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飛行機の構造とかも覚えなきゃいけないし、天候や気圧のことも...
結局どの学部に行くとパイロットの道は近づきやすくなるんですか?
(私は別に志望とかでなくちょっと気になったので

A 回答 (5件)

プロファイルの様な年寄です。


航空機の研究開発を中心に、設計から運用まで幅広く手掛けてました。
具体的な感覚を手に入れる目的で、小さな機体から大きな機体まで、さまざまな種類の飛行機の操縦もしました。
その背景からこの質問を見ると、質問者には誤解があるように思います。

パイロットは技術者ではありません。
車の運転と同じで、技能者です。
技術的な知識は必要ないとは言いませんが、学問として学んで持っている必要もありませんし、皆さん実際そうして手に入れているわけではありません。

大学は学問を学ぶところです。
理科系的な言い方をすれば、技術を学ぶところです。
技術は普遍的なもので、理論の裏側の原理を明確にしたり、それを組み合わせて新たな理論を構築したりするのが大学ですることです。

それに対し、飛行機や車の運転は、芸術のように、基本的な背景知識は持ったうえで、基本的には体に覚えさせた慣れでするもので、これをする人が技能者です。

技能は考えてするものではなく、何度も訓練し、慣れて覚えたものです。
パイロットがする操縦がこれです。
機体構造や気象などについての知識も同じです。

たとえば、ある部位にかかる応力に対してどのような変化がどれだけ起きると安全でなくなるかを理論的に理解しているのではなく、『この程度こうするのはダメ』というかなり主観的なものだったりしますから、いわゆる大学で議論される『工学』レベルの技術ではありません。

気象で言えば、中緯度地方には移動性の高気圧・低気圧が交互に西からやって来る大気循環がありますが、それと積乱雲の発生・構造と関連付けるような学問としての知識を使っているのではなく、積乱雲やジェット気流の存在・特性の知識を持ったうえで、実際の景色と現象の間の関係を『慣れ』として評価・認識できているにすぎません。

燃料の化学や構造についてもそうです。

自動車の運転に、地域によってガソリンのオクタン価などが微妙に変えられていますが、その特性に合わせて何を考えないといけないかを知って運転してるでしょうか。

車を運転する人が、ラダーシャーシの車とモノコックの車との違いを知り、その特性に合わせて何を考えないといけないかを知って運転してるでしょうか。

パイロットもその程度です。
もちろん、背景に持っている知識レベルは車のドライバーよりははるかに高いですが、エンジニアが大学で学ぶものとは種類が違います。

また、これは、大学で学ぶことがすごいとか、パイロットに必要な知識は大したことない、と言っているわけではありません。
種類が違うという事です。

パイロットに求められる知識や慣れは、はっきり言って大学で学ぶと言った種類のものではありません。
慣れ・経験的知見を積み上げるうえでは、どんな順番でどんなことをするかが重要になります。
以下は私が経験したものです。
こういうことを通し、飛ぶということ、飛行機自体のこと、動力、燃料、電気装備、無線、風や気象、法規、客扱い、荷扱い、地上ですること、地上の支援・・・などを一つ一つ覚えていきます。
『学校』で頭でっかちになっても飛ぶことはできません。

小型の単発機で、自カントリー内での有視界飛行
クロスカントリー飛行
計器飛行
計器着陸
双発機
タービン機
高々度飛行
夜間飛行
雨天飛行
雪中飛行
洋上飛行
中型機
長距離飛行
商用機
大型機

ちなみに、私はパイロットの免許は持っていません。
私は日本の大学・大学院で電気系を専攻し、それ以降は全てこの国で学校には行かずに覚えました。
私の国では、優れた指導者が居れば、これができるのです。
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航空自衛隊もあるぞー

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僕の友人ではふたりくらいなりました。



ふたりとも子供の頃からの夢がパイロットて人たちです。
大学はいわゆる駅弁国立理系です。
あほではないけど、めちゃくちゃ頭いいとかではないです。

いくら勉強できても、面接とか目とかストレス耐性とか、心臓で落ちることもあるし、落ちたらまた別の進路を考えないといけませんよね。

だから目指すリスクあるし、もし行くとしたら大学を中退して宮崎に行くわけですから、やはり一番大切なのは「意志の力」だと思います。
逆に言えば、何年もそこで頑張る気持ちがある子なら、なれるかなと思います。
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ばらばらですよ。



石川の日本航空高校みたいなのもあるけど、特殊なのでそういう人は少ないです。

自衛隊から民間パイロットなる人も多いしアメリカで免許取る人もいるけど、
ふつうは20歳超えてから宮崎の航空大学校に行きますよ。

試験科目は、センター試験みたいに、英数国理とあります(過去問見ればわかるよ)。内容的には7割ありゃ、受かるかな。
簡単ではないけど、めちゃくちゃ難しくはないです。

大学受験との違いでは、
特にどれだけテストができても、心臓や、
目が悪い人と、ストレス耐性がないと落ちます(これで半数が落ちます)。コミュ力もかなり見られます。
とりあえず採用時点では、かなり健康でないといけません、そして性格的にはおおらかですが神経質とも言えます。
そのへんは遺伝的なものもあるから、なれない人は努力してもなれません。
ちなみにパイロットは身長は関係ないから、身長低い人は多いです。
パイロットと付き合うことの多いCAがよくそれをバカにしてますね(CAは背が高い人が好まれますから高い人が多いです、彼女たちは物理の問題なんか一問も解けないし、運転もできないわけですけど)。

理系でも英語できなきゃいけないし、文系も数学はひつようなります。
なりたい人はなれるから、私大文系も多いです。

なぜか、18歳では受けられません(笑)
受かれば大学生なら中退して大学校に行くことになります。
大学生が多いけど、サラリーマンでもいますし、女性もいます。
先に挙げたようにパイロットなる人に、私文系も割といるので、文系だめではないものの、
テストにはセンターレベルの物理や数学はあるので大学受験で使ったことある(国立理系コースだった)のが多少有利かなと思いますね。
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別に学部によって有利不利はありませんよ。



私に友人のパイロットは千葉大工学部、一橋大学経済学部出身です。
あとは航空大学校に入学するか。

まず、日本航空なり全日空などの航空会社に入社することですね。

パイロット志望なら。適性検査等ももちろんあります。
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