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何かしらの二つの論文があったとき、それぞれが真逆のことを示しているようなケースってあると思うのですがそういう場合にはどのように情報と向き合うべきでしょうか?

例えば、「正直者はモテない。」という論文がある一方で、「正直者はモテる」という主張の論文もあるケースです。
正直者という同じものを取り上げているのに主張は真逆となっていますが、このようなケースはなぜ起こるのでしょう。
また、そういった場面ではどのように情報を向き合えばよいのでしょうか?

A 回答 (10件)

どのように向き合えばよいかと言われても。

まずはそれぞれの論文をしっかり読んで考えるしかありません。個別の事情をしっかり検証せずにわかりやすい一般論を求める態度こそが非科学的です。

実際には互いに矛盾する主張の論文はよくあります。しかしそれが人々の興味を引く問題ならば、追試論文なり、同じ問題を別の手法で検証してみた論文なりが出てきて、10年20年経てば評価が定まっていくものです。

研究者の中にも、功名心のために平気で捏造する人も少数ながらいるし、そこまでひどくなくても間違いや思い込みで、あるいは解析手法の技術的限界で誤った結論出してしまうことは結構あるものです。

実例ひとつ挙げますが。昔、私が学生時代に関わった研究は、先行論文が2本、AとBで逆の内容を報告していました。それで私達が調べてみたら、Aは完全に誤り、でもBとも少し違う、それで論文として報告したことがあります。

今は我々の報告が当該分野の定説になっていますが。AとBと我々の違いは、まずAについてはその論文のメインテーマではなかったので簡単な実験しかしておらず、あとで論文を精査してみると手法に誤りがありました。Bと我々では用いた試薬が違いました。


引き合いに出されている例については、そもそも矛盾してるかどうかもきわめて怪しいです。細部に至るまでまったく同じ方法で調べたというなら話は別ですが。だって「正直者であるか」「モテるか」ってどうやって定義するんでしょうか。やり方は無数にあります。

正直者の定義1:放屁したときに「ごめんオナラしちゃった」と自分から言う人

正直者の定義2:若作りの格好してきたおばさんに「何歳に見える?」と聞かれて正直に感じたままの年齢答える人

定義1なら相手から好感持たれておかしくないですが、定義2ならまず駄目でしょう。
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論文は「自分はこういうことを調べて、こういう結果が出て、たぶんこうだと思うな」で、発表は「みんなはどう思う?」ってだけの話です。


学問に興味がない人ほど論文や学会の名前が出ると「偉い人たちが認めた事実なんだ」と思いがちですが、全くもってそんなものではありません。
以前に日本でも理化学研究所の論文が話題になりましたが、科学、学問を知る人と、そうでない人達の温度差が凄すぎてビックリしました。
科学者は「捏造だろうが間違いだろうが問題なく、必要なら検証するだけ、違うなら反論するだけ」です。

興味、関心、価値のないものは検証すらされずに放置です。
必要になったり、興味を持った検証すればいいだけのこと。
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論文ですか。



論文には
1,事実の面と
2,事実をどう評価するか
という面があります。



どのように情報と向き合うべきでしょうか?
 ↑
対立しているのが、事実の面なのか
評価の面なのかを確かめることから
始めます。



例えば、「正直者はモテない。」という論文がある一方で、
「正直者はモテる」という主張の論文もあるケースです。
  ↑
1,正直者がモテるかモテないかは、
 科学的な検証をすれば、判る問題です。
2,だから、どういう調査をしたのか
 を調べれば良いです。
 母数はいくつなのか、どういう母集団だった
 のか、優位差検定はどうやったのか、
 などを調べることです。
 そうすれば、どちらが正しいか、理があるかが
 判ります。
 



正直者という同じものを取り上げているのに主張は真逆と
なっていますが、このようなケースはなぜ起こるのでしょう。
  ↑
1,事実の面で対立している場合は既に
 説明しました。
2,評価の面で対立している場合は、
 論者の価値観の違いが原因です。
 正直者は偉い、という価値観を持っていれば
 モテる「べき」だ、となるでしょう。
 正直者など偽善だ、という価値観なら
 モテるべきではない、ということになる
 かもしれません。




そういった場面ではどのように情報を
向き合えばよいのでしょうか?
 ↑
事実面の対立なら、他の調査方法を採っている
人の論文が参考になるでしょう。

評価の面なら、御自分の価値観を見直して
みるのも一法です。
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論文というのは科学的考察の結果を記したもの。

科学は予測すること。予測するためにはモデルを構築して,あとは数学のような嘘をつかないツールに任せざるを得ない。だとすると,結論がまるで逆の論文があるなら,そのモデルに違いがあるだけの話である。モデルは,多くの科学者は事実を解釈して構築する。そのとき,何らかの仮定や近似が含まれてしまうのは否めない。その部分を精査すれば,どちらを自分が信じるべきかはわかる。
 ノーベル物理学受賞者のワインバーグ先生は理論物理学者だが,彼は結論がまったく逆だがどちらにも瑕疵が無い論文を書くことができたとおっしゃる。どちらを出すか悩んだと面白おかしくお話しになって,そのとき出した論文が元で受賞したとのこと。科学というのはそういうこと。ただし,ご質問文にあるような主観ばかりが表に出る,さほど科学的ではない分野の論文の場合は,その二つのどちらも間違いである可能性も大きい。
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そもそも「正直者」とは何なのか。


正直者に明確な定義はなく、その人によって正直者自体が違うんだよ。
また、「木を見て森を見ず」とも言うように、論文を書く人が見た範囲での解釈なので、人によって答えも違うんだよ。
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簡単ですよ!



それらの論文の内容を確認すればいいのです。

たとえば、どちらのほうが信頼性が高い手法で結論を導き出しているか、
どういう根拠でその結論を導き出したか、
などで結果が変わってきます。
だからそこを確かめます。

たとえば、極端な例ですが、
片方の論文は「周囲の友達10人にアンケートを取りました!『正直者はモテると思いますか?』その結果と導き出された結論とは?」であり、
もう片方が「メッチャスゴイテクノロジー社開発の言動記録デバイス取り付けによる10万人を20年間追跡した結果」
である場合。

どちらのほうが信頼性は高い、と思われますか?
友達10人に聞いただけの、真偽を確かめないアンケートですか?


研究や論文は必ず、最初の仮説や疑問からアプローチする道筋を決めます。
そこがどの論文であってもだいたい一致するような分野もあれば、ご質問のモテ学のようにいろんな角度からのアプローチが考えられる分野もあります。

ですから中身を確認することでなぜ真逆の結果が出たのかわかります。それがわからないようであれば、それは論文の定義を満たしていないエセ論文か、読む人の能力が不足しています。
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「主張」は単に「主張」であって、「事実」や「真実」とは異なります。


ある条件のもとに繰り広げられているにすぎませんから。

なので、第三者は、その根拠なり理由を分析してその差を評価した上で、内容を吟味してしかるべき結論を下せばよい。
「どちらかが正しい」「どちらとも正しい」「どちらも正しくない」「何とも言えない」など、結論はいろいろあり得る。
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『論文』とおっしゃるものが、ただの持論をぶち上げる感想文のようなものなら、真逆なんてほおっておいて、勝手に戦わせたり気に入った方をとればいいでしょう。


それも、『モテる』『モテない』などという、正しい正しくないとは無縁の主観的な内容ならなおさらです。

しかし、普遍の真理を述べる論文なら違います。
一方が正しければ他方は間違っているからです。
この様な場合は、論文を掲載した書物の発行機関なり、それを発表した学会や大学などの機関に、審査結果の異議を申し立て、事の真偽を再評価してもらうことになります。
その結果一方が正しいと判断されれば、他方の論文については『正しくない』という宣告がなされます。
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こんにちは。



私も詳しいワケではないですが、
同じようなことを思うので自戒を込めて。

まずはエビデンスレベルを
確認すべきかと。

https://www.j-milk.jp/knowledge/food-safety/uwas …

レベルが上位の方、かつ、新しい年
の場合はそちらを優先すべきかな
と思います。

しかし、
双方の意見がある場合、またまだ
科学的に決着がついていない
という見方もできます。

この場合、
論文は鵜呑みにせず参考程度に
とどめておくのがいいかなと
思います。

いずれにせよ、
科学は絶対ではないし
合う合わないもありますので、
まずは試してみよう位の
スタンスで、

自分には有効ならそれはそれで
オッケーだと思っています。

多くの人に結果が出やすいというだけで、
必ずしも自分も合ってるというワケ
ではないですからね。

以上、
何か少しでも参考になれば幸いです。
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取りたい方を取ればいい

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