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作業手順書と施工計画書の違いとは?

A 回答 (3件)

Re: 回答No.2



> 仕様書?というものもあるようなのですが、また別物なのでしょうか?

施工計画書も作業手順書も工事を請負う施工業者が用意するものですが、仕様書は工事を発注する施主が作成して施工業者に提示するものです。
これを特記仕様書と呼んでいます。その工事に関する仕様を明記したものです。

それ以外に〇〇工事共通仕様書というのがあります。○○には土木とか建築などが入ります。

この〇〇工事共通仕様書ですが…工事というのは国や都道府県市町村のお役所が施主として出すものが多いんです。いわゆる公共工事と言われるものです(民間の会社が出す工事はごく限られています)。

こうした公共工事では全国都道府県とも共通した基準(仕様)で工事がなされるべきものなので、一律同然の〇〇工事共通仕様書が定められていわけ。
ですから、公共工事をするにあたっては、まずは〇〇工事共通仕様書に従い、なおかつ個々の工事は特記仕様書にも従って施工しなければなりません。
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作業手順書・・・社内的なもので、その業務に対してどう進めるべきかが記してあるもの。



施工計画書・・・社内及び社外に提出をするもので、その業務に対しどの様に計画をして作業を行うのかが記してあるもの。
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まったくと言ってもよいほど違います。



施工計画書は、その工事を進めるにあたって工事全体の実施プランを立てたものです。これを施主(工事の発注者)に提出して、工事をこのように行うと説明(約束)したものになります。その内容はほぼ決まっており、下記のとおりです。

1.工事概要
2.計画工程表
3.現場組織表
4.指定機械
5.主要船舶・機械
6.主要資材
7.施工方法
8.施工管理計画
9.安全管理
10.緊急時の体制及び対応
11.交通管理
12.環境対策
13.現場作業環境の整備
14.再生資源の利用の促進と建設副産物の適正処理方法
15.その他(設計数量総括表、総合評価提案事項確認 外)

これに対して作業手順書は、施工方法を工種ごとに詳しく記載した文書(一種のマニュアル)です。
工種は無数に近いほどあって、その工事で使われる基礎的(要素的)作業をとりあげます。たとえば仮設工、掘削工、土工、支保工といった具合です。

内容はそれぞれの工種の作業順序(フロー)、作業の要点や押さえどころ、品質基準、自主検査や点検箇所などで、それを詳しく記述します(必要によって図表を含めて)。

これらは国や都道府県市町村が定めた○○工事共通仕様書や技術基準などに元ネタが載っており、それをもとに工事会社が経験にもとづいて自社独自に加筆修正して作成したりします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。大変わかりやすいです。仕様書?というものもあるようなのですが、また別物なのでしょうか?

お礼日時:2022/06/19 09:11

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