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最近ソーラー発電を良く見かけますがソーラーパネルから出力された直流電流をインバーターで交流に変換して電力会社の交流電流と連結して使用しているのだと思いますが、又 余分な電力は電力会社へ売電していると聞いていますが、電力会社の交流電流とインバーターで変換した交流電流に位相ズレは生じないのでしょうか、インバーターに同位相を保つ装置が組み込まれているのでしょうか、もしそうでしたらその内容を教えてください。 お願いします。

A 回答 (2件)

電源同期のインバータにはPWMとPLLという2つの技術が使われています。



PWM(パルス幅変調)技術で直流から正弦波交流を作ります。参考URL 図2.117

PWMでは電源周波数のN倍の周波数が必要です。
しかもこの両者は位相が揃っている必要が有ります。
これをそろえる技術がPLL(フェーズ・ロックド・ループ)技術です。
内蔵発振器の周波数を1/N倍にして電源周波数と比較し位相が揃うように
内蔵発振器の周波数を制御するという原理です。
PLLの参考URLがpdfファイルなので規約上URLが書けません。
Googleで「PLLの動作と回路構成 基本ブロック図」で検索して図1-1をご覧下さい。

参考URL:http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/00134/ …
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この回答へのお礼

早速回答頂き有り難うございます
良く解りました有り難うございました。

お礼日時:2005/03/25 10:10

簡単のために、力率1(出力電流の位相と電圧の位相が同じ)で運転する場合について説明すると、



まず、インバータの運転周波数を#1さん説明の方法(他にも直接、系統の電圧を使ってPWMの基準信号にする手もありますが)などで電力系統に合わせます。
ここで、インバータと電力系統の間には、リアクトル成分がつながれていて、系統とインバータ出力電圧の振幅差が無効電力(電流と電圧の位相差)に、系統電圧とインバータ電圧の位相差が有効電流(電流の振幅)に反映されます。
次に、インバータの出力電流を電流センサでモニターし電圧と電流に位相差がある場合にはインバータ電圧の振幅を調整して位相差を無くし、電流の振幅が所定の値からずれているときには、インバータ電圧の位相を調整して所定の振幅にします。
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この回答へのお礼

良く解りました 大変詳しい回答を頂き有り難うございました。

お礼日時:2005/03/25 10:14

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