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日本が貧しい国へ転落してしまった理由は、政府のバブル崩壊後の行き過ぎた財政再建急務論に違いないと思いますが、皆さんはいかが思いますか?
日本は80年代後半にバブル景気が到来し、91年頃にバブルが崩壊して平成不況が到来しましたが、ぶっちゃけていえば、90年代前半の不況など屁みたいなものでした。バブルより悪くなった程度でしたから、それが普通の景気だったと言っても過言ではありません。
バブル崩壊後の政府は、減税と公共事業拡大による景気対策を講じてそれが95年位にやっと実を結ぶようになりました。
ところが、その頃の政府が大蔵官僚の言いなりになってしまい、有り得もしないような日本が財政破綻するという官僚の口車に乗った結果、政府は超緊縮財政に舵を切り、デフレ経済を引き起こしました。
97年以降、日本の経済指標は悪化していき、国民の消費マインド、企業の投資マインドが下がってしまいました。

質問者からの補足コメント

  • なぜか、バカな日本国民は、「小泉と竹中のせいだ!」と言います。なぜ、橋本龍太郎が日本をデフレ経済へ突き落し、多くの日本国民を不幸にした張本人だとわからないのかが摩訶不思議です。
    私の記憶では、バブルが崩壊した90年代前半は、「そのうち景気は良くなる」「明日は今日よりも良くなる」のような希望、期待を抱いていた国民が多くいたように思います。
    そのような希望が橋本デフレにより打ち砕かれて、多くの国民は「もうダメだ」という諦め、絶望に支配されるようになったと思います。
    橋本龍太郎は2001年の総裁選出馬時に「緊縮財政をやって多大な迷惑をかけた」と言い、田中真紀子の小泉応援演説がなければ、組織票で橋龍が総理に返り咲き、第四次橋本内閣が誕生していたのかと思うとぞっとします。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/05/26 19:42

A 回答 (8件)

橋本龍太郎による「橋本デフレ」ですね。

全くその通りだと思いますよ。
(この呼称が定着しないのが不思議です。誰が見ても明らかなのに。当時、「財政再建」を応援したメディアが口をつぐみたいからなのでしょうが。)

Wikiによると、橋本自身が晩年そのことを後悔しており、以下のような発言をしていたようです。
「財政再建のタイミングを早まって経済低迷をもたらした」「私は平成9年から10年にかけて緊縮財政をやり、国民に迷惑をかけた。私の友人も自殺した。本当に国民に申し訳なかった。これを深くお詫びしたい」
この回答への補足あり
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日本が1990年以降に貧しくなってきたワケは、バブル崩壊後の政策がまずかったこともありますが、もっと構造的な問題によるものです。



日本の没落は、下記のように日本(人)の文化・政治・雇用制度・社会経済の構造的な問題によって起きています。

まず、高度成長期に日本のお家芸だったモノづくり(製造業)にこだわり続け、米国(GAFAなど)に見られるような情報産業への脱皮ができないままズルズルと来ていることがまずダメなんです。社会のデジタル化が進んでいる韓国にも大きく水をあけられています。

製造業は儲からず、売上はたっても利益は出ません。欧米企業のROE(自己資本利益率)は10%を超えているところが多い(というか、それがふつう)のに、日本は1%内外という薄利多売の会社がほとんどです。

こういう業種・業界的な構造問題を抱えながら、そこに改善・変革・革新をもたらそうという気概のあるチャレンジャーがいまの日本にはほとんどいません。

日本は成功者の足を引っ張る文化(妬みとやっかみの文化)があって、アメリカのようにアントレプレナー(起業家)を育てようという社会的な仕組みや制度が著しく貧弱です。アメリカでは富豪たちが将来性のある投資先を探しており、投資すれば減税にもなるので、アントレプレナーが育つんです。

次に、日本の経営者たちは高度成長期以降は合理化投資を怠ってきました。労働者たちも合理化をされると職を失うと思って、合理化には後ろ向きでした。

でも、合理化をし、生産性を上げ、従業員たちの労働成果の付加価値を上げないと、賃金は上げられません。
合理化のリスクを避け、一方で競争(とくに価格競争)に負けないために、コストダウンは禁じ手の人件費を削るほうにばかり行ってしまいました。そのためにブラック化が起きています。

さらには人件費の削減のために正社員をも減らし、賃金をケチるためにもクビを切りやすくするためにも非正規社員(パート、アルバイト、派遣社員)を増やしました。正社員さえ業務委託契約に切替えさせられ、人件費がいっそう削り倒されています。

そして、いまの労働者たちも戦後の高度成長期のような猛烈な働きぶりから遠ざかり、不平不満と権利の主張ばかりをしており、欧米人・中国人のような仕事(job)に対する気概や責任感がまるでありません。

こういう構造的な問題は、経営者たちの努力だけでは解決できず、政治家が思い切った施策を打ち出さないといけないのですが、いまの政治家たちはみな小粒で、ケツの穴の小さいヤツばかりです。いまの人たちも欧米人・中国人と比べて仕事に対する構えが甘すぎます(会社に雇われ、仕事で雇われていませんから、クビにはならず会社に抱え込んでもらえるからです)。

いまの日本はこうした負のスパイラルに落ち込んでおり、この先、日本はどんどん没落して貧しくなって行くことでしょう。
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日本が落ち目になったのは、高度経済成長期が財界にも政治屋どもにも忘れられなかったから。


企業は、高度経済成長期の夢を追い続け、あの頃の延長を続けた結果世界の技術革新の波に取り残され、しかも、馬鹿どもがろくな仕事もしないで、のんびりと高給を食んでいた。高度経済成長期には、ろくな仕事もしないでいても十分やっていけたのだが、そうした時代では無くなっているのに、いつまでも高度経済成長期の夢から覚めないままの状態が続いたのだ。
政治屋も同じで、高度経済成長期の夢を追い続けていた。
近年では、円安誘導を行って円が安くなれば世界と勝負ができるなどという安倍という馬鹿が出てきて、民主党政権の時には70円台だった円の価値を下げ続け、130円まで下げたが、円の価値が下がったことで外国から多くのものを買っていると言うことの意味を理解できない馬鹿が日銀の総裁と言うことでは、目も当てられない惨状になってしまった。
高度経済成長期と違って、今は殆どの輸出企業は現地生産を行っているので、円を下げても輸入品が高くなるだけでメリットは殆ど無いと言うことが、安倍や黒田のようなぼけ老人にはわからないのだ。
もう、高度経済成長期の終焉から30年以上も経つのだ。いい加減に昔の夢を追うのを止めたらどうかと思うが、当時を知っている者が政治の中枢や経営者でいる限りは難しいのかも知れない。
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偉そうに能書きを垂れている自称アナリストさん達は


経済的に人生の勝ち組なのかしら?
聞きかじりの講釈なら、猫でも言えるわ!!
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この質問はありがちな政治談議でしょう。


質問者はこれにどのような答えが返ってくると満足されるのですか?
また、回答を見て思いますが、回答として発したことは、どんないい効果を期待しているのでしょう?
質問が何を期待しているのかも、回答がどんな寄与をしようとしているのかも私にはわかりませんでした。

そんな意味で、私は少し違う観点からコメントしてみようと思います。

私が言おうと思うのは、貧しくなったと思うなら、せめてご自分だけでもそれからの改善の努力をしてみてはいかがですかと言うこと。
たぶん、仕事をするという事などを通して『暮らしている』と言う実態はあるのでしょう。
しかし、このような質問をするからにはそこに不満もある。
たぶん、質問者は『感じる貧しさを軽減したい』『豊かさを手に入れたい』と思っているけれど、それが実現できていないから『実現できるようにするにはどうしたらいいか』を聞いている、と。

私は、質問者の年齢も、職業も、そのレベルも、お持ちのスキルも、経済状態もしりません。
それは、普通の中堅のサラリーマンと考えてみましょう。

そう言う方が、この場で政府の財政論を論じて何が出来るんですか?
それも 30 年近くも前のを。

もし質問者が若い方なら、他の人には出来ないレベルや分野のスキルを磨くことに専念することを強くお勧めします。
もしよりお年を召した方なら、お子さんをお持ちになり、お子さんをそうお育てになることを強くお勧めします。

私は幸い親の影響を受け、小さい時から今でいうITの世界で自分でほしいと思うものを1から作り出すことを趣味にしてきました。
小学校の頃にオーディオのアンプで入って自作の楽しみを覚え、中学でアマチュア無線の免許を取ると、送信機も受信機もいろいろ教えてもらいながら自作して楽しみました。
そして、高校になると、もう自分で計算もして設計することに慣れ、数学や物理化学を駆使する方法も手に入れました。

しかし大学はつまらなかった。
もうわかっていることしか教えてくれませんでしたから。
なので、アメリカの教科書で独学し、半導体やコンピュータ、通信や信号処理などの技術を勉強しました。
まだ半導体もコンピューター産業も黎明期の 1970 年代でした。

それで大手のメーカーに入りましたが、これまたレベルが低い。
その上、皆すごい学歴なのに、まともに勉強もしなければ人事や社外の付き合いに明け暮れている。

この質問や回答で話題にしている世の中を主導してる人々の末端が彼らだったのでしょう。
彼らのポケットの中には、そのもとになるアイディアを生み出す『実績』や『経験』というタネもない。
それに加え、彼らには他の人にはない『論理的思考』とか『戦略的思考』のようなチエ・ウデ・ワザもない。

それを悟って私はあっさり日本を捨ててアメリカに渡りました。
独学で勉強と試行錯誤の自己訓練は続けていたのでそれを使いたかったから。
幸い、力を試せる機会を手に入れることが出来、いい実績を作って見せれたことから当地に暮らせるようになりました。
プロファイルはその今までを紹介したものです。

結果的には、こちらを足場に、日米を中心に、欧州やアジア、オセアニアを行き来して暮らして来ました。
それは最終的にくさす場所を探す旅も兼ねたもので、長い年月をかけて今暮す場所を見つけて定着しました。

いま世界は、戦争だの、コロナだの、難民問題だの、で経済状態も政治の状態も混乱しています。
しかし、幸いその影響を受けずに家族で安寧な暮らしが出来ているのは、そうしようとしてきたからです。

そのために不可欠なのが『他の人にはない役に立つチエ・ワザ・ウデ』と『それをいつでも最新の使える状態にしておくこと』、『その証拠を実績で示せること』です。

国が貧しいという前に、あなたが貧しいのが課題なのではないですか?
それなら、他の人のことをガタガタ言う前に、自分でできることをやってその課題を解決することが大事なんじゃないですか?

もし政治に文句があるんなら、あんたがそいつを蹴落としてやればいいじゃないですか?
そのどちらもできないなら、あなたはタダの負け犬と何も変わらないように見えます。

何にも生まれてこない政治論議、何のためにこんなところでするんでしょう。
そう思っての私なりの提案でした。
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全面的に同意です。



財務省が伝統的な、健全財政主義に
陥って、改めようとしないのが
根本的な原因です。

失われた30年。

日本だけです。
ここ30年間、GDPが上昇していない
先進国は。

日本が成熟したからではありません。
成熟ならヨーロッパが停滞するはずです。

これは、少し景気が上向くや、利率を上げては
その芽を摘みんできた日銀の失策があります。

消費不況なのに消費税を上げる、なんて
暴挙もありました。

社会保障費をどんどん増やしてきて、
実質賃金を下げて来ました。


どうしてこんな政策を採ったのか、と
いえば、財務省の健全財政主義です。

赤字財政を解消しようとして、
経済復活の芽をとことん摘んできた
財務省の問題です。
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