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障害枠での就職を目指している者です。リファレンスチェックはどの企業でも行っているのでしょうか?

A 回答 (1件)

外資系企業では、中途採用の際、ごく一般的に行なわれています。


外資系企業は実力主義ですからね。
これに対して、日本の企業ではまだまだ一般的ではないのですが、IT企業やベンチャー系企業だと特に、導入するケースが目立ってきています。

リファレンスチェックは、中途採用の選考過程で行なわれます。
内定を出す前後に、その人をほんとうに採用しても問題がないのかと、最終確認のために行ないます。
人物的・能力的なミスマッチを防ぎ、すぐに辞められてしまうようなリスクを避けることが目的です。
また、経歴詐称や既往歴隠匿などがないかどうかを探るためにも使います。
一般には、主任・部課長クラスといった幹部候補者に対して行なわれる場合が多くなっています。

採用候補者の前職での実績や在籍年数、人物像などを、採用候補者から必ず了承を得た上で、その企業または外部委託先業者が、第三者(前職の上司・同僚・部下など2人以上が原則)から聴取(メール、電話、対面)します。
要するに、それまでの働きぶり・実務的能力がチェックされます。

なお、たとえリファレンスチェックが行なわれなくても、採用後、その実務能力が、履歴書や職務経歴書の内容や面接態度などとくらべて矛盾が大きければ、実務的能力不足だとして、当然のことながら「雇い止め」になることもありますので、リファレンスチェックだけで判断されているわけではありません。

率直に申しあげて、障害者枠での採用は、リファレンスチェックをするほどの高い能力は求めていません。
なぜなら、障害の特性上、軽微な仕事しか任せることができない、というのが現実になっているからです。
特に、精神障害の場合にはそうです。

たいへんな失礼を承知の上で言うなら、障害者枠での就職は、その障害ゆえに身の丈に合った就職でしかありませんので、リファレンスチェックをするほどの企業に就職できるようなケースは稀です。

ただし、リファレンスチェックに代えて、就労継続支援事業所などでの働きぶりなどをハローワークを通して福祉関係者から聴取する、といったことがよく行なわれます。
それまでに何らかのスキルが身に付いていないと、たとえ障害者枠での雇用であっても、企業としてはやはり、採用してもリスクが大きいためです。
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この回答へのお礼

詳しく回答ありがとうございます。
よくわかりました

お礼日時:2021/02/17 02:56

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