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専門家の方にとっては常識だと思います。
恥を忍んで質問します。

ドイツ語での音名では(ポピュラー一般の)BをHで表しますよね。
(ポピュラーの)B♭はBですね。
これはどういった理由があるのでしょうか?
二十数年前から疑問でした。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 ヘクサコードのHだと教わったような記憶があります、音名がつけられた頃は、完全4度の音楽体系だったので


ファの完全4度はヘクサコードのシの半音下になりますので、二つのシがあることになるので間違わないように、元の音をH、半音下をBにしたと。
 (ヘクサコードにシは無いと言われそうですが、ラ以上の実音はありますので、読み替えで音階をつないでいたが面倒なのでシに当たる音に名前を付けたのが、HとBの始まりだと)
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

段々、専門的なご説明が出てきて私には理解できない領域になってきました。

お礼日時:2005/03/31 21:57

・最初に独自の解釈であることを述べておきます。



 音名を形作っているものに「テトラコード[etrachord]」があります。これは完全4度を構成する4つの音からできており、音名は2個のテトラコードを基に作られています。

 2つのテトラコードに同音が含まれていないものをディスジャクト(分離、分裂の意)と呼び、2個のテトラコードに同音が使われているものをコンジャクト(結合、連結の意)と呼びます。

 CDEF GABC
  全全半  全全半   ディスジャクト

 CDEF FGAB
  全全半  全全半   コンジャクト
※F音が重なっている。

 なぜこのように2通りの構成ができたのか? これは古代ギリシャ音楽によって用いられた7種類の旋法と深い関係があるのですが、これについてはまた別の質問で。

◆ギリシャの七旋法名
ミクソリディア調
リディア調    ヒポリディア調
フリギア調    ヒポフリギア調
ドリア調     ヒポドリア調

 コンジャクトはC(ド)~Cで終わる“リディア調”とF(ファ)~Fで終わる“ヒポリディア調”を合わせ持った形をし、コンジャクト形式を用いた場合、最後の音が
B(シ)音と成っていることが判ります。

 ドイツ音楽圏でこの形式が下地として使われたことから、アルファベットのBをそのままシ・フラットとして用いたのではと考えます。

 ではシをHで表記する理由を考えねば成りませんね。一六世紀当時の印刷界では限られた活字を利用することが一般的でした。その方が活字の種類を減らせて便利だったのです。英語圏ではシをBで表わし、シ・フラットを「Bb」と言う2個の活字で巧く表現しました。
 当時の人は「B(b)」をフラットに用いたことから、シャープに「b」の丸い部分が角張った活字を当てはめ、これがやがてナチュラルの形へと変化したそうです。

 ですが、ドイツ音楽圏はシ・フラットに「B」を割り当てたため、シ・ナチュラルに「G」の次の文字である「H」を単純に割り当てたと考えるのが素直な考えではないかと思うのですが...如何でしょうか。

■『カウォティム』
http://www5.ocn.ne.jp/~ef65tt/tanabe/ansient.htm

参考文献
■「シャープとフラットのはなし」 東川清一著(音楽之友社)

この回答への補足

すみません昔(20年以上前)、楽典でイオニア調というのがありましたが、呼び方が変わったのでしょうか?
確か、長調がイオニアで短調がエオニアだったと記憶しています。(自信なし)

補足日時:2005/03/30 13:14
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いろいろな説が聞けて面白いです。
活字の節約というのがあったのですね。

お礼日時:2005/03/30 13:27

再度ピタゴラです。

10年ほどほっておいた考えなので、忘れていた部分があった。Bが通常でHが変な割り込みなんです。Bより少し高いHighの略と勝手にこじつけて納得してました。
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この回答へのお礼

うむ、そういう考えもあるのですね。
ドイツ語でもHighなんでしょうか?

これって、定説がないのかなぁ?

お答え、ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/30 13:33

これは私が誰にも教えてもらわず、今まで話したこともない解釈です。

10年ほど前から一つの可能性として思ってました。五度圏を考えると、フラットが一番初めに付くのがドイツ語のBです。Esは2番目です。Bは頻繁に使うので、短い呼び名が必要だったのと思います。この場を借りて皆様の知識を伺いたいです。今思いつきました。それではなぜFisは特別な呼び方がないのだろう。
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この回答へのお礼

私もFisの件は同感です。
管楽器にはB♭を出すためのキーがありますよね。
でもFisのキーはなかったように記憶しています。
また新しい謎が・・・・・

お礼日時:2005/05/01 20:09

Wikipediaによると、


http://en.wikipedia.org/wiki/Note
Bはもともと、テトラトーンを避けるために、フラットされてたみたいですね。
実際、古い教会音楽ではテトラトーン(いわゆるセブンスコード)はほとんどというか全く使われてないと思います。それが、だんだんBナチュラルのほうも使うようになってきました。

で、表記するときには、B♭のほうはラテン文字(普通のブロック体)のbで、Bナチュラルのほうは、ゴシック文字(古い本とかでよく見る角ばったフォント)のbというふうに、区別してあらわしたみたいですね。
ゴシック文字はたとえば、こんな感じですかね。
http://www.linotype.com/51475/categories-blackle …

それが、ドイツでは次第にbナチュラルのほうはHで表すようになったということのようです。ここらへんの事情はわかりませんが。誰かが言い出したことなんでしょうか。

ちなみに、フラット記号はラテン体のbから、ナチュラル記号はゴシック体のbから、シャープ記号は二重線で消したb(bをキャンセルすると言う意味)から、できた記号ということのようです。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Note
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この回答へのお礼

いろいろな説があるんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/29 00:19

回答にはなっていませんが、実は私も不思議に思っていましたので、kanekurimiさんの投稿をきっかけにヤフって(ググってではなく(笑))みました。



で、こんなサイトを見つけたのでご参考になさってください。

http://homepage2.nifty.com/rit-k/henkakigou1-new …

あと、ちょっと横道にそれますが、参考URL欄にもおもしろいのを載せておきますね。

それにしても私も目からウロコでした\(◎o◎)/!
ありがとうございました。

参考URL:http://page.freett.com/nicyan/music/b_h.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
面白かったです。(*^_^*)

私としましては、こんな風に推察した事もありました。
ドイツ式での音名は♯の音には(is)♭の音には(es)をつけて読みますよね。
Ces、C、Cis、Des、D、Dis、Es、E、Eis、・・・・・
そして、BにesをつけてBesにするとドイツ語では変な意味の言葉になるのでは?と想像したのでした。
そんな訳無いですよね。

お礼日時:2005/03/28 21:47

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