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スタート合図が「3、2、1、ドン!」ならば、フライングは無くせるのではないでしょうか?

なぜ、スピードスケートなどでは、「位置について、よーい、ドン」形式なのに、アルペン滑降などでは、「ピー、ピー、ピー、ピー!」のようなスタートの合図なのでしょうか?

冬のスポーツに限らず、夏の陸上や競泳を初めとした、全てのスポーツ競技でアルペン滑降のような、「3、2、1、ドン!」といった、分かりやすいスタート合図にするべきではないのでしょうか?統一できない理由が何かあるのでしょうか?

スピードスケートや陸上、競泳などで、"get set"とピストルの"bang!"の間にリズム感が無く、微妙にタイミングが読めないため、フライングなどが生じてしまうのだと思われます。

人間でもリズム感のある1秒ならほとんど誤差のない認識が出来ると思われるので、
「On your marks!, Get set!, 3, 2, 1, Bang!」(リズム良くカウントダウン)が最適だと思われます。

皆さんは、どう思われますか?

A 回答 (5件)

統一できない理由はわかりませんが、陸上競技について。


陸上競技では、スタート音を聞いてからスタートするのがルールなのです。音を聞いてからの反応時間も含めて競技ということですね。リズムをとって予測でスタートするのは、その時点でルール違反なのです。
もし、スタート音の0.1秒後より早くスタートした場合は、フライングとなります。これは、音を聞いてから人間がそんなに早く反応することはできないとされているからです。
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この回答へのお礼

解決しました

「陸上競技では、スタート音を聞いてからスタートするのがルール」なのですか!
私は運動競技知識に疎いので知りませんでした。

音への反応の良さも、音を脳で処理して、体に信号を伝達する運動神経の一種とも言えるでしょうから、納得です。なるほどです。
ありがとうございました(^^)d

お礼日時:2022/02/15 15:41

1964年の東京五輪では、スタート合図に本物のピストルを使用した。

グリップの下に、スタート地点の写真判定機器と連動させるためのコードを接続し、「ドン」から0.05秒遅らせて作動させるように設定してあった。

0.05秒というのは、どんなに反射神経が優れた競技者でも「ドン」を認識してから0.1秒以内に反応することはあり得ないという調査結果から得た時間であり、この遅延時間がルールで定められている。

スターターはスイッチ押す係り
その後、日本は世界でいち早く、電気を応用した電動連発式信号機の作製を試み、正式の競技会で使用するようになった。火薬を使用しない電子音を用いた装置も開発され、日本は1985年の神戸ユニバーシアード大会において採用した。

電動連発式信号器の仕組み。スターターが引き金を引くとスイッチS1が閉じ、1号器のソレノイドに電流が通り、フラッシュのスイッチS2とVTRのスイッチS3が閉じる(回路がつながってオンになる)。元図版出所は野崎忠信「陸上競技用スタート信号装置における開発の経緯について」図4(作図は横倉三郎明星大学教授)、明星大学研究紀要―人文学部―第24号、1988年3月20日、野崎忠信「退職記念講演資料」所収
世界での初採用はこれよりもかなり遅れ、1995年にスウェーデンのイエーテボリで開催された世界陸上だった。現在も、小さい競技会などは火薬を使用しており、電子音と併用されている。

電動連発式信号機は、具体的にはピストルを信号機に置き換えたものといえる。一見ピストルに似ているが、ピストルのような形をしているだけで、スイッチにすぎない(以下「ピストル」と表現)。結局、スターターはスイッチを押す役割になったのだ。

電動連発式信号機の仕組みを簡単に説明しよう。ストロボ付きのメインピストルと、4台の信号機(サブピストル、1~4号機)を接続する。信号機1つで2レーンをカバーできるため、8レーンをカバーするには信号機が4つあればいい。

メインピストルが内蔵するスイッチによって、信号機内蔵のソレノイド(電磁力を用いて、電気エネルギーを機械的運動に変換する機能部品)に通電して同時に音が鳴る仕組みだ。信号機のうち、1号機にはフラッシュと判定・記録用のVTRを作動させるためのスイッチも付いていて、ソレノイドに連動している。

メインピストルの引き金(現在は押しボタン)を引くとスイッチがオンとなり、1号機ではソレノイドの動作によってフラッシュとVTRのスイッチがそれぞれオンになる。各信号機には、一定以上の力で叩くと爆発し、音を出す火薬が入れてある。一方、メインピストルには火薬は入れていない。

電子音を使うシステムでは、この火薬をスピーカーに変えただけで、システムに大きな違いはない。ただしコストが高く、設置が大規模になる。

信号機と競技者の距離一定に
信号機(1~4号機)の配置は、400m走や4×100mリレーの場合、下図のようになる。各競技者からは、最寄りの信号機からの距離が一定になる。

400m走、4×100mリレーにおける信号機の配置例。青丸はスターターが立つ位置。元図版出所は野崎忠信「陸上競技用スタート信号装置における開発の経緯について」図6、明星大学研究紀要―人文学部―第24号、1988年3月20日、野崎忠信「明星大学情報学部教授 退職記念講演資料」所収
余談だが、曲走路において内側のラインは誰のテリトリーなのか。2レーンの内側のラインは、1レーンのものか、自分のものか。答えは、1レーンのものだ。2レーンのものではないため、2レーンの選手は内側の線ギリギリまで近づいてもよいが踏んだら失格となる。
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この回答へのお礼

Thank you

現在は、ピストルのドンではなく、「ピストル型のスイッチ」のドンなんですね。
詳しい専門知識、どうもです。
陸上競技では、スタート音を聞いてからスタートするのがルールなんですよね。そういったことを知らずに本末転倒な質問でしたね。でも、勉強になりました。

お礼日時:2022/02/15 19:35

各スポーツの歴史、成り立ちを尊重しています。



あなたの説を通すとフルマラソンは40キロだろうが50キロの方が分かりやすいのに
42.195キロとしている理由は恐らくご存知かと思います。

また、スプリントスポーツ全般でいえば勝負もありますが、タイムアタックによる勝ち負けを決めても良いはずです。
すると、1人1人好きな時間にスタートしゴールまでの時間を計測するだけで良いのではないでしょうか?

スキージャンプ、フィギュアなどは設備や面積によって同時進行は難しいですが今同時スタートしている競技は全て個別演技?でも良いはずです。

繰り返しますが、オリンピック競技はそれ専用として作られた競技ではなく
歴史、成り立ちを尊重しているため、スコアの方法(スタート)にも違いが出るわけです。
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この回答へのお礼

Thank you

歴史、成り立ちを尊重するですか、なるほど。
まぁ、そうだとしたら、何を言っても仕方ありませんね。

各選手が各々個別でやるのは、確かに最も公平で、個人的には良いと思いますが、選手のmotivation的に気の毒な気もしてしまいます。
やはり、相手が横にいて競争している方が、「勝ってやるぞ!」というヤル気や良い記録にも繋がっていると思いますし。
まぁ、各選手が各々やる横で、過去の世界記録選手の運動能力があるAIロボットか何かが競争相手になってあげるのもアリかなとは思いますが…。

お礼日時:2022/02/15 14:19

はい、全くその通りです。



スターターと選手がつながってしまう事も否定できません。
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この回答へのお礼

ありがとう

なるほど、賄賂というかcheatingに繋がる可能性もアリですね。問題だなぁ~。

お礼日時:2022/02/15 14:21

フライイングの理由は、タイミングがわからないことではなくて、「競争相手よりも100分の1秒でも早くスタートしたい」「号砲から0秒のタイムラグでスタートしたい」という気持ちです。



どういうタイミングでスタートの合図を出そうが、相手より早くスタートしたいというその気持ちがなくならない限りフライイングはなくなりません。
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この回答へのお礼

うーん・・・

なるほど、しかしながら、スタート合図をバカでもわかるくらい分かり易くすることで、フライイングをしにくくなるのは、人間のリズム感覚を考えれば明らかだと思うので、
それでもフライイングしようと思ってしまう(してしまう)せっかちな人には、ペナルティーを今よりも厳しく、例えばフライイング1回で即失格にするなど、フライイング防止策はいくらでもあると思います。スタート勝負でなく、競技中のパフォーマンスが出来るだけ正確に反映されるべきだと思うのです。

お礼日時:2022/02/15 14:10

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