プロが教えるわが家の防犯対策術!

スキー歴7年29歳の男ですが、競技スキー(草レース)に興味があります。しかしどのような板や道具をそろえ、どんな練習をし、どんな団体に所属すべきか否か、など分からないことばかりです。ささいな事でもいいので、情報
を下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

スキー歴7年ともなると、滑る事自体についてはほぼ問題ないでしょうから、旗門で規制されたバーンを滑ることはとても楽しいと思いますよ。


競技スキーは旗門間の距離が離れている順に、滑降→スーパー大回転→大回転→回転の4競技があります。滑降に近いほどスピードが速くなり、回転に近くなるほどスピードより技術力が要求されます。
競技初心者でしたら、大回転から始めるのがオススメです。また草レースでは大回転競技が数の上でも最多なのではないでしょうか。
道具について、競技スキーには、板もストックもそれ専用のものがありますし、ウエアもオリンピック選手が着ているような空気抵抗の少ないワンピースタイプのものがそれ専用にあります。
しかし、いきなりそのようなものを購入する必要はないと思います。値段も高いし。初めてするのであれば、まずは安全面を第一に考えて頂きたいと思います。
板は、とりあえずは自分の滑り慣れたもの、扱い易いもので出場すると良いでしょう。いきなりビュンビュンスピードを出すのは怖いでしょうから、安定性より操作性を重視した方が良いと思います。競技用の板は、滑降用、大回転用、回転用などと細分化されておりいきなり手を出すには選択が難しいです。少し競技の様子が掴めてから購入することをお勧めします。ストックも同様で、グニャっと曲がったものや、パンチングガード(回転で使用する)がついたものは、格好が良いので気分は高まるけど、いきなり最初からは必要ありません。
それよりも、安全装備に重点を。上記の競技は前の2競技を高速系、後の2競技を技術系などと呼んでいますが、どの競技にエントリーするにしてもヘルメットは必須です。上手な選手ほど安全面には気を使っています。逆説的なようですが、大変重要なことです。
ウエアはなかなか難しいですね。競技初心者であってもワンピを着用することは悪くないと思います。むしろ普通のゲレンデウエアを着て競技に出ると、少々気恥ずかしい思いをするかもしれません(人それぞれでしょうけど)。ただ、チームで出場する場合と違い、個人エントリーの場合、ワンピで競技に出たらウエアをどこに置いておくかで苦労します。盗まれたらどうしようという問題もありますが、そこはスポーツマン同士の集いですからここでは議題にあげません。ワンピは寒いっちゅうことです。ゴールにウエアを置いていたら、脱いだあとスタートハウスまで上がるリフト、更に自分のスタートを待つ間、泣きそうに、いや確実に泣きます。反対にスタートハウスに脱ぎ捨てて試合に出ると、ゴールしてすぐリフトに乗ったとしても、晴天であったとしてもスタートハウスに到着する頃には汗が冷えてしまい、やっぱり泣きます。昔はスラローム用の、暖かいウエアにプロテクターが沢山入ったものがあったのですが、最近は回転競技もワンピースで出場する人ばかりになり、殆どがワンピースのみになってしまいました。ワンピースはぴちぴちですけど、伸縮性があるので、下にしっかり着込んで出場するというのが現実的な線でしょうか。上手になると(意図的かどうかは別として)旗門にアタックをかけることがありますが、これが結構痛い。長く着るならプロテクターが入ったワンピースを選択した方が良いと思います。話が戻りますが、下にしっかり着ていると、プロテクター代わりにもなるのでなかなか良いですよ。
練習については、まずはポール練習に慣れることです。規制されたバーンを滑った経験なしに、いきなり試合に出ると、怖いだけでなく危険です。試合の時には多くの場合硫酸アンモニウムを雪面に撒布し、バーンを固めます。そこに沢山の人が滑るので、ボブスレー状態の溝が形成されます。個人で初エントリーとなると、恐らく出走順は良くないでしょうから、スタートしてすぐ泣きそうになります。レーシングキャンプに一見さんで入って経験を積むもよし、社会人の競技スキーチームに入るもよし、インターネットで検索すれば結構出てきます。居住地や仕事との兼ね合いなどでお好みの団体に所属し、ポール練習に慣れることです。東京、神田のスキー街などでは競技スキーヤー御用達のお店が沢山あるので、そういったショップで聞いてみるのも良いかもしれません。
どのレースに出るかは、そういった練習をしている内にだんだん分かってくるし、みんなが教えてくれるはずです。
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この回答へのお礼

さっそくの回答と事細かな解説ありがとうございます。
あやうく勢いだけで板買うところでした。とりあえずは今の板で、来シーズンレーシングキャンプを覗いてみようかと思ってます。仕事の都合上怪我だけは禁物なので、もう少し慎重にいきたいと思います。

お礼日時:2005/03/07 20:12

30代も半ばを過ぎてアルペン競技を始めた者です.



参考URLは ski channel の全国草大会カレンダーです.

道具については, 普通の用具以外に最初に用意すべきはヘルメットだけで十分です. ヘルメットだけ用意して, 以下の様なポールレッスン(ポールキャンプ)に参加されるといいでしょう.

http://www.belag.co.jp/
http://www.iwaya-ski.com/racing.html
http://www.kaiwa.co.jp/ski-school1.htm
http://www.snowdreamer.jp/okabe/school/htm/pool. …
http://www.sportsprize.net/

何度かポールレッスンに参加されると, GS用の板やワンピースが欲しくなると思います.
ICI石井スポーツの試乗会やテスティングキャンプは, 主要メーカのニューモデルをポールセットの中で試せるのでお奨めです.
http://www.ici-ishiisports.co.jp/ski/ski.html

ポールレッスンで勝手がわかってきたら, スキー場の「常設ポール」でトレーニングできます. 野辺山, サエラ, 北志賀よませ, 五竜とおみ, etc.

草大会に参加するのには特に団体に所属する必要はありません.

アルペン競技たのしいですよ. トレーニングでポールの中をすべるだけでも, 通常とはちがった難しさと楽しさがあります. また, 大会のプレッシャー, 緊張感, 極度な集中, 完走した後のなんとも言えない開放感などにも普通に滑っていてはなかなか得られない充実感があります. 是非一度ポールレッスンに参加してみてください

参考URL:http://www.skichannel.ne.jp/topics/competition/2 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。草レース自体がこんなにあることに驚きました。来シーズンの事ばかり考えてたのですが、今シーズン中にレースを見に行って、いろいろ観察してみたいと思います。

お礼日時:2005/03/07 20:31

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