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添付画像は、ベスパET2というマイナースクーターのキャブの写真で、ちなみにスパークプラグはこの写真の左下の方に存在します。


(質問1)
Aはエアクリーナーで浄化した空気を送り込むホース
Bはオートチョーク、
Cはガソリンを霧にしてシリンダーに送り込んでいるホース(マニホールドと名前??)
ということで合ってますか?

(質問2)
Dは何という名前部品で、何の役目でしょうか???


(質問3)
20年くらい前の古いバイクであることと、キャブの出し入れを何度かしたからか、黄色い矢印で指したDの締め付け金具のところが裂けていました。現在、応急措置として締め付け金具で裂けた部分を覆っています。エンジンの掛かりが異常に悪い原因にその裂傷は関係あるでしょうか?

(質問4)
裂傷が気持ち悪いので交換したいのですが、部品探しも難航しつつ、そもそも名前もわからないので代替品も探せずにいます。
部品がなければ、ゴム用セメダインでガチガチに固めて、ビニールテープでぐるぐる巻きですかね?


(質問5)
このバイクって当時としては珍しいインジェクションモデルときいたような気がしますが、普通にキャブだと思うのですが、合ってますか?

いろいろすみません、よろしくお願い致します!

「(ベスパET2)キャブに差し込まれている」の質問画像

A 回答 (1件)

(質問1)


合ってます。
(質問2)
パーツ的には「joint.P」となっているのでジョイントパイプの事だと思います。
他には見た事がない構造なのと私はベスパに詳しくないのでエンジンの外観写真とパーツリストからの仮説ですが、この車種は機械式インジェクションと表現されていますがインジェクターが燃料を吹き出し空気と混ぜてシリンダーに送る通常のインジェクションと異なり、キャブレターが作った混合気をシリンダーヘッドにある小さなピストンが負圧で吸い込み燃焼室に押し込んでいるようです。(意味わかりますか?4サイクルのカムとバルブの代わりにヘッドの中に吸気用の小さなクランクとピストンが付いてる感じです)Dのパイプは小さなピストンが戻る時に押された混合気をキャブレターに戻すブローバイホース的な物だと思います。
(質問3)
仮説が正しいとして戻った混合気をもう1度使うのならパイプが裂けた事で混合気が薄くなる可能性はあると思います。ただ、ほとんどはキャブで新規に作った混合気を吸っていると思うので戻った分がどれほどのパーセンテージを占めるのか、小さな割れで始動性が悪くなるほど二次エアーを吸うかはわかりません。
(質問4)
品番は「480132」でした。近くにベスパの部品を扱っている店があれば注文できるかもしれません。また「480132 PIAGGIO」で検索すると海外からの通販がいくつかヒットします。
もし直径が合うガソリンホースがあればそれでいいですし個人的には補修でも問題ないと思います。
(質問5)
合ってます。不思議な形ですが写真の物はキャブレターです。そもそも「ET2 iniezione」という車名ですがパーツリストにインジェクターは見当たりませんでした。上記のように小さなピストンが混合気を燃焼室に押し込む(射出する)から「機械式インジェクション」と呼ぶんだと思います。
2サイクルは混合気にオイルを混ぜる必要があるためインジェクション化が難しいとされてきました。吹き抜けないようになんとかオイルを混ぜた混合気をタイミングよくシリンダーに送る方法を考えた結果生まれたエンジンだと思いますが信頼性が低かったのか途中で普通のキャブで普通の燃料供給に戻ったようですね。排ガス規制が生んだ面白エンジンだと思います。

今回の回答はネット上にも全く情報が無く実車を見た事もないため私がパーツリストを見て「こうだろう」と思った想像で書いています。大きく間違ってはいないと思うのですが誤解している部分があるかもしれないので近くに専門店があれば構造を聞いてみられたらいいですよ。
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この回答へのお礼

freedevilさん、一番回答いただきたいと願っていた方からの論理的な回答大変うれしく思います。いつも本当にありがとうございます。

そしていろいろ確認が遅れたため御礼が遅くなりすみません。

また、パーツリストまで当たって品番まで調べていただきありがとうございました。

「480132 PIAGGIO」は仰せの通り海外通販しか見当たらないため、本日都内のベスパショップへいきました。端末で部品調べてもらったら、「480132(joint.P)」と部品で無くはなかったようなのですが、

そもそも本車種は(freedevilさんがご推察されている通り)特殊な構造が仇となった失敗作で(排ガス規制が生んだ面白エンジンともいえるのかもしれませんが・・・)、当時の日本での販売期間も極めて短く、今や整備パーツ流通もままならず、480132を発注しても取り寄せにどれくらい時間がかかるかもわからない、ということでした。というわけで、とりあえず480132の裂傷は塩ビ用セメダインでガチガチで応急措置しておきました。

実は最近またエンジンがかからなくなってしまい(火花OK・カブリ無し、今日もキャブばらしましたがどうやらフロートにガソリン来て無さそう)、もし「480132(joint.P)」がすんなり手に入ったら、キャブ全体(新品)も1万くらいで入手できそうなので交換してみようかと思いましたが、上記ショップからも、本車種の経緯から、継続所有は勧められないということで、そろそろ限界かなと心も折れかけているところです(元々知人から譲ってもらったものなので大事にしておりましたが)。。。

でもいただいた回答は、何回も読み直して非常に勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/11 16:47

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