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“全身の血液を集めて肺へ送り、肺から酸素をもらった血液を全身に送り出す”のが心臓だと思っているのですが、血液は心臓を通らず直接肺に行くのではいけないのですか?
心臓の必要性がよく分かりません

A 回答 (9件)

「心臓の必要性がよく分かりません」という文言は2通りの意味に取れるのでそれぞれについて回答します。



その1、もし心臓がまったく存在しないなら、ポンプがないので血液は循環できません。

その2、「心臓→全身→心臓→肺→心臓」と、いちいち心臓経由するのではなく、「心臓→全身→肺→心臓」でもいいのではないか、というならそれはある意味もっともな疑問です。

実際、魚の循環パターンは「心臓→鰓→全身→心臓」です。
https://osakanabanashi.seesaa.net/article/110314 …

ところで魚の鰓と、人間を含む哺乳類の肺は、機能的にはガス交換で同等ですが、進化的な由来はまったく違うものです。肺は消化管の一部が特殊化してできたものです。

魚類でもドジョウなんかだと、空気を飲み込んで腸でガス交換できます。このような「腸呼吸」の仕組みがどんどん発達して肺になったと考えられています。

で、上の循環パターンの話に戻ると、腸は「全身」の一部です。それが進化の過程で独立してきた、「心臓→全身→心臓」と「心臓→肺→心臓」は元々一体だったのが徐々に、独立に並行するものに変わってきたのです。

完全に陸上生活に適応した哺乳類や鳥類では肺循環と体循環は完全に切り離されていますが、より原始的とされる両生類の場合、心室はひとつしかなく、全身と肺へは同じ血液が流れていきます。
https://www.credentials.jp/2019-07/medical-diagr …

まとめると、機構的に必要だからそうなっているというより、進化のプロセスを引きずっているからそうなっている、というのが答えです。
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複数の質問が混ざっている気がする.



心臓が必要なのは血液を送らないといけないから. ほかっておくだけでは血液が動かないので, なんとかして「血液を動かす」動力が必要で, そのための臓器 (の 1つ) が心臓. もちろん「他の方法で体液を動かすことができる」なら, 心臓はなくてもいい (例: クラゲ).

それと「肺に血液を送る」というのは別の話で, 例えば魚類では
心臓→エラ→全身→心臓
と血液が流れるのである意味「血液は心臓を通らず直接肺に行く」に近い (正反対だけど) システムといえる. 両生類が「肺によるガス交換」をするようになったために, その「専用の血管系」として肺循環ができたようだ. 結果としては肺循環があって正解といえる. ないと, キリンは存在できないかもしれない.
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心臓は血液を送り出すポンプ作用はあるのですが、全身に送り出した血液を戻すのにはポンプ作用は働きません。



肺に血液を送り出すのに心臓の働きが欠かせませんし、その肺を通って戻ってきた血液を全身に送り出すためには再び心臓のポンプ作用がいります。

言い換えると、全身の血液を集めて(注:心臓のポンプ作用は全身の血液を集める力はありません)肺へ送り(肺へ血液を送るのに心臓のポンプ作用がいります)、肺から戻ってきた血液(注:心臓のポンプ作用は肺から戻る血液を集める力はありません)を全身に送り出すのにも心臓のポンプ作用がいります。

念のために再び言うと、全身(肺も含む)に行った血液を心臓に戻すのは、心臓のポンプ作用ではありません。心臓のポンプ作用は全身(肺も含む)に行った血液を集めて戻すのに機能しません。
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毛細管の太さは、赤血球一つがやっと通れるくらい。


そのくらい細いから、抵抗はとてつもなく強い。
心臓で血液に与えられた圧力(血圧)は、毛細管を通るうちに失われ、静脈に入る時点ではゼロになっている。

つまり、心臓の吸引がないと、血液は心臓に戻らない。

そういうことで、静脈では逆流もありうる。
そうならないよう静脈には逆流防止弁が付いている。

また、心臓の力をもってしても足の血までは回収しきれない。
脚の筋肉の力を必要とする。
だから長時間足を動かさないと、足に静脈血が滞留し血栓となり「エコノミー症候群」が発症する。
これが「心臓がないとき全身の血管に起こること」である。

この事情は肺でも同じである。
肺胞の血管は毛細管である。

つまり心臓がないと血液はあちこちで滞留し血栓を作り循環を止める、ということである。
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では、誰が血液を循環させるの?

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心臓のポンプで血液を全身循環(脳に行かないと脳死、手足に届かないと壊死)

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心臓の必要性が分からない?なかったら生きられないですよ。



心臓は全身に血液を送り出すポンプの役目をしています。心臓の重さは、成人で約200~300グラムで、握りこぶしくらいの大きさです。心臓は右心房、左心房、右心室、左心室の4つの部屋にわかれ、右心房と左心房の間には心房中隔、右心室と左心室の間には心室中隔という壁があります。心房と心室の間には弁があります。弁はポンプの動きに応じて開閉し、血液の逆流を防ぎます。

心臓はほとんどが心筋という筋肉でできています。この心筋のもつ強い力によって心臓のポンプ作用が起こり、全身に血液を送り出します。
血液の循環には、左心室から送り出された血液が全身をめぐって右心房に戻ってくる経路と、右心室から送り出された血液が肺を通って左心房に戻ってくる2つの経路があります。

健康な心臓は、1分間に60~100回程度の規則的な収縮を繰り返しています。心臓がこの収縮を続けるために必要な酸素と栄養素を心筋へ運ぶのが、心臓の表面をとりまく3本の冠動脈です。心臓がなかったら全身に血液を送れないですから生きていられません。
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ホースだけが通っていてもポンプがなければ液は流れません。

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エンジンが動かないと、血液を送れません。


水圧が無ければ水は流れない。足まで行った押し出す力が無いと血液は肺には帰れません。
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