
She could learn it by rote and probably recite it eloquently, as long as someone else wrote it for her.
彼女は、誰かが書いてくれるのであれば、丸暗記で覚えられ、おそらく雄弁に暗唱することができるだろう。(DeepL訳)
上記は、フルートフルイングリッシュの英語テスト800の解説にあった文章です。
"as long as"以降の文章が、過去形になっており、「他の誰かが彼女のために描いた限り」と訳したのですが、意味がわからず、DeepLで訳してみたところ、上記のような和訳になり、仮定法であることが分かります。しかし、文法書には"as long as"は仮定法を使えないことになっており、混乱しています。
つきましては、次の点ご教示願います。
①"as long as"は仮定法で使うことも有るのか。
②仮定法でない場合、この提示文の和訳はどのようになるのか。
③直説法(過去)と仮定法のとちらの可能性もある場合、見分け方。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
> She could learn it by rote and probably recite it eloquently, as long as someone else wrote it for her.
ご質問の文は仮定法ではないと考えます。
could は、過去時の1回だけの行為を表すことはできませんが(例外あり)、過去時に恒常的な能力を持っていたという状態を記述することは可能です。
(1) * I could run 10km yesterday in under an hour. * は非文を表す
(2) When I was younger, I could run 10km in under an hour.
(1) は「昨日10キロを1時間以内で走った」という1回限りの出来事・行為を表していますので、これは非文となります。それに対して (2) は「若い頃には10キロを1時間以内で走れる恒常的な能力があった」という “状態” を記述していますので、適格となります。
以上の内容は、久野・高見「謎解きの英文法 時の表現」 くろしお出版、第9章を参照しました。
ご質問の文の主節の could は、この “過去時に恒常的な能力を持っていたという状態” を表しているのだろうと思います。1回だけ「それを丸暗記で覚えたり、おそらく雄弁に暗唱したり」できたのではなく、そのようなことが出来る「恒常的な能力を有していた、やろうと思えばいつでも丸暗記で覚えたり、おそらく雄弁に暗唱したりできる状態にあった」ということです。
従属節の wrote は、時制の一致を受けてのものだろうと考えます。
ご回答有難うございます。
仮定法ではなく、直接法で時制が一致しているということですね。
"could"による詳細な説明で勉強になりました。
No.4
- 回答日時:
>She could learn it by rote and probably recite it eloquently, as long as someone else wrote it for her.
結論から言うとこの英文は仮定法ではありません。
何故ならこの英文は次のように書き換えられるからです。
*「as long as」=「only if」(https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/defin …)
「She could learn it by rote and probably recite it eloquently, only if someone else wrote it for her.」=「彼女はそれを暗記することができ、おそらく誰かが彼女のためにそれを書いてくれた場合にのみ、雄弁にそれを暗唱することができます。」
もし「if only」であれば次のように仮定法になるのですがね。
「She could learn it by rote and probably recite it eloquently, if only someone else wrote it for her.」=「誰かが書いてくれさえすれば、彼女はそれを丸暗記し、おそらく雄弁に諳んじることができるだろうにね。」
**ちなみに私は「仮定法」という用語は好きではありません。日本で言っている仮定法という構文は本当は「Present Unreal Conditional」「Past Unreal Conditional」です。もともと「仮定法」は「subjunctive」=「接続法」という動詞の「法」というもので構文ではありません。そのことを知らない人が多すぎます。「仮定法」なんて言って外国の方に説明していると「ああそれはコンディショナルですね」と言われ、内心馬鹿にされますよ。
https://www.englishpage.com/conditional/presentc …
に「コンディショナル」の全貌が載っていますので、「仮定法」を完璧に知りたいと思う英語学習者の皆様はご覧くださいませ。
***「法」には大きく分けて、「直説法」と「接続法」があります。前者は「話し手が出来事を事実であると判断し決定した時、つまり断定した時に使う動詞の形式」であり、後者は「話し手が出来事を断定しないで、出来事の内容だけを伝えるときに使う動詞の形式」です。接続法はちょっとだけ複雑で、出来事の内容が現実にありうる場合と非現実の場合があります。今回は長くなるので割愛します。
ご回答有難うございます。
"only if"と"if only"を比較しながらご解説頂き非常に勉強になりました。
「接続法」について、掘り下げて勉強してみようと思います。
関連する質問をさせていただくことがあると思いますので、今後もご協力いただけると幸甚です。

No.2
- 回答日時:
1. yes
2. -
3. 明らかに仮定法
直接的にご質問に答えるものではありませんが
仮定法で過去形を使う理由は現在から見て距離のあるものを表すときに使います
過去は、もちろん現在から距離のある話です
仮定法は 現在はそうではないけれど仮の世界においての 距離のある遠い世界での話です
ネイティブスピーカーの間隔としては 現在とは異なる距離のあるものに対して 表現を過去形と名前を付けているだけなのです
そういう風にネイティブスピーカーから聞きました
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