朝鮮紀行と日本奥地紀行

最近、イザベラ・バードの朝鮮紀行と日本奥地紀行を比較しながら読み直しています。
昔、両著ともに一度だけ通し読みはしていましたが、
改めて比較読みしてみて色々勉強になりました。
ただネットで書評とか引用を見ると日本奥地紀行の方は日本の良いところだけをピックアップして引用している掲示が目につき、
逆に朝鮮紀行の方は朝鮮の、汚らしいところだけをわざとらしくピックアップして引用している掲示が目につくように感じました。
事実を書けば、日本奥地紀行でも当時の日本人は狡猾で他人が見ていなければ上前をはねたりナカヌキするのも平然とやるし、売り物のお酒も、混ぜ物をしてまがい物を平然と高値で売ったり、裸体禁止令で禁じられているのに、裸で生活していることもバードは公平に書いています。

朝鮮紀行の方も、当時の朝鮮人男性は身分の低い朝鮮人も含めて朝鮮人男性の大半はハングルは理解して読めていたから男性に限れば識字率は高いことや、環境が変われば朝鮮人は勤勉に真面目に働くことや、
行商人ギルドが朝鮮全土に普及していて商売人は複式簿記の帳簿や手形取引を使いこなしていることや、
案内人の朝鮮人イムさんは最初はバードのことを信頼していなかったけど、途中からバードのことを信用して以降は親身になってバードのお世話をしてくれたことなど、
朝鮮人や朝鮮の、良いところも公平に書いています。
別の見方をするなら、日本の良いところも汚らしいところも公平に書いているし、
朝鮮の良いところも汚らしいところも公平に書いているからこそ、イザベラ・バードの旅行記は史料価値がそれなりに高いと思うし信頼できると感じるのに、
何故ネットでは日本奥地紀行の日本の良いところだけを、
朝鮮紀行は朝鮮の、汚らしいところだけをわざわざあげつらうのか？
疑問に感じましたが皆さんはどう考えるか？
ご意見聞かせてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： tanzou2 回答日時： 2021/07/10 07:57

何故ネットでは日本奥地紀行の日本の良いところだけを、

朝鮮紀行は朝鮮の、汚らしいところだけをわざわざあげつらうのか？
　　↑
ネットに限りません。
マスコミなども同じ手法を使って
偏見を持たせるようにしています。

特に、日本のマスコミは、日本の良いところは
取り上げず、悪いところばかりを
報じるように思えます。

例えば男女平等。
世界経済ホーラム　では日本は１２０位/１５６ですが
国連のジェンダー不平等指数では、日本は２４位/１６２
です。
先進国では、男の幸福度は女性のそれを上回りますが
日本だけは逆です。
しかし、マスコミは世界経済ホーラムの数字しか
報じませんし、幸福度が日本だけ特別なんてことも
一切報じません。


○日本は「第２位」“世界で最高の国”ランキング2019
“世界で最高の国”を決める国際ランキング「ベスト・カントリーズ」
（2019年版）で、日本が総合第２位に選ばれ、注目を集めている。

こんな記事、マスコミは報道していますか。


つまりやっていることは皆同じなんです。
自分の意向に沿うよう、印象操作しているのです。
これを「編集による詐欺」といい、
何処の国でもやっています。




疑問に感じましたが皆さんはどう考えるか？
　↑
良いところも悪いところも公平に
報じて、始めて正しい判断ができます。

刑事裁判などでは、こうした方針が貫かれて
います。
検察が被告の悪いところを、弁護人が
良いところを、
それを公平な立場にある裁判官が判断する。

マスコミやネットも、そうなって欲しいです。

そうでないと、民主制が機能しなく
なります。

No.1 回答者： OnneName 回答日時： 2021/07/10 00:12

社会科学の論文では無くあくまで旅行者個人旅行記です。

それ以上もそれ以下の評価もありませんね。

>何故ネットでは
ネットだからですね。
何でもありの世界です。