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簿記2級の工業簿記について。原価差異を製造原価報告書に表示する際、なぜ、有利差異なら足して、不良差異なら引くのでしょうか?

A 回答 (1件)

分かりやすい解説は↓を読んでいただくとして


 https://inuboki.com/2kyuu_koubo/chapter9-3.html

> 有利差異なら足して、不良差異なら引くのでしょうか?
「有利差異」は、実際の原価<予定配賦額[標準原価]の時ですよね。
P/Lの『当期製品製造原価』を「標準原価」で表示する場合には、当然に製造原価報告書の結果も「標準原価」にしなければいけません。
その時、製造原価報告書に書く値を「実際の原価」で行っているのであれば、加算しなければ「標準原価」になりません。
だから、加算しているのです。
もちろん、P/Lでは「実際の原価」で『売上原価』を求めますから、減算します。

このような手間な事を行うのは、今期はどれだけの差異が発生したのかをP/Lで明示する為です。
なので、「製造原価報告書」を実際の原価で作成し、P/Lへ持って行っている場合には、「製造原価報告書」にもP/Lにも原価差異は表示されません。

と言う事で注意してい叩きたいのは、どんな時でも『「有利」は加算』『「不利」は減算』ではないと言う事です。
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