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 現在大学生です。教養として再び理科・社会の勉強を広くしたいと思っています。とりあえず高校での、理科―物・化・生・地、社会―地歴公民をしようと思っています。
 近頃いろいろな分野を広く学んでいることの大切さを感じています。まず教師になりたいのですが、自分の専門分野とそうでないものをリンクさせられる人はとても魅力的なので、私もそういう先生になりたいのです。例えば、
ジャレド・ダイアモンドや養老模孟司は自然科学の専門家ですが、社会・人文系の話を交えて何かのテーマを論じているのに憧れます。今の日本はモノをばらばらに切り離して教えますが、物事のつながりを見つけたり、きらいだったり知らなかった分野の勉強に興味を持つことの素晴らしさを子供に(大人にも?)知って欲しいです。
 もうひとつ理科・社会の勉強をやり直そうと言う理由として、アメリカ留学を考えているからです。あそこの国では広く勉強する事が強調されていますし、そうしていると勉強の楽しさが増すのがよく感じられます。
 別に大学受験は考えていませんので、気楽にしようとしていますが、どういうやり方が良いのでしょう?高校の教科書や受験参考書が好ましいでしょうか?それとも図書館で本を徹底的に読むべきですか?そもそも高校のときの勉強というやり方自体良いのでしょうか?
 お勧めの勉強方や本があれば、教えてください。(ちなみに各分野での小室直樹の「日本人のためのOO原論」に似た、全般のダイジェスト的な入門書を知っていれば、是非教えて頂けないでしょうか?)

A 回答 (4件)

こんばんは。



私も各分野が隔たることなく、様々な知恵を得ることが研究にとっても仕事にとっても自分自身の成長にとっても大切だと思います。

まず、私の愛読書は中学・高校の教科書です。中学高校時代には覚えるものとしてあった教科書ですが、今、ゆっくり読んでみると面白いですよ。次に新聞。あとは、現代用語の基礎知識。四季報。

歴史系だと司馬遼太郎さんの本「街道をゆく」が好きで良く読みます。実際にその場所へ行くと活字と場所が頭の中で繋がって、ルートが見えてくるところが快感です。
理科系だとすごく個人的なことになってしまいますが、最近、土や砂、石に興味があって、大学院の友達で土の分析を専攻している人がいるので、旅行(国内)などに行ったときに、土を採取してきては、どういう土なのか解説してもらっています。なので、大学内で知り合いを増やして見学とかさせてもらっても良いかもしれません。

本の紹介が少なくてすみません。
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この回答へのお礼

 私も司馬遼太郎大好きです。歴史って、紀伝体だと記憶に残りますよね。あの文のさばさばしたところも好きです。
 理科も実際ものに触れるのはいい考えですね。例えばその石一つにしても、その中に思い出が凝縮されますよね。
 
 歴史だろうと、理科だろうと物に対してmeihuaさんが言われたように、土地を訪れたり、物を手にして、モノへ自分なりの何かをつなげるのは良いと思います。
 ステキな方法を教えて下さいまして有難うございます。

お礼日時:2005/03/29 21:40

はじめまして。

質問拝見させていただきました。
非常に知的探究心のある質問をお聞きすると、こちらもうれしくなってしまいますね。
現在、非常勤の仕事で高校生に授業をしているので、教科書はよく読まざるを得ないのですが、果たしてnoliaさんが専門分野外の物事を勉強するには、果たして適当か、少し疑問に思います。(一定の教育課程に則して作られたものですから、どうしても退屈な部分・融通さにかける点があるとおもうのです)
私がお勧めするのは、いわゆる新書の類です。総論的なものから、最近のトピックに注目して書かれたものまで、バラエティに富んでいますし、それこそ分野はいろんなものを網羅しています。最近では、様々な出版社が新書を出しているので、様々な著者・テーマに出会うことが出来ます。教科書の類では、書かれることのないエピソード的な部分があることも、魅力です。経済的な面を考えても、1冊で700~800円、古本なら100円で買うことも出来ます。当然、図書館にもあります。
内容的には、その分野の専門家の目から言えば、不満に思うところがないことはないのですが、とっかかりとしては最適だと思います。(なお教科書でも研究の現段階からすれば問題の箇所は少なくありません)
大学の生協の書籍部などにいけば、無料で各社新書の目録を入手することが出来ると思いますので、一度御覧になってみてください。
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この回答へのお礼

新書は教科書には書いていない事があって、魅力的な側面が見れますよね。しかも私は貧乏学生なので今度、神田の古本屋街で安い本を買います。
 こういう質問に答えて下さるような先生に私も高校で出会いたかったです。le_marcheさんみたいな教員になりたいです。
 丁寧なご回答有難うございました。

お礼日時:2005/03/29 21:25

私も大学入学後(文系)、理系の教養科目を選択して質問者さんと同じような事を痛感しました。

各科目をばらばらに切り離して教えすぎてるなぁ、、と。尤もそうじゃないのかもしれませんが、入試で「文系」「理系」に分ける事のナンセンスさを思い知らされました。それに特化した勉強しかしなくなり、非常に狭い視野でしか物事を考えられなくなるからです。

>きらいだったり知らなかった分野の勉強に興味を持つことの素晴らしさ

そうですよね、これは年齢や人生体験によってもいろいろ変わってきますからね。
ですから、あせってすぐにいろんな知識を入れようと思うのではなく、これは一生勉強なんだなぁ、と思い、興味のある分野から本を読み進めて行けばいいと思います。

予備知識が無ければ、今流行(?)の、「高校の○○を復習できる」と言った類の本でもいいと思います。また、知的好奇心をそそられるのは、「知の技法」という本です。古本屋やブックオフ等でかなり安く入手できます。
立花隆の本なんかも、サルから、宇宙、共産党まで幅広く著書があり読み応えがありますよ。

一応、きっちりとした知識として身につけておきたいのであれば、理系の物理、化学などであれば教科書レベルの参考書と基礎問題集もやっておくのがベストだと思います。

そうは言ってもあまり味気ないので、やはり質問者さんが興味ある分野の本から読めば何でもいいと思います。図書館に行けばいろんな本に目移りしてすぐ時間が過ぎてしまうでしょう(^^)。
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この回答へのお礼

 そうですよね、好きなものから読みます。チンプンカンプンな本を読んで、やる気をなくす訳にはいきません…

 立花隆…良いですよね!そう、まだまだ彼の本は読んでいないのがありました。この人も見方が多角的で、文も堅苦しくなくて大好きです。

 理科の勉強の仕方で迷っていましたが、お蔭様で決心できました。やはり理数系は記号や独特のコトバが分かってないと外国語ですよね。折角自然科学という壮大な世界が、自分の「単語不足」で色あせたものになってしまったらもったいないと思います。

 私と同じ意見を持っていらっしゃる方がいて、嬉しいです。回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/29 23:06

大学で博士課程まで科学を学んだ者です。


 まずは今学校で受けている授業をしっかり勉強してほしいです。養老孟司さんも解剖学という専門分野を極め、そこから得た経験をもとに自分の目と自分で考える力を手にしたわけですから。ある境地までたどり着いた人は、分野云々ではなく同じ法則にたどり着くみたいです。
 と言いつつ、いろんなことに興味を持ち始めたのは素晴らしいことです。本来各分野に境界はなく、人間が便宜上わけているだけということに気付いたことは素晴らしいことです。生物でしたら、中村桂子さんをお勧めします。理学博士でありながら、日本の社会について語るお方で、啓蒙活動などをなされてて一般の人向けに多くの本を書かれています。
 あと最近の図書館はビデオなども置いてあり非常に利用価値が高いです。科学技術館とかも面白いですよ。
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この回答へのお礼

 仰るとおり自分のメインの勉強を徹底させることをまず頑張ります。今思えば、教育学・国際関係学(私の専攻です)のおかげで、他の分野の勉強が好きになれましたし…
 良いですよね、中村桂子!生物の学者なのに、ちゃんと社会の議論をできるだけの教養を持っているのが素敵だと思います。しかも女の人なので、余計応援してしまいます(大分性別なんて関係のない時代になってきてこう言うのは古いのですが^^;)結構読んでないのがまだあるので、早速図書館に行って参ります。
 図書館などのフル活用も大事ですよね。有難いことに、私は東京の都心に住んでいるので、NHKのアーカイブスや国会図書館をもっと上手く使ってみようと思いました。本以外の音や映像のメディアを通して学んでみます。ミュージアムも久々に行ってきます。こういうものが与えてくれるワクワク感があるからこそ、勉強は楽しいですものね。
 アドバイス有難うございました。

お礼日時:2005/04/02 14:37

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