プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

タイトルのとおりですが、いま子どものドリルをさっとみただけでも、
「蒸」→「むす、むらす」訓読みがない
「承」→「うけたまわる」訓読みがない
「我」→「ガ」音読みがない
「穴」→「ケツ」音読みがない
など、抜けが多くて凄く気持ちが悪いし、中学で追加で覚えるんだとしたらとても非効率なやり方に思えます。
学習量を調整しているのかもしれませんが、かえって面倒でしかないように思えるのですが、それ以外になにか言語学的な意味があるのでしょうか?

A 回答 (6件)

「言語学的な意味」というより「言語教育上の意味」でしょう。


ある漢字について、小学校で全部の音訓を一度に教える必要性があるかどうか。
小学校で教えることば(熟語)で使われない音訓を、小学校で教えなければならない・教えたほうが良い理由はないともいえます。
そもそも常用漢字表にない音訓も色々ありますし。

蒸(小学校6学年)
 小学校で教える  音:ジョウ
 中学校で教える  訓:む‐す
 中学校で教える  訓:む‐れる
 中学校で教える  訓:む‐らす

承(小学校6学年)
 小学校で教える  音:ショウ
 中学校で教える  訓:うけたまわ‐る

我(小学校6学年)
 中学校で教える  音:ガ
 小学校で教える  訓:われ
 中学校で教える  訓:わ

穴(小学校6学年)
 中学校で教える  音:ケツ
 小学校で教える  訓:あな


文部科学省が決めた「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」というのがあります。そこに音訓割り振りの考えが示されています。

学年別の漢字の割り振りと同様、音訓の割り振りも見直し・改訂が行われています。

■『音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表』
  (改訂:平成29年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1385 …
----------
小学校学習指導要領の別表「学年別漢字配当表」の改定に伴い、常用漢字の音訓の小学校、中学校及び高等学校等の学校段階ごとの割り振りを変更するとともに、付表の語を追加しました。

1. 割り振りの変更等は、これまでの学校教育における音訓の取扱いなどを踏まえ、主として次の視点を考慮して行ったものです。
(1)児童生徒の発達の段階や学習上の負担
(2)日常生活や学校生活での必要性
(3)社会生活における必要性
(4)漢字のもつ意味の理解
なお、今回変更した音訓の学校段階ごとの割り振りは、「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」(平成3年3月作成,平成23年3月一部補訂)と同様、各学校段階において指導することを目安として示したものであるので、各学校においては、教科書教材などとの関連を考慮して弾力的に取り扱うことができます。

2. 変更後の「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」に基づく音訓の取扱いは、小学校においては平成32年度から、中学校においては平成33年度から実施することとなっています。なお,実施年度より前においても、その必要性や使用頻度等を勘案し、児童生徒や地域の実態等に応じて、適宜取り扱うことができます。
----------


字形や書き順なども含めた、漢字指導の手引き書もあります。

■『学習指導要領準拠 漢字指導の手引き 第八版』
(久米公 編著、教育出版、2017年12月)
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/book/book/cate5 …
    • good
    • 0

なんだか、コピペ丸投げ式勉強の欠点?、をさらけ出しているようでもあります。


コピペしただけなので、訓読みと音読みがすべてそっくり入れ替わっていることにまるで気づいていない。
記憶のパターンとしては同じだからです。
    • good
    • 0

「蒸」→「むす、むらす」訓読みがない、これ以外の訓読みがない、音読みが「じょう」


「承」→「うけたまわる」訓読みがない。これ以外の訓読みがない。音読み「しょう」
「我」→「ガ」音読みがない。これ以外の音読みがない、訓読み「われ」
「穴」→「ケツ」音読みがない これ以外の音読みがない。訓読み「あな」
>抜けが多くて
意味不明ですが、想像では、音読みと訓読みを同時に覚えさせるべき・・・とする主張と勘繰ります。
でも個人的には。それがコピペ丸投げ知識、いわゆる丸暗記、という最低の勉強方法と思っています、
日本語での表現のしかた、として、前後の文章内容との関連での記憶があってこそ、応用が利きます、ど忘れすることもありません。
コピペ丸投げ知識では、まんまその通りでしか理解できません。
つまり文字で表現されただけ、でしか理解できません、文字で表現されただけ=言われたことだけ、に通じます。
「お前、なぜそんな重要なこと早く言わないのだ」与太郎曰く「だって、誰も聞かなかったもん」。
    • good
    • 0

小学校の教師自体に、きちんと教えられるだけの能力が備わっていないという証左でしょう。


何ら難しいことではないのだから。

女子児童の盗撮に勤しむのは得意なようだが(笑)
    • good
    • 0

ええと、先ず質問文の"訓読み"と"音読み"が逆です。


「蒸」→「むす、むらす」←訓読みです。
「蒸」→「じょう」←音読みです。
以下同様。
(音読み:中国での漢字の発音。訓読み:大和言葉に漢字を当てた)

日常、子供はどちらを多く使い、どちらを多く目にする事が多いか、で判断されています。

学年が上がれば、チャント習うので大丈夫です。
    • good
    • 0

文科省サイトに掲載の「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表(平成29年3月)」です。


https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1385 …
ここに説明として以下のようにあります。
>1.割り振りの変更等は、これまでの学校教育における音訓の取扱いなどを踏まえ、主として次の視点を考慮して行ったものです。
>(1)児童生徒の発達の段階や学習上の負担
>(2)日常生活や学校生活での必要性
>(3)社会生活における必要性
>(4)漢字のもつ意味の理解
(以下略)

児童生徒の学習負担を考慮して、優先度の高い音訓から先に教えるように配慮して割り振っている、ということです。同じ漢字であっても、熟語や表現の使用頻度は発達段階によって違います。例に挙げているものだと、例えば「穴」という漢字で、小学生が普通に読み書きする語彙では「あな」と訓読みするのが圧倒的に多く、教科書に出てくる用語でも「竪穴式住居」(たてあなシキジュウキョ)と、訓読みです。「ケツ」と音読する一般的な語彙は「洞穴(ドウケツ)」「虎穴(コケツ)に入らずんば虎児を得ず」くらいしか思い浮かばないですし、いずれも小学生が普通に使う語彙とは思いません。小学生で「ケツ」の音とそれを使う語彙を教えても、馴染みがなさ過ぎてよく理解できないのではないでしょうか。
その漢字を覚える必要はあっても、音訓のうち使用頻度が低いものも常にセットで覚えるようにすると、学習負担が大きくなります。それで優先度の高い音訓まで覚えられなくなってしまっては本末転倒でしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!