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熱力学の質問です。
上の空間Aは、断熱変化です。
下の空間Bは熱源があり温められます。
空間AとBの間には質量M断面積Sの断熱材でできたピストンが滑らかに動くようになっています。
はじめに単原子分子の理想気体が1molずつ、入っていて、力が釣り合っている状態から、空間Bの
温度を温めていきます。
そこでピストンをxだけ上に動かした時の、空間Bの気体に加えられた熱量Qを求める問題なのですが、
空間Aは断熱変化でピストンからされた仕事は、空間Aの内部エネルギーの変化と同じで、
Wと求められました。そして、
空間Bにおいて、熱力学第一法則より、Q=空間Bの気体の内部エネルギーの変化+空間Bの気体がした仕事で求められるということまで、理解できたのですが、
その空間Bの気体がした仕事=W+ピストンをもち上げた仕事(Mgx)と表される理由がいまいちわかりません。
自分的には、余計に足してしまってるような気がします。

基本的な考え方が、わかっていないのかもしれません。
そこら辺を教えください。

A 回答 (1件)

まずは基礎知識


仕事とはエネルギーの受け渡し量のことです
ゆえに仕事をすれば された側のエネルギーは(仕事分だけ)増加し
仕事をした側はそれだけエネルギーが減少します

本題
WはAの気体がされた仕事 
これだけのエネルギーをAの気体は得た
与えたのはピストン、エネルギー保存則から ピストンはWのエネルギーをAの気体に与えたことになる
それでいて ピストンはxだけ持ち上がったのだからmgxの位置エネルギーを持っている(初めのピストンの位置を位置エネルギーの基準とした場合)
ということは ピストンはW+mgxのエネルギーを得てそのうちWはAへ渡したということになる
これだけのエネルギー(W+mgx)をピストンに与えたものは何かと言えばそれは気体B
ゆえに、気体Bがピストンにした仕事は ピストンが受け取ったエネルギーに相当して W+mgxとなります
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この回答へのお礼

とてもわかりやすくて、感動しました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2020/08/20 18:43

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