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生物の原形質分離を起こした植物細胞を蒸留水に浸した際の圧力変化のグラフについてなのですが、
浸透圧と吸水力の違いがよくわかっていないので、なぜ限界原形質分離の後から浸透圧より吸水力の方が減る割合が大きくなるのかが理解できません。
詳しく教えて頂きたいです!

「生物の原形質分離を起こした植物細胞を蒸留」の質問画像

A 回答 (1件)

浸透圧は液体の濃さ、濃度というイメージです。



また膨圧はその名の通り膨らむときに押す圧力です。

語句だけだとイメージしづらいと思うので例を挙げますね。

例えば、
植物細胞を細胞より濃度の薄い液体に漬けたとき、
細胞内外の浸透圧(濃さ)を同じにするため、
細胞内に吸水しようとします。

ですが、細胞壁はセルロースでできた壁で
元々細胞の形を保つためのものなので
無限に広がったりできません。

だから、吸水したとき、
細胞内に入った水が、細胞を広げようと細胞壁を内側から押しますが、
その反対に細胞壁も元々の形を保持しようと水を押し返すわけです。

なので、結果的に質問者さんの添付されている画像のように
実際に吸収できる水の量は、
浸透圧(濃度差のイメージ)から膨圧(壁が押し返してくる力)
を引いたものになります。

参考になればうれしいです。
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