激凹みから立ち直る方法

江戸時代の武士階級は、夫婦同姓でしたか? それとも夫婦別姓でしたか?

A 回答 (5件)

別姓でしたが、ちょっと注意が必要です。



それは明治以降の「姓・苗字」と呼ばれる、いわゆるファミリーネームとそれ以前の武士階級の「姓・苗字」は全く別のもの、なのです。

明治以降は夫婦同姓のファミリーネームと言う意味しか持たなくなったので、姓でも苗字でも同じ意味になるのですが、江戸時代までの武士にとって、姓は「氏族としてのつながり」で苗字は「家族としての名前」でした。

たとえば幕末から明治まで生きた西郷隆盛は「西郷吉之介藤原隆盛」が本名です。

この時「西郷」が苗字で、自分達の家族が鹿児島に持っていた土地から由来する「家族の名前」です。

「藤原」のほうは、平安時代に権勢を誇った藤原氏の氏族に連なる家系である、と言う意味をもち、つまり「支配階級の血筋である」という証明だったわけです。

なので、当時の武士たちは姓も苗字ももっていて、女性の場合は結婚すると「夫の苗字」を名乗ったのですが、姓も苗字も実家の物を引き継いでいて、必要に応じて子供にも引き継がせていました。

明治になると、これが整理されてファミリーネームにしなさい、となるのですが、実は最初の法律(太政官布告)は夫婦別姓でした。しかし、通名しか使えなくなるわけですから、実態として「妻は通常、夫の苗字を名乗るのに別姓だとあまりにも不便だ」ということで、数年で夫婦同姓に改められたのです。

で「西郷吉之介藤原隆盛」については、西郷吉之介でも藤原隆盛でもよかったのです。姓と苗字のどちらかだけしか使えないようになったのが明治以降です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/09/15 10:24

戸籍制度が無かったので、同姓だの別姓などという概念すらありませんでした。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/09/15 10:24

氏も苗字も結婚しても変わりません。



妻が名乗るときに、夫の苗字と通称などの名前のあとに妻自身の名前を名乗りました。
名乗るときに妻の苗字が使われなかっただけで、紙に書くときは妻自身の苗字を使ったりしました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/09/15 10:24

妻は文書や墓石などでは概ね生家の氏で記録されているため、基本的に夫婦別姓だったと考えられている。



参考)
江戸時代の妻の氏--夫婦別氏
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005888631/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/09/15 10:24

家(名)を継ぐ(守る)ことに固執した時代ですので同性以外はあり得ないです

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/09/15 10:25

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