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最近イタリア語の勉強を始め、文法をひととおり終えましたが、定冠詞が付くタイミングというか、なぜ付くときと付かないときがあるのか、文法書を読んでも理解しきれません(英語も然りですが・・・)。

私が最初に使った文法の本の最初の方に出てくる例文で、次のような2文があります。

A.Questa e una borsa francese.
B.Queste sono le riviste italiane.
(当然ですがAの文の'e'はessereなのでアクセント記号がついてます)

この2つの文章の間に、単数か複数かであること以外に用法的にも特に差異は見られないと思うのですが、「フランス製のバッグ」は不定冠詞で「イタリアの雑誌」が定冠詞である理由がわかりません。

もし「イタリアの雑誌」が単数なら、

Questa e una rivista italiana.

でも間違いではありませんよね?
この例文がたまたまこうなっていただけのことでしょうか?

A 回答 (2件)

とっても難しいですよね、不定冠詞と定冠詞。


その上、付けない時もありますから。
これは慣れて行くしかないと思うのですが、
定冠詞が "話し相手にも理解出来るものに付く(すでに話題に上がったとか)"
不定冠詞は "相手には分かっていないものに付く"

あまり上手く説明できませんが、
Queste sono le riviste italiane. の場合---
表紙を見ればイタリアの雑誌と言う事が分かる。または、すでに話題になった雑誌であった。
Questa e una rivista italiana. と言う場合---
相手が見ただけでは、イタリアの雑誌だと理解できないので不定冠詞(イタリア語でイタリア語が分からない相手に言うのはおかしな話ですが)。または、(色んな意味で)特殊な雑誌であると言う事を強調している。

AのQuesta e una borsa francese.も、見ただけではフランス製とは分からないので不定冠詞を使っているのではないかと思います。
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この回答へのお礼

なるほど!
イタリアの雑誌は見ただけでわかるかもしれないけど、バッグは見ただけではフランス製とはわからない、ということですか。
これに関しては大変よくわかりました。

でもやっぱり冠詞の使い分けは難しいですね・・・本当に、慣れていくしかないものだと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/03/03 23:59

冠詞の使い方はNo1.の方の説明どおりだと思います。

又基本的に英語や他の欧米語とも同じです。

問題はこの例文がどこに何の目的で示されていたかにあるような気がします。私の勘では冠詞の説明のための例文ではなく、動詞か指示代名詞の単数、複数を示すための例文ではないかと思われます。もしそうならバックや
雑誌の冠詞は定冠詞でも不定冠詞でも自由です。その話をしている状況次第です。フランスの雑誌の話をしていて、現物を取りに行きQuesta e la rivista francese
(これが今言ったフランスの雑誌ですよ)といえるでしょう。

このように文法書の例文は問題としている品詞以外の意味を詮索し始めると解釈が分かれることはよくあります。筆者はそこまで想定していないからです。

Questa e una rivista italiana.
文章としては全く問題ありませんが、問題のBは複数形を示しているので設問の意図からはずれ、もし試験ならXです。

定冠詞は日本語にないために先ず基礎(原則)を覚え、
次に例外的用法を覚えるしかありません。本来不加算名詞(物質名詞)である水、コーヒをひとつ二つといって
注文するのは例外(慣習)です。これは水やコーヒを入れるものがお互いに分かっているので、このように一般に加算名詞的に使われます。(日常生活に関係ない、池を満たす水などは一トンとかトラック10台分の水などと
不加算扱いになります)
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この回答へのお礼

おっしゃるとおり、指示代名詞のレッスンでの例文です。
'Questo'の活用だけを埋める問題でした。
ですので前後の状況など何もなく、突然この文だけ出てきています。

>このように文法書の例文は問題としている品詞以外の意味を詮索し始めると解釈が分かれることはよくあります。筆者はそこまで想定していないからです。

そうなんですよね。
とりあえず定冠詞でも不定冠詞でも、この場合どちらでもありで、たまたまこの例文がこのように使い分けられていたということがわかったので、スッキリしました。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/03/04 00:05

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