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昔の建造物なんか数百年とかもつのもあるのに、
戸建て住宅なんて、40年も経つと立て替えの話が出ますよね?

人生に二回も買うものじゃないと思うのですが、
コストの観点から無理なんですか?

100年時代ですよ?

A 回答 (8件)

住居の持ちが悪い理由には以下のようなふたつあると思います。



・維持する努力が足りない
・設計思想が悪い(貧弱な先見性)

私はプロファイルの様な在米の隠居爺です。
思うところがあって、若い頃にこの国に渡って来ました。
その後実績が認められてこの地に安心して暮らせるようになりました。

それからあとは、どこで暮らすのが良いかをいろいろ考えてきました。
そのために、いろいろな土地に暮らしてみました。

世の中ではコロナ禍になってにわかにリモートワークが流行るようになりましたが、私はネットが普及しだした 20 年以上前からそれを組み入れて仕事をしてきました。
いろいろな土地に暮らすことが出来たのはそのせいです。

仕事柄、取引先に深く入り込むことも少なくない関係で、一か所に長逗留することもよくありました。
なので、そんな時にした3~4ヶ月の滞在も入れれば、全米のほとんどの地域の他、日本・北欧・西欧・オセアニアの各地に暮らす経験もしました。

前述したふたつの理由はその経験から思ったことです。

私はこれまでの経験から、暮らすのはアメリカが良く、その中でも今暮らす町が最適と考えて選びました。

アメリカでは、手入れをしっかりすれば、家の価値は築年数にもかかわらず下がりません。
それにはふたつの要素があります。
ひとつは、家をセントラル空調とし、廊下やトイレやクローゼットなども含めて家中を 24 時間 365 日空調し続けることで湿気による腐食・腐敗やシロアリなどの虫害を防いでいるということです。
そしてもうひとつが、屋根や壁や配管などの腐食や劣化を防ぐために、定期的に洗浄や塗装のやり直し、素材の交換などをするということです。

私はこれまでアメリカ国内では十数回住み替えをしてきました。
その中で『町』を変えたのは数回でした。
新しい町に暮らすときには最初は賃貸に入って町の様子を詳しく調べ、本格的に住むにはどこが良いかを徹底的に検討します。
その上で家を買いますが、それでさえ住んでみて気に入らない場合は同じ町で住み替えのために買い換えます。

こんな買い替えはアメリカではごく普通のことです。
新築礼賛の日本と違い、『街』としての景観を考え抜かれた建売を買うのが普通で、それも築何年がどうのではなく、中身がどれだけ充実しているか、手入れが行き届いているかが大事なのです。

それを無る目は我々素人には不足しています。
なので、我々は資格を持ち、その地では評判のいいしっかりした検査会社を雇って得検査して選びます。

100 年たった家でも大丈夫かどうかはこういったシステムがしっかりしていれば問題はないのです。

次に設計思想です。

たとえば、首都圏には昭和 30~40 年代の高度成長期に立てられた古い公団アパートがそこかしこに残っています。
多摩ニュータウンなんかがそのいい例でしょう。

そこは今どうなっているでしょう?
答えは『廃墟』一歩手前なのではないでしょうか?

これはなぜか?
それは、今の人たちが求める住環境の要件に合わないからです。
狭い間取り、低い天井、配管などを新たに追加できない構造・・・
つまり、仮に建物自体はもっと寿命を持っているのに、元の設計が悪いために使いようがないのです。

では当地はどうか。
実は昔も今も部屋の大きさや天井の高さには大きな違いはないのです。
それだけ余裕を持った『標準化』ができていたということです。

その違いは何か?
それは日本人の感覚の『みみっちさ』だと思います。

いやちがう、と言う方もおいでかもしれない。
昔はそんな余裕はなかったからと。

そうでしょうか?
多摩ニュータウンの周りには今でも雑木林や畑はいっぱいあります。
昔はもっとあったでしょう。
つまり、余裕は作ろうと思えば作れたんです。
それが出来なかったのは、誰かがポッケに入れるお金を多くしたかったから値を釣り上げただけなんではないでしょうか?

私はそれを『みみっちい』と表現しました。

だから、設計思想が悪いんじゃなくて、本質的には人心のみみっちゃさが原因ですね。

私が暮らす町のダウンタウンにはレンガ造りの築 200 年近い建物がたくさんあり、それらは今も現役で立派に使われています。
もちろん地震がないというポイントは大きいですが、それでも手入れは怠らずに今も行われています。
館内は一部屋一部屋が十分な広さになっており、天井も高く、最新の空調などの配管を通してさえ圧迫感はありません。

基本的にはこんなところが違いなんだと私は思います。

ちなみに私が今暮らす我が家は築数年で購入し、住むこと今年で約 10 年です。
手入れとしては、毎年壁面の洗浄、雨どいや下水の配管の洗浄、空調ダクトの洗浄、などを行いつつ、5年に一度屋根瓦の検査と交換、壁面の塗装のし直しとレンガ壁の防水コーティングのやり直し、シロアリ対策などをやっています。
その結果、固定資産税算定のための現在の家と土地の評価額は、購入時に対して5割以上上がりました。
これは、もしこれから売りに出すときには、その上がった値段で売ってよいことを意味しています。

土地や家の考え方ってこういうのが良いと私は思いますがいかがですか?
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昔の建物は修復工事をやってるので実際お金がかかりすぎてます

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昔の建造物なんか数百年とかもつのもあるのに、


戸建て住宅なんて、40年も経つと立て替えの話が出ますよね?
 ↑
そりゃ、支配層の人間が、一流の宮大工
を使って建てた建物と
大量生産する庶民の建物とでは違って
来るのは当然です。

昔の庶民のオウチなどは、今からみれば
バラックでしょう。
いや、そもそも庶民に家など持てません
でした。




人生に二回も買うものじゃないと思うのですが、
コストの観点から無理なんですか?
100年時代ですよ?
 ↑
今は、大量消費時代ですからね。
回転させていかないと、資本主義体制が
保てません。

コンクリートだって、耐用年数は
60年ぐらいでしょ。

オウチは一回買って、後は老人ホーム。
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日本ではダイワハウス、積水ハウスなど、住宅を大量販売しないと倒産してしてしまう大企業を沢山できてしまったからです。



欧米先進国には不動産デベロッパー(宅地開発)と個人事業種の大工が居て、大工はデヴェロッパーの注文に応じて住宅を作りますが、デベロッパーの仕事は住宅の建て替えではなく、住宅地の開発が中心なので、すぐに建て替えが必要な安普請の住宅を作る必要が無い。

日本のダイワハウスや積水ハウスが100年木造住宅をつくると、建て替えが100年後になるので商売が減ってしまう、と考えて30年で建て替える様な住宅を大量に販売する様になってしまった。

少なくなったとはいえ、今でも大工さんに頼んで100年住宅を建てる人は居るけれど、土地持ちで、ある程度高額の建築費が払える富裕層だけになってしまったね。
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戦後の住宅不足による、早くて大量に作る家が、70年経ったいまでも、日本の一戸建て住宅の建設のベースの考えになっているからです。

早く建てるためには、基礎部分が犠牲に、そして、基礎材料も。ただ、それをごまかすために目先のゴチャゴチャした内装のみが重要視されるようになり、コストばかりが上昇。そりゃ、30年もたてば、かなり重大なガタが出てきても当たり前です。

私の家は1990年(32年前)に建てましたが、基礎部分や、基礎材料はしっかりしたものを使用で、内装はできる限りシンプルに、安い素材で作り上げたので、当時の坪単価よりもはるかに低いコストで作り上げました。デザインも、奇想天外な目立つ家で、今でも全く流行遅れなどは感じさせず、訪れてきたお方が、築後8年くらいの家ですか?と言われています。

それに、全寝室(5部屋)は、狭い小部屋ではなく最低でも8畳以上でホテルのように、バス・トイレ、TV付なので、トイレ戦争もお風呂戦争もなしで、遠方より来られたお方も、居心地がよく数泊でお泊りになっていかれます。

しかも、方角を重視したので、家の中の温度は、真夏でも最高25度、真冬でも16度と、冷暖房が不要です。2角半の娘の家は、もうエアコンなしでは、無理なくらい暑いです。

これからも建て替えなどの、かけらも予定はなしです。
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数百年前のは当然改築してるよ・・・


木造建築で数百年なんて持つわけないじゃん・・・
アホ???
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この回答へのお礼

法隆寺が、有名です。
勿論、傷んだ部分の交換や直しはあったものの、
基本的な部分は百年以上はもってます。

あと、現代でも昔の木造建築が現存するものもあります。

昔の建物は一つ一つの材料がしっかりしてましたから、
今の戸建てみたいに50年ももたないようなチープさはありません。

古き良き時代と言うか、物を大事にしてたんですよ。
うちの祖父が使ってた大正時代の机なんかも、昭和世代の私がそのまま使ってました。一つ一つの木材が大きくてしとかりしてますから、壊れません。

お礼日時:2022/07/01 22:15

飽きるからです。



うちは、25年で立て替えました。
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百年住宅というハウスメーカーがあります。


保証期間も百年のようです。
https://www.wpc100.co.jp/concept/after.html
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