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中学の国文法(述部について)

問題) 少女は走っていた。

波線が引かれているところ…走っていた

波線の述語に対する主語に線をつけなさい。という問題が出ました。

この問題で一つ疑問なのですが、走っていたは 「走って」と「いた」に文節が分けられるので、二文節以上あるので「述部」とするのが正解なのではないですか?

なぜ述語とされているのでしょう…?
述語は1文節のはずでは…と混乱しています。理解が間違っているのでしょうか?
ご教授頂けると幸いです。

A 回答 (2件)

おっしゃるとおりと思います。



この場合の「いた」は接続助詞「て」を伴なった補助動詞で、「いた」単独で何らかの動作や状態を表わすことはありません。
そのため「走っていた」は、「走って」と「いた」で二文節を形成してはいますが「連文節」と呼び一文節と同じ扱いをします。
連文節の場合、述語ではなくおっしゃるように「述部」と呼ぶのが一般的と思われます。(「走る」なら述語)
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語、節と部はほぼ同様に使われています。

そもそも、節は通常、自立語と付属語の組み合わせで二語以上になっており「~語」と言うのは問題があります。厳密に言えば、「走って」という文節も動詞「走る」とjと助詞「て」の二語で、述語ではありません。

従って、述語は述部と同様として扱い、述語(部)ということになります。この辺は語、句、節、連文節を明確にしなければなりませんが現在の文節を単位とする学校文法では曖昧な扱いになっています。

文節どうしの関係
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