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未必の故意てなんですか辞書を調べてもいまいちよくわかりませんよろしくお願いします。m(_ _)m

A 回答 (6件)

未必の故意、とは刑法で使われる用語で「本人が無意識にそう思っていたこと」をいいます。



実際に合った例で説明するとこういう事件がありました。
「ダンプカーが嫌がらせで急ブレーキをかけ、衝突した後続車の運転手が死亡した」という事件です。

取り調べでダンプカーの運転手は「後続車に嫌がらせを受けたので、こちらも仕返しした。事故を起こすつもりは無かった」と話しましたが、刑事はこう質問しました

「まあ、事故を起こすつもりはなかったかもしれないが、でも《もし急ブレーキを踏んで、後ろの車が追突すれば運転手が死ぬと思わなかったのか?》」

これに対して運転手は「確かに相手は小さい車だから、もしそうなれば死ぬ可能性はすごく高いと分かっていた」と話したのです。

この証言が決め手になって、ダンプの運転手は殺人罪で起訴されました。

つまり「運転しているという立場からみて《事故を起こしたい》とは思っていないのは普通だが、しかし《急ブレーキを踏んでぶつかれば死ぬ》ということも知っていて、それでもブレーキを踏んで事故を発生させたのは「死んでもいい、殺してもいい、という無意識の思いがあった」ということになるわけです。

この「無意識の思い」を刑法の用語で未必の故意といいます。
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この回答へのお礼

長文ありがとうございますm(_ _)m

お礼日時:2022/07/03 08:45

例えていえば、


「ごめん、君を傷つけるつもりはなかったんだ」といいながら意地悪すること。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2022/07/03 08:52

必ず起こるとは思っていなくても、起こるかもしれないと思いながらそれをすること。

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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2022/07/03 09:06

罪になると分かっていながら、


行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図したり希望したりしたわけではないまま、その行為からその事実が起こるかも知れないと思いながら、そうなっても仕方がないと、あえてその危険をおかして行為する心理状態。
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未だ、必至、ではないが、客観的にも十分にそれが想定可能(故意)。


簡単にに言ってしまえば、結果を見るまでもなく、誰もが結果を容易に想定できる。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2022/07/03 10:54

簡単に言うと分かっていながらやったという犯罪です。

類義語に確信犯というのがあります。
未必の(必ずそうなるだろうと確信をしながら)故意(やってやるといったわざとな意図的な悪さを指します。)
目の前に、よぼよぼの老人が横断歩道を赤で渡っているが、撥ねてやった
とか、わざと横領して借りパクした。とか
借りパクがいい例ですね。
返すつもりと、言いながら自分のものにして返さないこと、それはいけないと分かっていても取ってしまうわざと。
なので、確信犯に近い物です。
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この回答へのお礼

ありがとうございますm(_ _)m

お礼日時:2022/07/03 11:39

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