性格悪い人が優勝

毎年国の予算で医療費など社会保障に関係する予算が膨らみます。
・高齢者医療費が多いと言いますが、簡単には減らせないと思いますが気のせいですか?
・ガン以外にも、糖尿病や緑内障の様に患者が多くの完治が難しくて、早期発見が重要な病気の場合は、検査・治療・薬の研究や健康診断にお金を出しちゃ駄目なの?

A 回答 (2件)

医療費そのものは、ちょっとした工夫があれば減らせるんですよ。


予防医療という考え方です。
例えば、特定健康診査なんかがそうですよ。
完全に病気になってしまって医療費がかさんでしまう、といった状態を防ぐために、病気になる前に予防するという考え方です。

予防医療そのものにもお金はかかってしまいますが、しかし、医療費としてかかるお金よりもずっと少なくて済みます。
ですから、ある意味で、公的医療保険制度の財政的破綻を防ぐための1つの方法ともなるんですよ。

一方で、糖尿病や緑内障などにしてもそうで、結局は、やっぱり、常日頃の予防が大事なんですね。
で、こういったことに関しても、実は、特定健康診査などでちゃんとカバーされていますよ。現に実施されているんです。
そして、検査方法や治療法の研究などについても、まだまだ不十分ではあるものの、ちゃんと財政的な支援はされています。

なお、社会保障費といったときには、年金・医療・介護・子育ての4分野を指します。
この分野は、「税金とともに保険料からも財源が出るもの」です。
子育ての財源は、実は、厚生年金保険に入っている人の報酬を元に事業主が納める、その拠出金で賄われているんですよ。ある意味、厚生年金保険料が元になっているんです。
ですから、逆に言うと、実は、生活保護などは社会保障費ではないんです。
生活保護そのものは社会保障のひとつではあるけれども、社会保障費には含めません。
つまり、社会保障費以外で賄っている分野(生活保護など)も含めて考えるときは、より上位の概念の「社会保障給付費」を考えないといけません。
ざっくり言うと、「税金だけで賄っている分野」を含めると「社会保障給付費」になります。

こういった「ちょっとした違い」も踏まえて考えてゆかないと判断を誤ってしまう場合もあるので、気をつけて下さいね。
    • good
    • 3

生活習慣病の治療費を保険でカバーしたり、


回復の見込みがない重病人の延命治療を延々と続けていれば、
医療保険は破綻するでしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!