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裸子植物の受精は、重複受精がおこらず、胚乳の核相はnのままだと、教科書にはかいてありますが、胚のうができる際には、被子植物のように核分裂を行って、多核の状態にはならないんでしょうか?(被子植物ならば、中央細胞に極核(2n)ができるのですが、、、)胚のう母細胞から胚のう(そしてその中の造卵器)ができるまでの詳しい説明がしりたいのですが、どなたか詳しい方いらっしゃいませんでしょうか?よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

文字で説明するより、図を見たほうがいいと思います。

。参考URLの、裸子植物の所を見ていただければわかるかと思います。

参考URL:http://www.fujijuku.net/biollec/14.HTML
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にしたいと思います。

お礼日時:2005/02/23 12:42

Noy さんの紹介URLのシダ植物をご覧下さい。

そこに前葉体がありますね。減数分裂した細胞が細胞分裂して形成されます。このような半数体の多細胞体を配偶体といいます。

裸子植物の胚のうも,胚のう母細胞が減数分裂して胚のう細胞になり,これが細胞分裂を繰り返して胚のう(胚乳や造卵器)を形成します。つまり,胚のうはシダ植物の前葉体と相同で配偶体なのです。

ご質問の胚乳や造卵器は,減数分裂後ですから何度細胞分裂してもそれらの細胞はすべて半数体(n)です。また,重複受精しませんから受精後の胚乳もnです。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます。
そうすると、この図で胚のう細胞のあとにできている多核の細胞の核はその後どうなるのでしょうか?、また花粉四分子の後にできている細胞が4つつながっているものは花粉でしょうか?

お礼日時:2005/02/23 12:48

シダ植物と比較しましたでしょうか。

くどいようですが胞子は細胞分裂して配偶体を作ります。配偶体とは多細胞体です。

花粉四分子は小胞子とも呼ばれます。つまり胞子のわけです。この胞子は細胞分裂して内部に二個の精子を持つ成熟花粉を作ります。花粉は単細胞ではありません。被子植物の花粉も同様に多細胞体です。ですから雄性配偶体に分類されます。

胚のう細胞も大胞子と呼ばれます。これが細胞分裂を繰り返すわけです。ですから胚のうは多細胞体です。雌性配偶体と呼ばれます。

図に多核のように書いてありますが,細胞と思ってください。昔は核分裂のみと思われていました。ですから○○核のような表現がありますが,現在では核でなく細胞であると認められてきました。○○核は○○細胞と思って頂いて良いと思います。核のような点が一個の細胞です。
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この回答へのお礼

大変よくわかりました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/02/26 15:52

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