しの語を伴って)最高・最上の程度であることを表す。「ある人の、『月−面白きものはあらじ』と言ひしに/徒然 21」
㋒(数量を表す語に付いて)だいたいの分量・時刻・距離などを表す。「千円−貸してくれ」「夜なか、三時−に眼がさめた」「あはひ一町−に追ひ付きて/平家 8」「その夜の夜半−/平家 5」「三寸−なる人、いとうつくしうてゐたり/竹取」
㋓ある動作がすぐにも実行される段階にあることを表す。「出かける−のところへ人が来た」「泣きださん−の顔」「御衣の御後引きつくろひなど、御沓くつを取らぬ−にし給ふ/源氏 紅葉賀」
㋔(「…たばかり」の形で)動作が完了して、まだ間もないことを表す。「作った−の洋服」「建てた−の家」「いま出かけた−です」〔 (1) 上代からある語で、② ㋐ の「ほど」「ぐらい」など、程度を表すのが本来の用法。 (2) 活用語に付く場合、古くは、終止形に接続するのは「程度」の意を表し(② 参照)、連体形に接続するのは「限定」の意を表す(① 参照)のが一般であるが、これには例外もある。(ア)終止形接続で限定の意(「だけ」)を表すもの。「御官冠みつかさかうぶりつかうまつりて死ぬ−なり/竹取」(イ)連体形接続で程度の意(「ほど」)を表すもの。「時々思ひわかぬ−の心にては/源氏 帚木」〕 
===========引用終了
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この回答へのお礼

皆さん本当にありがとうございました。

教わった事を活かして、今後も精進していきます。

お礼日時:2020/05/23 22:29

訂正をお願いします。



(誤)① 欲張った【ばかり】に全てを失った。だいたいの分量・時刻・距離などを表す
(正)① 欲張った【ばかり】に全てを失った。ただそれだけの原因で、事態が悪化するの意
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ばかり


(副助)
(一)大体その程度であることを表わす。
「コップに半分―の水/泣かん―に頼む/…と言わん―である」
(二)それ以外の物事の存在や、動作・状態を全く排除することを表わす。
「…する―である/…―が能ではない/見てくれ―の/見えるのは田んぼ―だ/これ―は勘弁して/働いて―いると、人間が片輪になる/頂く―で恐縮です」
(三)それ以外の原因・理由を排除することを表わす。
「油断した―に事故を起こしてしまった/学問―では成功出来ない」
(四)ちょうどそう△なる(なった)状態にあることを表わす。
「今来た―だ/電車は駅に入る―の所で止まってしまった」
〔(二)(三)(四)の強調形は、「ばっかり」〕
[表記]もとは、「《許」と書いた
【新明解国語辞典】

で、「痩せたい【ばかり】に少ししか食べない」は(三)の用法です。

① 欲張った【ばかり】に全てを失った。→(三)の用法です。
② バスは今でた【ばかり】です。→(四)の用法です。
③ 三人【ばかり】来てください→(一)の用法です。
④ ちぎれん【ばかり】に引っ張る→(一)の用法です。

従って、答えは「① 欲張った【ばかり】に全てを失った。」になります。■
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#1です。



完全なる早とちり!
#2さんのご回答が正解。
お詫びして当方の回答を撤回いたします。
申し訳ありません。
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痩せたい【ばかり】に少ししか食べない。ただそれだけの原因で、事態が悪化するの意

① 欲張った【ばかり】に全てを失った。だいたいの分量・時刻・距離などを表す
② バスは今でた【ばかり】です。動作が完了して、まだ間もないこと
③ 三人【ばかり】来てください。だいたいの人数・分量・時刻・距離など
④ ちぎれん【ばかり】に引っ張る。程度
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④です。



ある動作がすぐにも実行される段階にあることを表す。(大辞林)

という用法。

今にもちぎれそうなほどの力で引っ張る
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