天使と悪魔選手権

[と見なす」、「みとめる」、「とする」、「認識する」
の四つ言葉をよく分けられませんから、
達人か先輩かが教えていただけません

もし例を挙げて、詳しく説明するなら、幸せです、
よろしく御願いします

A 回答 (7件)

みなす【見做す・看做す】物を見て、自分でそう決めること、そう判断すること。


例えば…彼らは棄権したと見なす。

みとめる【認める】これは上の「みなす」とほぼ同意ですが、それよりも意味が広く、(1)見てその存在を知る(2)見て判断する(3)受け入れる(4)高く評価する。 「認める」は良い意味で使うことが多いと思います。
例えば…才能を認める、結婚を認める

とする これは連語で「と」「する」に分けられます。
これは、「見なす」「認める」とは違い、「見て判断する」のではなく、「むりやり仮定する、むりやり考える」という意味になります。
例えば…ここにペンがあるとする。18歳未満はこどもとする。

にんしきする【認識する】 すこし文章語的で、会話ではあまり使いませんが、ほかの3つの言葉よりたくさんの情報から考えるというニュアンスがあると思います。

(一部辞書を参考にしました。参考になれば幸いです。)
 ちなみに、ここでは「先輩」「達人」よりも「詳しい方」という表現が適していると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく教えて下さるために、わざわざ辞書を引いて、
本とにありがとうございます。勉強になりました。

お礼日時:2005/03/20 03:19

#2への補足について



>例1:「抜群的な学生を対象とする」
ここに、「みとめる」は、「とする」に取って代わられますか?

「抜群的な」は「抜群な」と使います。ただ、くだけた表現なので、(奨学金などの)規定には合いません。
さて、ところで「対象とする」は「対象と定める」意味で、「許可/承認する」意味の「認める」は不自然な感じがあります。

>例2:「満20年を以て成年とする」
ここに、「認識する」を用いてよろしいでしょうか。
ある国で、満18年の人は成年と思われますから、

これも成年の規定ですから、誰かがそう「認知する」かどうかは意味をなしません。したがって「認識する」は不適切です。

微妙な意味の違いを説明するのは難しいものですね。一語一語ていねいに学んでおられることに敬意を表したいと思います。
    • good
    • 0

再び失礼します。

No.2さんへの補足について・・・

>「抜群的な学生を対象と認める」ここに、「みとめる」は、「とする」に取って代わられますか?
 
 「とする」のほうが自然な感じがします。

>「満20年を以て成年とする」ここに、「認識する」を用いてよろしいでしょうか。

 文法的にはあっていますが、No.5で回答したように、堅苦しいような感じがします。
「認識する」は「スキャナーが文字を認識する」など「機械が判断する」という感じがあります。
    • good
    • 0

【見なす】とは、「見てそれを仮定したり判断したりする」という意味です。

(例)80点以上ならば、合格と見なす。というような使い方が一般的です。この場合は、もし100点でなくても、80点以上ならば、理解していると仮定し、判断したりするということです。
【認める】とは、「1目に留める。2許可する・承知する。3判断・判定する」という意味です。(例)1雷鳥の姿を認める。2欠勤を認める。3有罪と認めるという使い方が一般的です。
【認識する】とは、「物事の本質をはっきりと理解し、見分け、判断すること」という意味で、(例)真理を深く認識するというように、理解し、判断ができるようになることを意味しています。
    • good
    • 0

#1の補足に回答します。



「70点以上を合格と認める」
  -> 適切です。
「70点を合格線とする。」
  -> 「合格線」を「合格点/合格ライン」とすれば適切です。
「70点以上のを優秀者とみなす」
  -> 「70点以上のを」を「70点以上の者を/70点以上を」とすれば適切です。
    ただ、この場合は「70点以上を優秀者とする」とする方がよい感じがします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になりました

お礼日時:2005/03/19 15:21

「とする」…そのように決める、決定する


「と見なす」…そうではないが、そのように判断すること
・成年は20歳とする。(民法3条)
・未成年(18歳以上20歳未満)のものが婚姻をしたときは、~成年に達したものとみなす。(民法753条)

「みとめる」…確かにそうだとして受け入れる。
「認識する」…他とは違うと知ること

この回答への補足

はい~、たいへん勉強になりました。有難う御座います。
「とする」について、もっとお聞きしたいんですが
以下例をご確認ください
例1:
「抜群的な学生を対象とする」
ここに、「みとめる」は、「とする」に取って代わられますか?
例2:
「満20年を以て成年とする」
ここに、「認識する」を用いてよろしいでしょうか。
ある国で、満18年の人は成年と思われますから、

補足日時:2005/03/19 14:41
    • good
    • 0

「と見なす」……本来AでないものをAと考える


 例「80%できていれば完成と見なす。」
「みとめる」……発見/認識する・承認する・許可する
 例「遠くに人影をみとめる。」
 例「訴えをみとめる。」
 例「営業をみとめる。」
「とする」……決定する・認定する
 例「これで終了とする」
 例「70点以上を合格とする。」
「認識する」……認知する/みとめる
 例「問題を認識する。」

それぞれ意味の重なりはありますが、おおむねこのように使い分けます。

この回答への補足

早々に答えて頂き有難うございます、
otasuke009さんのおっしゃる通り、それぞれ意味の重なりはあります、って言うわけで
重なる場合に、取り換えられますかな
以下の例は良いのでしょうか?
「70点以上を合格と認める」
「70点を合格線とする。」
「70点以上のを優秀者とみなす」

補足日時:2005/03/19 01:48
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報