He who would learn to fly one day must first learn to stand and walk and run and climb and dance; one cannot fly into flying.
いつか空の飛び方を知りたいと思っているのであれば、まずは立つことを、次に歩くこと、走ること、登ること、踊ることを学ばなければならない。いきなり飛ぶことはできないのだ。
上記の文章は、ニーチェの格言ですが、would like toではなく、wouldのみ単独で、「いつか空の飛び方を学びたいと思っているのであれば、~」と「~したいと思っている」という訳になる理由がわかりません。
仮定法だということは分かっているのですが、それでも、この訳に結びつけることができませんでした。わかりやすく解説いただける方よろしくお願いいたします。
A 回答 (32件中11~20件)
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No.22
- 回答日時:
No.19 です。
> 私の質問の文章で貴方の予測の意味で解釈すると、
> 「いつか空の飛び方を学ぶ人” がもし本当に出て来たとしたら」→「その人は、まずは立ち、次に歩き、走り、登り、踊れるようにならなければならない。」では、帰結が逆になりませんか。
"must"が、「主語は~しなければならない」という義務の意味である以上、
帰結としては、「立ち、歩き~を学んで、初めて飛べるようになる人が現れる」のであって、「飛べるようになる人が、立ち、歩き~できなければならない」ではないと思います。
仰っていることの意味がよく分かりません。どういう筋道を辿ればNo.19の論旨が「飛べるようになる人が、立ち、歩き~できなければならない」と言っているということになるのでしょうか。そんなことを言っているつもりは全くないのですが???
ご回答有難うございます。
私のコメントが本当にわかりにくくてすみません。
次のようにまとめてみました。これでもわかりにくいですよね。
なんでもお聞きください。
●ご提示いただいた文章について
Iris would refuse any job 【that would take her away from home】.
文の意味上の構造は、
【 】内の現実に反する仮想上のどんな仕事でも→断るだろう
any jobが仮想の前提条件
●本質問の文章について
He who would learn to fly one day must first learn to stand and walk and run and climb and dance; one cannot fly into flying.
文の意味上の構造は、
He 【who would learn to fly one day】must~.
【 】内の現実に反する仮想上の人は→~しなければならない。
Heが仮想の前提条件
以上のような意味上の構造となっています。
これを踏まえ①予測と②意志や願望の解釈を整理すると次のようになると考えます。
①予測の解釈
「飛べるようになった人」と、前提条件がすでに飛ぶことが達成された(段階の)人となっており、その達成した人は~しなければならないと義務を負うことになってしまう。すなわち、達成された人は、すでに達成されているがゆえにもう義務を追う必要がない。
②意志や願望の解釈
「いつか空の飛び方を学びたいと思っている人」と、まだ飛ぶことが達成されず飛びたいと思っている(段階の)人となり、その達成されていない人は、~しなければならないと義務を負う。すなわち、達成を望む人は、達成するために義務を負うと解釈可能。
以上のように、①の予測で解釈すると、反実仮想ですが、すでに飛ぶことが達成された人が義務を追うこととなるため、帰結がぎゃくになるのでは?とコメントさせていただきました。
上記をまとめるにも何度も簡略化し分かりやすく努力しましたが、中々思うように表現できていませんので、何でもご質問ください。
再度本当にお付き合いくださり感謝です。
No.20
- 回答日時:
まず、仮定法を勘違いされてる方々がおおいようです。
文法論として、文は直接法と仮定法に別れます。直接法とは通常使う時制に合った動詞や助動詞の活用です。それに対して、普通でない動詞と助動詞の活用を仮定法と言います。
仮定法には①仮定法現在②仮定法過去③仮定法過去完了に別れます。
①の例題:
God bless you. (直接法ならblesses)
I recommend that you watch this movie. (直接法ならwatched)
②&③ if節を伴う構文:
If I were rich, I would buy a big house. (仮定法過去)
If I had more time, I would have given my opinion actively. (仮定法過去完了)
上記に対し同じif節を伴っても直接法は
If you drink a lot, you get drunk. (直接法)
If you are interested in it, I will show you. (直接法)
となります。
此れを捉えてwouldを考えると。まずwouldはwillの過去形です。この使い方であれば直接法になります。詳しくは添付urlを参照。
ttps://nativecamp.net/blog/study/12698
この中で推量のwould(~であろう)を説明してます。
同じ未来を示す時制でありながらwillもwouldもあり。
この時に助動詞wouldの活用は仮定法になる。(willは言うまでもなく直接法になる。)と解釈すれば良い。
He would learn to fly one day
①彼はいつか飛ぶことを学ぶだろう google翻訳
②彼はいつか飛べるようになるだろう DeepL翻訳
私なら、①を直訳として選びます。
そこからどう転じようと文意が大きくかわらなければ翻訳者次第です。
>「~したいと思っている」という訳になる理由がわかりません。
で正しい考え方です。ただ、入試問題の回答でないなら、文脈にそってどう訳そうが訳者の勝手ということです。
ご回答有難うございます。
仮定法の解説分かりやすく勉強になりました。本当に有難うございます。
現在、"would"の解釈で色々議論させていただいております。
No.22の私のコメントに解釈を取りまとめていますのでご意見あればよろしくお願いいたします。
ただ、私の表現能力が貧弱でわかりにくいので、かなり理解しにくいものとなっているので、その場合無視してください。すみません。
No.19
- 回答日時:
皆さん博識なので、投稿するのにビビりますが・・・。
^^;「ここがおかしい日本人の英文法」 T.D. ミントン(著), 研究社出版・刊の11頁に、“Tom will go to bed early tonight.” という文は「トムは今晩早く寝るとあなたは思っている」という意味内容になるという記述があります。ここに言う『あなた』は発話者のことです。同書は、この “will” の用法を「予測」と言っています。発話者が、“トムは早く寝る” と予測しているということです。
ご質問の対象であるニーチェの格言を「サンプル文」と呼ぶとすると、サンプル文の “would” は、この「予測」の will の過去形ではないでしょうか(過去形になっている理由についての私見は後述します)。
発話者が、サンプル文で「彼」と呼んでいる人(恐らく、特定の人ではなく一般的な人を表しているのでしょうね)について、発話者は、「彼はいつか空の飛び方を学ぶと私(発話者)は思っている」と言っていることになります。もう少しこなれた表現をすれば、発話者は、“いつか空の飛び方を学ぶ人のことをイメージして “彼” と呼んでいる” と言えるかと思います。そしてその発話者がイメージしている人は “must first learn to~” と続くわけです。
前記「予測」の will が過去形になっているのは、やはり仮定法だろうと私も思います。「英文法解説」<改訂三版>江川泰一郎・著、金子書房・刊の263頁に関係詞節が仮定法を表す例として、Iris would refuse any job that would take her away from home. 「アイリスは家を離れてするような仕事はどんな仕事でも断るだろう」という文が挙げられています。関係代名詞 who が導く節か that が導く節かの違いはありますが、構造的にはサンプル文と同じではないでしょうか。前掲例文の場合は「アイリスを家から離れされるような仕事は現実には出てきていないけれど、もしそんな仕事が出てきたとして」と、仮定の事実を述べています。同様に、サンプル文でも「彼は、現実には空の飛び方を学んではいないけれど、もし学ぶとして」、こなれた表現をすれば「発話者がイメージしている “いつか空の飛び方を学ぶ人” がもし本当に出て来たとして」という仮定を表しているのだと思います。
もともとのご質問の「would like toではなく、wouldのみ単独で、『いつか空の飛び方を学びたいと思っているのであれば、~』と『~したいと思っている』という訳になる理由」ですが、『~したいと思っている』というのは意訳ではないかと考えます。本来の意味は、前述のように、「いつか空の飛び方を学ぶ人” がもし本当に出て来たとしたら、その人は、まずは立つことを~」という意味になるのではないかと思っています。意味の面から考えても、“空の飛び方を学びたいと思っている人” であろうと、“学びたいとなんか思ってはいないけれど、何らかの事情で仕方なく学ぶ人” であっても、同じように “まずは立つこと” から学ばなければならないのですから、“would” を『~したいと思っている』に限定することは出来ないのではないかと思います。
ご回答有難うございます。
多くの情報を文献からご提示頂き本当に勉強になります。
>Iris would refuse any job that would take her away from home.
ご提示いただいた文章は、
「仮定:アイリスを家から離れされるような仕事は現実には出てきていないけれど、もしそんな仕事が出てきたとして」→「結論:どんな仕事でも断るだろう」の順番が成り立つのですが、
私の質問の文章で貴方の予測の意味で解釈すると、
「いつか空の飛び方を学ぶ人” がもし本当に出て来たとしたら」→「その人は、まずは立ち、次に歩き、走り、登り、踊れるようにならなければならない。」では、帰結が逆になりませんか。
"must"が、「主語は~しなければならない」という義務の意味である以上、
帰結としては、「立ち、歩き~を学んで、初めて飛べるようになる人が現れる」のであって、「飛べるようになる人が、立ち、歩き~できなければならない」ではないと思います。
ですので、やはり仮定法の意志か願望の意味ではないかと思うのですが如何でしょうか。
No.18
- 回答日時:
> オリンピック以上に、現実では叶えられない、飛ぶことを目指すことにも歩いたり、走ったり等の段階を踏んだ準備がいるのだから、いわんや現実の目標なら、なおさら準備がいるよと言いたいので、仮定法を使ったのかなと思うのですが如何でしょうか。
考えすぎだと思います。
要するにニーチェは、「夢を実現するには一歩一歩着実に努力しなければならない」という主旨のことを言っているだけであり、現実にはあり得ないことかどうかは関係ない、というのがあたくしの見解です。
ご回答有難うございます。
仰るとおりニーチェが言いたいのは、そこに有るということは、全く同意見です。
皆様のご意見を取りまとめた最終考察は、ある程度意見が出尽くした後にコメントに掲載する予定です。
いつも貴重で詳細な回答本当に助かります。
今後とも宜しくお願いいたします。
No.17
- 回答日時:
もう一つだけ付け加えておきますと、ご質問の英文では"would learn to fly"(空を飛べるようになりたい)という表現を用いていますが、この文はどうしても仮定法表現であると考えなければならないという理由はありません。
最終目標は「空を飛べるようになること」ではなくて「オリンピックで金メダルを獲得すること」であっても良いわけで、要するにニーチェは「夢を実現するには一歩一歩着実に努力しなければならない」という主旨のことを言っているわけです。
仮定法表現に拘るのは間違いでしょう。
ご回答有難うございます。
仰るとおりで、オリンピックでも良いのですが、オリンピック以上に、現実では叶えられない、飛ぶことを目指すことにも歩いたり、走ったり等の段階を踏んだ準備がいるのだから、いわんや現実の目標なら、なおさら準備がいるよと言いたいので、仮定法を使ったのかなと思うのですが如何でしょうか。
No.14
- 回答日時:
learnは「学ぶ」「習う」ではないですよ。
「学んでできるようになる」この「できる」という結果も含んでいます。ですから、I'm learning English.は普通に言えますが、I learned English.は言えないです。(言語は「できる」という最終段階には到達できないからです)ですから、learn to do は「doできるようになる」との日本語訳を当てます。He learned to drive a car. のように使います。
ご指摘有難うございます。
ご指摘については知ってはいましたが、うっかりしておりました。
「いつか飛べるようになる意志があるのならば」の方が適当ですね。
ご指摘について、質問させていください。
言語は話し手の主観なので、勘違いでもマスターしたと思っている人が話せば、"I learned English."を言う人はいないのでしょうか。
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皆様、詳細のご回答頂き本当にありがとうございます。
皆様から多くの情報をいただいたので、其の内容から私なりに現時点で、其のうちのいくつかの意見を踏まえた一考察を次の通りお知らせいたします。
今回の"would"は、仮定法であり、飛べるようになることは、仮想の世界だから仮定法で表現している。
意味としては、意志を示し、「いつか飛ぶことを学ぶ意志があるのならば」→「いつか空を飛びたいと思っているのであれば」と意訳されている。
文字制限のため次に続く
理由としては、if節内の"will"、"would"は未来ではなく意志の時に使用できるため。
いつも私は、"would"があると、仮定法の従属節の「~なら」ではなく、主節の「~だろう」で考えます(当然其の中には、「~なら」が暗に意味された上での話です)が、今回は従属節の方のif内の意志の"would"でそのまま「~なら」「~だろう」の従属節の「~なら」、すなわち「いつか空を飛びたいと思っているのであれば」と訳せる。
結局、この意志は願望とも取れるので、皆様から頂いた辞書等の資料の「願望」は、ここから派生しており、「願望」とも取れるのではないでしょうか。
この現時点での取りまとめについて、もう少し付き合ってやっても良いと思ってくださる方は、ご意見いただければ有り難いです。
上記のとおりまとめましたが、一つ疑問が生じたので、ご教示いただけませんか。
まとめておいて、申し訳ないのですが、
"would"、"could"、"should"のみで表す仮定法は、主節だけでなく従属節もあり得ましたよね。
補足コメントの質問が分かりにくく正確にお伝えできていませんでした。本当にすみません。
再度次の通り質問いたします。
A: I gave the client the wrong pricing sheet… I don’t know what to do.
B: I would talk to the manager first.
A: クライアントに間違った価格表を渡しちゃった…。どうしよう。
B: 私なら、まずはマネージャーに話す。
出典:https://elish-trivia/subjunctive-mood/
上記の会話では、単独でif節のない仮定法を使用しています。
これは、If I were youという条件節(質問では従属節と表現しています)が省略され主節のみとなっています。
文字数制限のためつづく。
この条件節が省略されるバターンはよく見かけるのですが、条件節の、主節が省略され条件節が残り、更にifが省略され、条件節内の"would"、"could"、"should"等の助動詞で仮定法を表現することは可能なのかがお聞きしたかった点です。
質問した理由は、今回の"He who would learn to fly one day~"が、「いつか飛べるようになるという意志があるなら~」と"would"の一単語で、仮定法の主節「~だろう」ではなく、条件節「~なら」を表していると思ったからです。
主節の助動詞一単語の仮定法のパターンは最初にご提示した会話文等よく見かけるのですが、条件節を助動詞一単語で表せないのであれば、私の推論も崩れるかもしれないと考え、ぜひ知りたいと思いました。
更にお付き合いいただける奇特な方よろしくお願いいたします。